NY (20101209)

◆ダウ平均：11370.06 -2.42 -0.02 ％
◆NASDAQ：2616.67 +7.51 +0.29 ％
◆S&P500：1233 +4.72 +0.38 ％

「米株式相場はまちまち。8日に続きマクドナルドが相場の重しとなったほか、デュポンの2011年業績見通しが売りを誘った。ダウ平均は前日比2.42ドル安の11370.06ドルで終了した。一方、S&P500とNASDAQは終値ベースで年初来高値を更新した。
　新規失業保険申請件数の結果が予想より強かったことを好感し、ダウ平均は買いが先行した。一時40.87ドル高の11413.35ドルまで上昇。ただ、8日に11月既存店売上高を発表したマクドナルドが引き続き売られたほか、デュポンが発表した11年業績見通しも市場の失望を誘い、売り優勢に。大引けまで軟調な推移が続いた。
　個別ではバンク・オブ・アメリカが目標株価を引き上げたフォードは堅調。一方、資産売却による費用計上で第4四半期の業績が赤字となる可能性を示したステート・ストリートは軟調に推移した。」