昨夜からグッと冷え込みが強くなってきた。もう11月も半ばだもんね。
私はと言えば…相変わらずの毎日。景気が良くなると介護業界は人手不足になるというがまーさーにーそれ。
さすがに猫の手は借りれないので、介護にナースの手を貸す始末。いや…ナースもギリギリなんだけど、
そこはもう致し方ないというか…。
求人は出してるみたいだけどね、ホントに集まらないし、簡単に辞めていく。
そんな先の見えない日々の中、深夜PCを開いたまま椅子に座ってうたた寝してしまったワタシ。
左腕がストンと落ちる感覚で目が覚めた。時計を見ると20分ほど経っていた。あ…寝ちゃったんだ…と
思った次の瞬間、左手の異常に青ざめたわけよ。
手首から先がダラーン、下垂したまま動かない。親指と人差し指はほとんど動かず運動麻痺。
そして部分的な感覚麻痺もある…。どうした…どうしたワタシ…???
突然の出来事に結構狼狽しながら、でも必死に考えた。出血か梗塞を起こしたか?
いやいやいや…少なからず意識は明瞭(自分で思ってるだけかもしれんがw)肩も上がるし
下肢や左顔面の麻痺もない。
感覚麻痺は親指と人差し指周辺だけの限局性でその他の感覚はまず正常のように思えるし。
それでもんどん上がる心拍数。
冷静に分析しようとするワタシと病気だったらどうしようと焦りまくるワタシのせめぎあい。
ひねり出した結論は…これはどうやら脳血管系の問題ではなさそう。…てことはだな…アレか。
やっちまったか。。。
それは…
橈骨神経麻痺(Saturday night palsy:土曜夜のマヒ)は、とても艶っぽい名前がついています。
その名のとおり、恋人を腕枕して眠ると神経麻痺を起こしてしまうものです。この神経の麻痺では手の甲が
シビレます。しかし、多くの場合感覚の障害より、筋肉の麻痺が主体となります。筋肉は、前腕の手の甲側で
指を伸ばしたり、手首を反らしたりする筋肉の麻痺が起こります。手首を反らす筋肉がうまく働かないため、
指を曲げる筋肉は麻痺していないのに、ものをうまく握ることができなくなります。
wikiによれば
橈骨神経麻痺は、ハネムーン症候群(honeymooner's palsy)、サタデーナイト症候群(Saturday
night palsy)とも呼ばれる。
原因としては上腕骨外果骨折、うたたね、注射などがある。
症状は下垂手(英語版)(垂れ手)。回外運動不能、手関節・手指伸展不能、手根・指屈曲位などの
運動麻痺。上腕前腕の背面、手背橈側半の皮膚の知覚異常。
なんだか色っぽいシチュエーションてんこ盛りの症状なんだが、ワタシの場合そんな話でもなく(笑)
どうやらうたた寝したとき、椅子の背もたれかひじ掛けで神経を圧迫しちゃったらしい。
で、こんな有様。
一晩経っても症状は殆ど改善されないまま。でも人手不足の日曜日。急外に駆け込むわけにもいかず。
しっかし何が困ったって…坐薬が持てない、入れられない。で、たまたま一緒に勤務だった施設長兼
看護部長を使い倒すワタシw
おまけに間の悪いことに、夜になって利用者のひとりが突然の高熱とその後に血圧が急激低下。
点滴開始の指示が出たけど、手首は相変わらずグラグラで輸液の準備もままならず。
てか、ちょっとーどうやってラインいれるのさ!入れられるのかー???の緊急事態。
それでもナースはワタシしか居ないわけで。
ビビる介護スタッフに力を借りながらほぼ片手でラインを取るという…ね、荒業(笑)
翌日、ようやく整形外科に受診して、予想通りの診断をもらったわけ。
10分15分のうたた寝でも起こりえるので気をつけてと言われ、装具とビタミン剤で経過を見る事2週間。
親指にわずかに感覚麻痺が残るものの、日常生活や仕事に支障をきたすことはないレベルまで改善。
ここまで良くなれば、あとは時間の経過とともに元通りに治るとお墨付きをもらって(´▽`) ホッ
どーせなら、猫に腕枕して発症したかったわ!と笑えるようになった次第。
皆さまもどーかどーかお気を付けください。←おまいといっしょにすな!と言われそ。。。
ワタシの左手がなんとか良くなってきた頃、保護部屋ではニッキさんに異変が。
食欲が落ち、鼻水とくしゃみ。一見猫風邪。でも昨年の膵炎の初発症状もこんな感じだった。
…が、今回2日経っても嘔吐はなく、手持ちの抗生剤にも反応悪し。
なんかやだな…私のこういう勘は意外に当たるのだ。とりあえずニッキさんをキャリーにつっこんで受診。
脱水と貧血。
血算データでHt26.3%だが、脱水であることを考慮すればおそらく20%を切っているだろうということ。
白血球が23800↑とかなりの上昇が認められること。
これまでの経過で消化器症状が出ていないのならば、膵炎の再発とは考えにくいこと。
データ上ではCre1.3 BUN29と異常はないが、エコーでは片腎の萎縮が認められること。
そしてなによりもニッキさんはFIVキャリアであるということ。
猫風邪の感染が引き金になったのか、それとも免疫力の低下が猫風邪を呼び込んだのかどちらとも
分からないが、状況からみて造血機能の低下などFIVの関連症状が出始めているのではないか…との
診断だった。
いずれにせよ現状は、抗生剤と点眼で猫風邪感染の諸症状をコントロールし、食欲回復を期待する
しかない。多めの輸液を入れ抗生剤をもらって帰宅。
そして明日で1週間。ニッキさん、だいぶ食欲も戻ってなんとか復活の兆し(喜)
もちろん、貧血はそのまま(ひそかに進行中かも)だけれど、ね。
逃げ切れるかなーと期待してたけど、FIVの本気の追い上げが始まったらそれは難しいことだろう。
どちらにしてもワタシのできることなど決まっている。日々を楽しくおいしく心地よく。それだけだ。
大好きなもじゃと過ごしたこの部屋で、いつも通りに過ごしていこうね。
2Fの子たちにはホカペとエアコンとファンヒーター三昧でぬくぬくの季節が到来。
保護当時、ファンヒーターの音が怖くて仕方なかった子たちだとは思えない(笑)
日々波はあるけれど、穏やかな日々と陽ざしの中で過ごしているぶっちゃん。
朝、背中に水を背負うことが、たったひとつの約束。
「蜻蛉のごと点滴の針を愛し」
↑猫友さんラインに添えられていた一句。まさにその身で命を繋ぐ蜻蛉。
ぶっちゃん、今年もお庭に秋が来たよ
私はと言えば…相変わらずの毎日。景気が良くなると介護業界は人手不足になるというがまーさーにーそれ。
さすがに猫の手は借りれないので、介護にナースの手を貸す始末。いや…ナースもギリギリなんだけど、
そこはもう致し方ないというか…。
求人は出してるみたいだけどね、ホントに集まらないし、簡単に辞めていく。
そんな先の見えない日々の中、深夜PCを開いたまま椅子に座ってうたた寝してしまったワタシ。
左腕がストンと落ちる感覚で目が覚めた。時計を見ると20分ほど経っていた。あ…寝ちゃったんだ…と
思った次の瞬間、左手の異常に青ざめたわけよ。
手首から先がダラーン、下垂したまま動かない。親指と人差し指はほとんど動かず運動麻痺。
そして部分的な感覚麻痺もある…。どうした…どうしたワタシ…???
突然の出来事に結構狼狽しながら、でも必死に考えた。出血か梗塞を起こしたか?
いやいやいや…少なからず意識は明瞭(自分で思ってるだけかもしれんがw)肩も上がるし
下肢や左顔面の麻痺もない。
感覚麻痺は親指と人差し指周辺だけの限局性でその他の感覚はまず正常のように思えるし。
それでもんどん上がる心拍数。
冷静に分析しようとするワタシと病気だったらどうしようと焦りまくるワタシのせめぎあい。
ひねり出した結論は…これはどうやら脳血管系の問題ではなさそう。…てことはだな…アレか。
やっちまったか。。。
それは…
橈骨神経麻痺(Saturday night palsy:土曜夜のマヒ)は、とても艶っぽい名前がついています。
その名のとおり、恋人を腕枕して眠ると神経麻痺を起こしてしまうものです。この神経の麻痺では手の甲が
シビレます。しかし、多くの場合感覚の障害より、筋肉の麻痺が主体となります。筋肉は、前腕の手の甲側で
指を伸ばしたり、手首を反らしたりする筋肉の麻痺が起こります。手首を反らす筋肉がうまく働かないため、
指を曲げる筋肉は麻痺していないのに、ものをうまく握ることができなくなります。
wikiによれば
橈骨神経麻痺は、ハネムーン症候群(honeymooner's palsy)、サタデーナイト症候群(Saturday
night palsy)とも呼ばれる。
原因としては上腕骨外果骨折、うたたね、注射などがある。
症状は下垂手(英語版)(垂れ手)。回外運動不能、手関節・手指伸展不能、手根・指屈曲位などの
運動麻痺。上腕前腕の背面、手背橈側半の皮膚の知覚異常。
なんだか色っぽいシチュエーションてんこ盛りの症状なんだが、ワタシの場合そんな話でもなく(笑)
どうやらうたた寝したとき、椅子の背もたれかひじ掛けで神経を圧迫しちゃったらしい。
で、こんな有様。
一晩経っても症状は殆ど改善されないまま。でも人手不足の日曜日。急外に駆け込むわけにもいかず。
しっかし何が困ったって…坐薬が持てない、入れられない。で、たまたま一緒に勤務だった施設長兼
看護部長を使い倒すワタシw
おまけに間の悪いことに、夜になって利用者のひとりが突然の高熱とその後に血圧が急激低下。
点滴開始の指示が出たけど、手首は相変わらずグラグラで輸液の準備もままならず。
てか、ちょっとーどうやってラインいれるのさ!入れられるのかー???の緊急事態。
それでもナースはワタシしか居ないわけで。
ビビる介護スタッフに力を借りながらほぼ片手でラインを取るという…ね、荒業(笑)
翌日、ようやく整形外科に受診して、予想通りの診断をもらったわけ。
10分15分のうたた寝でも起こりえるので気をつけてと言われ、装具とビタミン剤で経過を見る事2週間。
親指にわずかに感覚麻痺が残るものの、日常生活や仕事に支障をきたすことはないレベルまで改善。
ここまで良くなれば、あとは時間の経過とともに元通りに治るとお墨付きをもらって(´▽`) ホッ
どーせなら、猫に腕枕して発症したかったわ!と笑えるようになった次第。
皆さまもどーかどーかお気を付けください。←おまいといっしょにすな!と言われそ。。。
ワタシの左手がなんとか良くなってきた頃、保護部屋ではニッキさんに異変が。
食欲が落ち、鼻水とくしゃみ。一見猫風邪。でも昨年の膵炎の初発症状もこんな感じだった。
…が、今回2日経っても嘔吐はなく、手持ちの抗生剤にも反応悪し。
なんかやだな…私のこういう勘は意外に当たるのだ。とりあえずニッキさんをキャリーにつっこんで受診。
脱水と貧血。
血算データでHt26.3%だが、脱水であることを考慮すればおそらく20%を切っているだろうということ。
白血球が23800↑とかなりの上昇が認められること。
これまでの経過で消化器症状が出ていないのならば、膵炎の再発とは考えにくいこと。
データ上ではCre1.3 BUN29と異常はないが、エコーでは片腎の萎縮が認められること。
そしてなによりもニッキさんはFIVキャリアであるということ。
猫風邪の感染が引き金になったのか、それとも免疫力の低下が猫風邪を呼び込んだのかどちらとも
分からないが、状況からみて造血機能の低下などFIVの関連症状が出始めているのではないか…との
診断だった。
いずれにせよ現状は、抗生剤と点眼で猫風邪感染の諸症状をコントロールし、食欲回復を期待する
しかない。多めの輸液を入れ抗生剤をもらって帰宅。
そして明日で1週間。ニッキさん、だいぶ食欲も戻ってなんとか復活の兆し(喜)
もちろん、貧血はそのまま(ひそかに進行中かも)だけれど、ね。
逃げ切れるかなーと期待してたけど、FIVの本気の追い上げが始まったらそれは難しいことだろう。
どちらにしてもワタシのできることなど決まっている。日々を楽しくおいしく心地よく。それだけだ。
大好きなもじゃと過ごしたこの部屋で、いつも通りに過ごしていこうね。
2Fの子たちにはホカペとエアコンとファンヒーター三昧でぬくぬくの季節が到来。
保護当時、ファンヒーターの音が怖くて仕方なかった子たちだとは思えない(笑)
日々波はあるけれど、穏やかな日々と陽ざしの中で過ごしているぶっちゃん。
朝、背中に水を背負うことが、たったひとつの約束。
「蜻蛉のごと点滴の針を愛し」
↑猫友さんラインに添えられていた一句。まさにその身で命を繋ぐ蜻蛉。
ぶっちゃん、今年もお庭に秋が来たよ
そうなのよ、ちょー簡単に起こる神経障害なので本当に気をつけた方がいいですよ。
思い返せば私もうたた寝をしたときにちょっと腕がしびれるなぁという経験をしていて…
まぁ、それがまさかこんなに酷くなるとは思わなかったけれどね。
そろそろ3W経ちますがまだ神経修復を促すビタミン剤は飲んでいるし、しびれも取れてません。
コンビニでコーヒー買って車のドリンクホルダーに置くでしょ、で、信号待ちの間に飲もうと思っても
持てないのw
なんとか持てても手首が返らないから口元までカップを持っていけない。
力が全く入らないからプルプルしちゃうし…。
返す返すもオペ対象にならなくてよかったと思います。
ニッキはシーバを喜んで食べるようになりました。抗生剤と点眼の度に羽交い絞めにされて
ちーん…ってなってましたけど復活しました。
ぶちもできない事が多くなってきてますけど、猫はそれを悲観することなく、それなりに暮らすことに
長けていると感じてます。
たくさんのヒトに支えてもらって、幸せな子だなぁて思います。
看護学生時代の講義の中で、割と印象に残っていた疾患で「あー…こんな感じになるわけね…」と。
でも、カラダの一部がマヒする体験って…ホントに恐ろしかった。
それなりのエビデンスを基に考えつくいくつかの疾患を消していったわけだけど
それが正しいとは限らないし、正しくなければ朝には取り返しのつかないことに
なってるわけでね…。
ホントにドキドキしましたわ。再度やっちゃわないように十分気をつけます!
ニッキさんはそれなりに回復。
ぶっちゃんは後肢がダメね、ぐらぐらで歩けなくなってきてる。
でも一歩に負けないくらいお刺身も食べるしね、充分。これ以上は望まないわ。
そちらもやいやいの様子で一喜一憂だね。
ちゃんと看取るという飼い主最大の使命を全うすべく頑張りましょう。
その後体調いかが?織りなど楽しまれているようでまずは安心してますが。
しっかし笑っちゃうでしょ。実際に発症したのもサタデーナイトだし(爆)
寒くなってきたからね、再発も含めて、うたた寝にはホント気をつけるわw
椅子の上でうたた寝…よくしちゃうのですが(汗)
そして、ジーンと痺れる手…まさに気をつけなきゃいけない状況なんですね。
むしろ、しろりんさんと同じ状況にならなかったのが不思議なくらいなのかもしれない…気を付けます(汗)
そして、ニッキさん…
FIVキャリアだったのですね。FIVにはまだ目覚めないでほしい…とにもかくにも、ニッキさんが穏やかに過ごせる事を願うばかりです。
ぶちちゃん、可愛いトンボですね。
朝の補液の時間は甘えんぼタイムでしょうか?この後ろ姿、一緒にいる時間を楽しんでいるようにも見えました★
季節ごとに色を変えて飛んでるのかな~今はアキアカネといった所でしょうか♪
寒くなってきたので、ホカペetcでヌクヌク過ごしてね~。
気が付けばもうすぐ12月(汗)
しろりんさんも、体調を崩しませんように~!
圧をかけると、こわばっちまう自分も、どーしようもないが、、、
お大事にね。
もうお互いに歳なのか_| ̄|○
ぶっちゃんが持っていると思っているけど、
ニッキさんが再び具合が悪いのか、
膵炎は逃れたのに。号泣。
いやもう、言葉が、ボキャ貧で、何も思いつかん、
生きろー、飼い主、
猫をお世話するために、この世に使わされたのだ。
きっとそう。
いや、よかったよ、サタデーナイトフィバーで(爆
寒い季節がやってきたね。
もう今年も終わっちゃうよ~。