5時だよ、ゴハンだにゃん

(元)外ねこさんに支えられる日々と、
野良猫さん一家TNRの記録

かいせんくん ope済みました…が?

2017年11月22日 | TNR
1週間前の風呂上がり。
「認知症の入居者さんが徘徊しててどーにもなりません。たーすーけーてー…」のオンコールで施設に舞い戻り、
寝かしつけるのに2時間かかって風邪ひいた私です…。歳だよねー薬飲んでも治る気がしないorz
そろそろインフルエンザの季節です。みなさん、ちゃんと予防接種してますかー?

気温が下がる日が多くなってきたせいかな、見知らぬ猫が庭へ姿を現すようになってきた。
毎年そうやって数匹の子が現れてはいつしかどこかへ流れていく。
トラちゃんやかいせんくんのように強いオスが居るせいなのか、定着する子はほとんどいないが、キッチンしろりんでの
ゴハンにはもれなく特別サービスつき。可能な限りトラップしてオペに運ぶ。

今年は若いキジトラが流入。…が、意外にもミミ・ちょびこ どちらにもめちゃめちゃ嫌われる始末。
どうやら若ければ若いほど良いわけでは…ないのね(笑)ちょびこは威嚇しまくり、ミミに至っては逃げまくりww
強面で傷だらけのかいせんくんは、取り合いでモテモテなのに…渋い系好み?おっさんにはなにか特別なフェロモンが???

とにかくVETにメールを入れ、トラップ開始。がー…意外に苦戦。食欲>警戒心 の食べ物が見つからない。考えつく限り試すが
どれも今一つ。…ならばトラップケージに一工夫。100均で購入した小さな道具を使って仕切り直し。

朝、「ちょびこもミミもかいせんもみんな食べたよ」とダンナから聞いていたので、じゃあ来るのはターゲットのキジトラだな…と
歯医者に出かける前に庭へトラップケージセット。
30分後戻ってきた私は目を疑った。つか、二度見した。そのうえで言った。「かいせんくん、なんでそんなとこ入ってんの?」

実はかいせんくん 我が家の庭に定着してそろそろ3年になるが未オペでして。もちろん3年間、機会を図ってトラップを
試みてきたもののスルー。完全鬼スルー。
体調も芳しくなかったし、あのかいせんだったし、ホントにトラップしたかったのに捕まらなかったのに…なぜ?今?

が、VETに送っておいたメールが↓ようやく!ようやく!役に立つわけだ。
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先日口頭でお願いさせていただいた不妊手術の件です。
現在2頭のTNRを予定しています。

1:白キジ♂(かいせんくん) オペ時に血算・生化学 コンボテスト 寄生虫駆除 
                 及び可能であれば3種ワクチンの接種をお願いします。

2:キジトラ性別確認未 たぶん♂  まだそこそこ若そうです。 3種ワクチンと寄生虫駆除を
                       お願いします。


土日を避けてトラップをかけます。確保できた時点で、ご連絡させていただきます。
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私のかかりつけVETは、外の子の不妊オペに関して(週末以外の条件で)予約不要で受け入れてくれる。
どんなに暴れている子でも、外部寄生虫だらけのボロボロの子でも。

週1の店の定休日、必死で藪っ子をトラップ&オペに毎週運んていたころから、ずっとそうやって私を支えてくれている。
そのころ毎週木曜日は私のためにオペの枠をひとつ空けてくれていた…とかなり後になって知った。
実際にトラップケージを前にネコと対峙しているのは私ひとり。でも、いろんな形で場所でたくさんのヒトが
支えてくれていて、私はこうしてTNRを続けていける。あらためて感謝。

歴戦の勇者らしく?一声も上げずかいせんくんはびよいんへ搬送、その日のうちにオペの運びとなった。
メールで依頼してあった件について、検査結果が出次第、一報をもらえるよう追加してお願いした。
2時間後VETからTEL 「僅かに貧血が見られるが、目立って問題になる血液データは血算・生化学ともになし。ただし
コンボテストではFIV(+) 潜在的な腎機能低下を考慮して、輸液を多めに使ってオペします」 と。
相当数のケンカを立ち回っただろうにFelv(-)は意外…だが、いい報せ。Wキャリアでないのは、本当にラッキーだ。

翌夕 仕事帰りにアセアセお迎えに出向いた。通常ならスタッフさんから猫を受け取り終了なのだが、VETから話があるという。
オペ中なのかオペ後なのか…ワクチンも打たなかったということはやはりオペ中かな?なにか問題があったのだと察した。
スタッフさんとの立ち話では、かいせんくんは朝ゴハンのウェットを食べ、足りなくておかわり。お昼にドライを出してもらい
完食。しっこもちゃんとしたそうで「しゃー」は言うが暴れるでもなく…たいした子だと(笑)

VETに呼ばれて診察室へ。オペ前データでは大きな異常はなかったが、
・麻酔導入時に自発呼吸が消失し、処置を施しても回復までに時間がかかったこと
・術後、麻酔からのリバースが悪く、全体にぼんやりしていること
・FIVキャリアであることが不顕性に影響している可能性がある     …旨を説明された。
そして最後に「しろりんさん。この子このままリリースだよね?リリースするつもりだよね?」と。

「外での暮らしは体調的に難しい・危険だということですね。そのリスクを考慮したくて先にデータを教えてもらいました。
保護の支度はしてきました。」と返すと、なんともホッとした表情をみせた。


耳カットを施して、テリトリーの庭へ戻ってきたかいせんくん
      

      

けど、庭をスルーして離れの保護部屋へ。

      

まさかの…でもちょっと予想もしてたこんな狭い場所から、猫生のリスタート
ウォルが逝ってしまってまだわちゃわちゃの保護部屋。どうするのがbetterなのか未だ見当もつかないけど。

      

「ま、それなりに楽しいよ」っていつか思ってくれるといいな。もっともっと生きて欲しいよ。

そんなわけでカテゴリーはTNRなんだけど、ホントはTNN-Rの話。
ちなみにてんこ盛りのゴハンを食べ、鉱物砂トイレ→木質ペレットのシステムトイレも華麗に使いこなしてますわ。
かいせんくん 進化の様子は…気長に続きを待て!(笑)

牛ねこ「うっすぃ~」オペ済みました…そして…

2014年11月06日 | TNR
最近仕事で手放せないもの…それがコイツ↓
          
数種類の薬が1包化されてる薬袋から、特定の1種類を抜くという作業が投下されることがままある。
外包装が無いわけなんで、タブに刻印されたマークとか数字とか見ながら…ね、目的の薬を探すわけよ。
ある程度の年代になった人にはわかってもらえると思うが…見えんのよ!!そのマークも数字も!!!
日中の自然光の下でなら若干見えやすいけど、日暮れあとの室内、蛍光灯の下じゃね、ほんっとに!(怒)
偶然にも同じ年齢の同僚とふたり、「見えないねー」「困ったねー」っていつもこそこそ(爆)
そしたら彼女がある日「これ買ったからもうアタシは大丈夫!」って言うのさ。その日夜勤だったオイラは
さっそくお願いして一晩貸してもらったわけ。もうね、サイコーよ。見えるってすばらしい♡大活躍よ。
で、夜勤明けですぐにポチった(爆) もう手放せない。今年最高の買い物。←書いててちょっと淋しいw

夏前から我家の庭はやけに♂ぬこパラダイスと化している。
どうやら蓮くんとミミちゃんの「おあがんなちゃい」による集客(猫)効果らしい。
なんだか小忙しくてなかなか以前のようにはいかないが、そう言ってもいられず重い腰をあげることに。

最初はぶっ飛んで逃げまわってたうしねこ。でも実はかなり懐こい子。頭の大きさに比べてカラダが
小さくお腹がポッコリ。元々は大きい猫なのか?ふくらんで見える顔…頬から頸部にかけてがちょっと
気になってもいたので、とりあえずゲト。
小さな子だと思っていたけどBW4.3㎏。5~6歳程度。見た目の印象より重量があり&若いらしい(笑)
気になってた頸部と腹部は…丁寧に触診してもらったが固く触れるものも無く、脂肪だろうとの所見。
…ということでいつも通りにオペを依頼。

が、途中気になってちょっと連絡を入れたら、VETもちょうど連絡するところだったよーと、あら偶然。
私がなんだか気にしていたし、少し血液凝固に問題が有りそうなので…と検査をしてくれたそう。
そしたら体重のわりに貧血しており、血小板も数はあるが幼若なものが多かったとのことで一報を
入れてくれるところだった。なので追加でコンボテストをオーダーしてみた。

トラブルなくオペ終了。夕方お迎えに出向いた私を待っていたのは、スタッフに抱きかかえられて
愛想を振りまくうしねこの姿だった(爆)
「かわいくて~もうね、人気者でしたよぉ!」「この子はイイ子ですよ~」云々…
たくさんの子をopeに運んできたが、抱っこされて帰ってきた子はみみなしたまちゃん以来じゃね?
でもたまちゃんはかわいいって言ってもらえてなかったしな(苦笑)

んで、気になっていた…というか、9割がた覚悟してたコンボテストの結果は、Felv(-) FIV(-)(喜)
PCVも30%ちょい…というところ。3種ワクチン接種。耳カット(右)。創出血なし。
帰宅してケージへ。
           

お気に入りのクッション持ち込み(笑)
           
若干麻酔からのリバースが悪いのか、後肢のふらつきがあるがまずまず元気。
私の姿が見えると啼きだすが、見えなくなるとピタッと啼き止み、華麗に湯たんぽを使いこなす。一晩様子見。

翌朝。トイレには大量のしっことすんばらしいうんP。ケージ内もきれいなまま。
本人はいたってゴキゲンで「メシくれーメシくれー」術後だし…という私のココロ遣いをガン無視し
差し入れたごちそうウェットには目もくれず、我家定番のドライをガツガツ。途中で思い出したように
「ヨシヨシしてくだせえ」と私にスリスリ(爆)本来のキャラ復活かっ!ひぃぃぃぃ…
      
      検査上問題ないし、この調子でゴハンを食べれば貧血も改善するだろうしね…。

                     
                     
                     
                     
      
      でも、また藪っこのデリバリへ行く私を追いかけて県道を渡るんだよね、この子。
      けど…リリースするつもりで耳カット入れたんだよ。
      元気なうちは外で頑張ってもらわないとね。自分で自分の首絞めてどーする?
      わかってるんだ。でもでもでも…






      

      牛ねこ「うっすぃ~」オペ済みました…そして…まだ保護部屋に居ます(爆)

  室内養殖してデータ改善、もうちっと見栄えが良くなったら(笑)新しい家族さがしをはじめてみるつもり。


ギニーくん オペ済みました。

2014年04月12日 | TNR
なんかあっという間に桜散ってるんですけどww
いやいやいや~イカンなぁ。日本人なら桜愛でとかんと(爆)
相変わらずバッタバタしとりますが、寄る年波に記憶が思いっきりさらわれそうなので
ちょっと覚書きというか(笑)

庭へ流入してきた銀トラ、基本食べられればOKらしくおとなしい。
でもお庭番トラちゃんはさすがにイラッときてるらしく(笑)
3月末にめでたく?トラップ→オペへ。

2~3歳かなぁ?の♂ 耳カット(右) 外部寄生虫駆除

夕方帰宅し保護部屋1泊。すべりこませておいたウェットは朝までにきれいに食べてあり、追加したお皿も
ピカピカ。食欲OK、カット部の異常なし。
気温が上がり暖かくなった庭へリリース。
翌朝にはしっかり温水器脇の定位置に戻ってきていた。えらい、えらい。
以後も朝と夕コンスタントに食べに来ている。ウェット大魔王なんだよね(笑)ドライは、置き餌してくれてる
ところがきっとあるんだろうねぇ。あべのみくすで財布痛き折、安いウェットしか進呈できんが(爆)喜んで
貰えてよかったっす。車に気をつけて、余計なケンカもしないで、長生きするんだぞ。
コードネームはぎんちゃん似の子ってことで「ぎにー」よろしう。

さて部屋の子たちも相変わらず。
    
     



8か月程度になるであろう一歩のカラダが意外とまだまだ小さく見えるのは、ホントに小さな個体なのか
はたまた比較するものがデカすぎるのか、そのあたりがよくわからない。


蓮ちゃんope済みました。

2014年02月22日 | TNR
申告は無事終了したんですがっなんやかんやでバタバタしとりますw
なんかねーちょっと落ち着かないのよ(笑)
猫たちはぼちぼち。ぶちが受診を続けていて、まぁそれなりってところ。似た症状のトラはブヒブヒ軽減、
食欲も戻って小康状態。あー春が待ち遠しいですなぁ。

…しかーし春は春でも…なんだか昨年末に一歩を保護した頃から怪しげな影がちらほらでして。
しっかり定着している子たちが居るので、なかなかそこに入り込む隙はないみたいなのだけど、残り物を
当てにした子たちがこっそりこっそり姿を見せるようになっている。
ここ数年はシーズンで流れてきたんだろうなぁという♂成猫が殆どだったのだが、今回はそうじゃない。
ちらちら見かける姿がどーみても幼い子や若い子が多いんだよね(汗)いったいどこで増えてんだ?????
飼い猫が遺棄されたというほどヒト馴れしてるわけじゃない。けど、ヒトからゴハンを貰えることを
明らかに期待してる子たち。
周辺の自治会のいくつかでは、野良っこたちに対する視線が厳しい場所も在る。ま、そういう自治会って
そもそも放置空き家が点在したりして、繁殖しやすい環境にもあるんだけどさ。たぶんそういうところから
追われてきたんだろうなぁ…。
ってことで、今年も始まりました。とりあえずぼくちゃんと入れ替わりにやってくるようになった若い♂から。
年末に現れ始めた頃にはまだまだお子ちゃまな感じだったのだが、しっかり食べられるようになったらぐんぐん
育つ育つ(笑)

しかし各地を襲った想定外大雪こそなかった静岡だけど、やっぱり寒さがきつくて(涙)
おまけにトラップ板を踏まないで上手に食い逃げする子で(号泣) 実は少々手こずったwww

ニックネーム 蓮(れん) ♂ 1歳位ってとこかな。




耳カット(右) 3種ワクチン接種 マダニ寄生あり外部寄生虫駆除
オペ中トラブルなし。病院1泊にて翌日お迎え。

お迎え時には出されたゴハンを食べていないとのことだったけど、帰宅後、しばらく休ませている間に
忍ばせておいたごちそうウェットはきれいに完食(笑)
トラップ場所は県道脇だったので、危険回避のため今回は庭へリリース。
扉を開けると、それほど慌てる風でもなくそれなりに走って庭を横切って行ったが…陽が傾きかけた頃
ダンナが「蓮ちゃんが冷蔵庫の上(ぼくちゃんの定位置)にいるんだけど…」と。
リリース後県道を渡った様子ではないなと思っていたが、どうやら庭周辺に潜んでいた模様(笑)陽射しが
あって比較的暖かな午後だったもんね。となりの梅畑も茶畑もポカポカだったんじゃないかな。
ご褒美の銀スプ缶やモンプチ缶などをお出しすると、いそいそやってきてガツガツ。お代わりまで(笑)

TNRを始めて数年。リリースした子が戻ってこなかった事は一度もない。だから大丈夫!って思っていても
でも、やっぱり心配なんだよね、姿を確認できるまでは。しかも怯える様子もなく、食欲旺盛となれば
最大級のホッ!

以後も連日…というか以前よりも頻回に、しかもちょっとずつフレンドリーな雰囲気で姿を見せている蓮ちゃん。
事故には十分気をつけるんだよ。がんばれ。


さて、大方のみなさんの予想を裏切ることなく(爆)一歩、まだ!我家に居まっせ~。
        
1月末に2回目のワクチン、2月半ばに元服も済ませまして…ね、カラダの成長とともにウザさも倍増。
        
当初は一歩が近づくとヒーンヒーンって変な声をあげて逃げ惑ってたゴローちゃんが、最近ではすっかり
一歩の遊び相手になってくれてましてね(笑)もちろんぽぽのすけも相手をしてくれてるんですが、なにしろ
カラダのわりにスタミナが無いので(爆)気づくとリビングで寝ている…で、その間ゴローちゃんがいい遊び相手。
ぽぽのすけ以上に激しい猫プロレスを繰り広げ、先日はキャットトンネルの中でバトルが行われており、廊下を
トンネルがガサガサガサ音を立てながら自走してたww

生意気にリビング壁の爪とぎ使用ちう。

2階リビング~寝室に至るまですべてのキャットステップ制覇。

こんなことをしていても転がるように降りてくるから危ない危ない。

BW3.35㎏ なかなかのフードファイター。兄ちゃんたちのゴハンを横取りするのが日課。

オトナ猫たちはすでにあきらめモードなのか…?
気づくと一歩がぽぽのすけ・ゴローちゃん・ぶちのベッドに入り込んでいる。
なんだかなーいいのかそれで?…イカンやろ?(笑)

疥癬の白キジ オペ済みました。

2013年09月21日 | TNR
朝晩はめっきり涼しくなりましたなー。気温の低下とともに布団を所望する猫が増え、自分の布団なのに、
寝るどころか猫で足の踏み場が無い…。むりやり体をねじ込むと今度は重石になる猫出現…。
一日のうちで朝が一番疲れてる…なのに、そんな猫の居る生活をやめられない自分がどんだけMなのか?と思ふ
今日この頃でございますw

さて、かゆかゆ疥癬の白キジ♂ 投薬でかゆかゆは治まったが身柄確保には苦戦。
朝晩きっちりやってくるんだからお腹が空いていないわけじゃない。でも飛びつくものがない。
外暮らしをしてはいるが、ある意味、食に困っている子ではないので嗜好の優先度が高いんだよね…。
効果絶大天然マタタビを送っていただいていたのだが残念ながらイマイチ反応悪し。いや…でもたしかに
効果はあった(笑)ななが寄ってきちゃって大興奮ww
大好きだというシーバも投下したが力足らず…。
いろいろ試したが、やはり銀スプでいくしかなさそう。…が、それでも状況はパッとせず。
明らかに見切っている。態度が余裕しゃくしゃくなんだよぉー。は?バカぢゃん(笑)みたいに
トラップケージの横で毛づくろいw
そして持久戦突入。財布はイタイがうまうまで油断させるしかないやろ?的な…で早1か月半。
仕事しながら何度も様子を覗きに行くことにもそろそろ疲れてきた金曜の朝、半分あきらめ気分で
覗きに行った私の足元に黒猫ななが「にゃにゃ~ん!」と駆け寄ってきた。
何事か?と思ったら白キジ確保されてた…。さしずめななちゃん、「あのね、あのね、おあがんなちゃい
しときました!」って報告しに来たのかー?(爆)
おっとりした子だと思ってたけど、久しぶりにケージの中から飛びかかられたわー。あぶねー。
おまけに痩せてたはずなのにすごい重量感。あらためて見ると、足でかっ!やっぱり白キジらしい
本来大きな個体の子なんだね。

不妊オペ(耳カット)・3種ワクチン・疥癬の状態チェック・外部寄生虫駆除をオーダー。
麻酔導入後、疥癬症状のあった皮膚の状態をチェックしたが、駆除不足による新たなトンネルなども
無くキレイになっているとのこと。耳の中も問題なし。
通常外部寄生虫駆除はフロントラインプラス使用のところ、今回はレボリューションをチョイスでダメ押し。
BW5.0㎏ オペ中トラブルなし。麻酔覚醒やや遅延のため、当日帰宅→病院泊に切り替え経過観察となったが
その後は順調に回復し問題なし。耳カット(右)




藪横の駐車場でまわりのにおいを確認。戻ってきたのがわかったかな?

トラップ時に暴れて顔に傷が出来ちゃったけど、そのほかには目立った噛み傷などなかったらしい。
猫友曰く、けっこうケンカもしてたらしいけど、今後は少しずつ引退の方向でお願いしたいっす。
事故には十分気をつけて、ななちゃんと仲良くするんだぞ。
あ、コードネームは「むた」さんってことでよろしう。

  ~追記~
リリース翌夕 藪横駐車場でゴハン待ちしているむたさん。
1日ちょいで戻ってきてくれたね。さすがだ~! 耳カット部も著変なし。


でも、ゴキゲンはかなりナナメっぽい(爆)

茶トラの「トラ」オペ済みました。

2013年06月28日 | TNR
梅雨だから仕方ないけど、スッキリしないお天気ですなぁ。
猫さまの下僕は日々の洗濯物が多い。しーかーもー天気の良し悪しなど一向に構わない
…いやむしろ天気の悪い日・出かける間際・寝る間際・洗ったばかり…なタイミングを
狙っているとさえ思えるが…とにかく下僕の都合などお構いなしに洗濯物は出続ける。
特にこの時期、厚手のものや大きなものはアタマが痛く、ついつい後回しになっていく。
が、げぼく今回はやりました。アイツから毛布を引きはがして洗ってやったわ。
ぽぽのすけのピンクの毛布。猫部屋じゃ「ネコマタギな毛布」と呼ばれてるww
小さめなシングルサイズの毛布なんだが、いつの頃からかぽぽのすけのフミフミ毛布に降格(笑)
ヤツはこれを咥えてずるずるふみふみリビング~寝室~廊下…と移動する。あちこちの埃やゴミを
集め、時には端っこがトイレにもうすぐインされそうになっているヨダレだらけの毛布である。
ものすごく熱中してふみふみずるずるしているのに、他に気を取られるとそれがどこであれ
ヤツは毛布をポイッとその場へ捨てていく。
そして自分の目の前にそれを置いて行かれた同居猫たちのめちゃくちゃ嫌そうな顔(爆)
猫は敷物が好きな生き物であり、それがふかふかの毛布であれば尚更。いつの間にか猫が
わらわらと集まってくるもの…が…このぽぽのすけ毛布に限っては誰も使わない、進行方向に有れば
避けて通るという…。

お気に入りの毛布をただいま萌え萌えのキャットキューブに引き摺りこみどや顔でご満悦ww
この画が視界に飛び込んできた瞬間、絶対に洗おうって思った。
だって毛布を咥えたままキャットキューブを通り抜け、今度は毛布と一緒にキャットキューブも
ズルズル…って想像が容易かったから。
そしてそれを現実に見ちゃった時の自分の脱力も想像できたから。
乾くまでにちょっと難儀しそうだけど、猫部屋も気分もすっきり。ぽぽすのけは抗議のまなざし。
でも見ない見ない。毛布は冬まで使用凍結。

おまけの一枚。
ケットはこうして放置される。→ 

さて意外に手こずっていたゲストさんの片割れ「茶トラのトラ」気分を変えて庭→藪横駐車場へ
トラップ設置場所を移動、今度は「なな」のおあがんなちゃいで身柄確保。
初めてこんな間近でお顔拝見。いやあ~歴戦の痕がすごいねぇww
びよいん受付にてベテランスタッフさんともう一度お顔拝見。横を向いたトラを見つつふたりで
「あ゛!」「穴開いてるじゃん!」左首筋に2か所噛み傷と思われる大穴ハケン…。
即日オペの運びになったのだが、ニックネームが悪かったかねぇ…久々の大暴れ猫だったらしい。
術前にちら見した首筋の咬み傷は、大きなものが2つ(見たやつね)と小さいのが1つで合計3つ。
が、どれも完全に自然排膿し終わっており、抗生剤皮下注以外特別な処置は不要。
腰の両側の被毛が薄く予想はしていたが、かなりの量の外部寄生虫だったようで駆除。
BW5.2㎏ 5~7歳位?いや…もっと上??判断が分かれたらしいが歯茎が痩せている歯や欠損歯も
結構あったらしい。とにかく全身傷だらけだったとのこと。

完全定着している子ではなく、テリトリー域も広そうなので今回は耳カット(右)&3種ワクチン接種。

術後1泊、気温が上がってきた雨の止み間を見計らってリリース。
さ、これでゲストさんから正式にTNRエリアの仲間入り。「トラ」頑張って食べにくるんだよ!
ケンカは程々にね。

覚書きとして追記 
        
2013・6・26 オペ
     6・27 午後リリース
     6・28 夕方 庭でゴハン。耳カット創部若干周辺に赤味が残っているが、新たな出血や
          感染の兆候等なし。


ぼくちゃん オペ済みました

2012年12月01日 | TNR
12月だよ12月…。
せーめーてー1回/月ぐらい書けよ!と思ってる…。いやぁ~11月って過ぎるの早いね~(苦笑)
畑でもすっかり冬野菜が大きくなり、このあたりのおばちゃんたちは漬物作りに忙しい。
私もねーそろそろ始動しなくちゃいけないのだけど、エンジンがかからない(爆)
でもなんとか朝市は続けていて、相変わらず売りに行ってるのか買いに行ってるのか、はたまた
貰いにいってるのか、よくわからないが。
1ヶ月ほど前、おばちゃんから「食べてみな」と渡されたかぼちゃ。ホントかどうか知らんが
「トランペットかぼちゃ」だとおばちゃんは言っていた。

外皮が緑→オレンジになったら甘くておいしいと言い含められていたので、しばらく台所の隅っこに
転がっていたが、幸いにも私の記憶に(奇跡的!に)存在が甦り無事調理されることになった。
カットするとこんな感じ↓

種は膨らんだ部分にしか入ってない。そして普通のかぼちゃより外皮もやわらかくて楽ちんだ。
鶏そぼろ煮にしたが、写真は取り忘れたwwだけど、たしかに甘くてとろとろ。
珍しい野菜を少しずつ楽しみながら作ってるおばちゃん。今後もいろいろ楽しませてもらえそう(笑)

2012年も終盤。でもまだまだジタバタ。結構頑張ってオペに運んだつもりだったんだけどなぁ…。
まぁいろいろあった…ってことで←いいのか?それで?ヲイ!ww
そうそう、友人が術後保護してくれたぽぽの兄妹猫「みーちゃん」
実はこの夏、友人宅2階の窓から逃走。TNRした母猫「風子」や姉妹猫「チャー子」と共に庭ネコへ
逆戻り。気ままな外暮らしをエンジョイ。
元々あまり懐いていなかったせいもあり、友人は半分諦め顔。…が、せっかく手に入れた部屋猫生活
こんなことで手放したらいかんでしょうよ!と励ましつつ過ごすこと4ヶ月。
先々週ようやく再保護。事もあろうに体重も増え(笑)検診も問題なし。
4ヶ月の外暮らしでバリ野良化しているように見えていたのだけど、いやいやいやーやっぱりね
外の暮らしは辛かったらしくてね。保護後は友人に「撫でて~」とスリスリ。距離を置いていた
同居猫とも猫ダンゴを形成(爆)すっかり猫が変わっちまった感。
猫を保護するとき「それが幸せかどうか」って考えることあると思う。保護した後でも「本当に
これで良かったのかな?」って。
だけどさ思うんだよね、どんなに保護したくても保護できない子が居る。そういう中で保護したいと
思う子を保護できるのはやっぱり自分とその子の「縁」だし「運」。
それを手放してはいけないんだよ。
みーちゃん、もう脱走するんじゃないぞー。マジたのむぞ。

真冬の寒さがこないうちに自分もなんとかせんとねー…ってことで、キジトラのぼくちゃんをオペ。
保護部屋前に現れたころは、スレンダーで臆病な子だったのに、今はすっかり巨大化し、馴らし中の
トラップケージに何度も入って食べ続ける大胆な子になった。で、あっさりトラップ。
搬入時にどうやら後肢から出血?しているようだったので、そちらも一緒に診ていただくことに。

術中アクシデントなし。BW 5.8㎏ ピアス装着(右) マイクロチップ装着 外部寄生虫駆除
右後肢および前肢等に数カ所のケンカ傷と思われる咬傷あり。右後肢の創部は皮下膿瘍を形成、膿瘍
破裂→自然排膿。抗生剤注射で経過観察。



ほぼ毎日やってきて爆食していくぼくちゃんが数日姿を見せないことがあり、その後もなにやら
ビクビクしている姿が気になっていたのだが、そのケンカとケガが原因だったのだろう。
ぼくちゃんはカラダは大きいがおとなしい。またやはり穏やかなゴローもしょっちゅう咬み傷を
作っている。が、ぼくちゃんとゴローはどちらも互いに争い事からは真っ先に逃げるタイプ
このところ、藪向こうの町内からもみかけない顔の猫たちが姿を見せるようになってきているからね…
猫同士、揉め事も起きやすくなっているのだろうね。怪しいのは…アイツだな。
庭に定着している子が本当に少なくなったからね。夏までバニラが頑張って追い出していた茶トラ♂
ちゃっぷの姿もなくなり、庭の様子が変わったことを察知したんだろう、このところ動きが大胆。
かつての耳なしたまちゃんのように、あちこちでもめ事を起こすのはやめてほしいわ…。

お迎えに行ったとき、ぼくちゃんのケージにはドライのお皿がまだ入っていた。いつもそんなことは
無いので「この子、ゴハン食べなかった?」と聞いてみた。すると「ううん。食べたよー。それは
お昼ゴハンの残り」とスタッフ。
…お昼ゴハン? ちょっと待て。病院って朝晩だったよね、昼ゴハンって?????
どーやら朝の食いっぷりが超よかったので、お昼ゴハンもサービスして下さったらしい(爆)しかも
てんこ盛りで。
野良っ子が病院で術後に食べるというだけでも、結構褒められちゃうのにてんこ盛りゴハンを爆食、
しかも余分にって!すげぇな、ぼくちゃん。だてに5.8㎏じゃないね(笑)

帰宅後暖かいうちにリリース。さすがにその夜は姿が無かったが、翌日夜には冷蔵庫上のごはんを
食べていた。
そして今朝、勝手口にやってきて抗生剤入りのトール缶×1 ミニ缶×2とドライをがっついていき、
すっかり通常営業。
     
これから寒い冬。ちゃんと毎日、堂々と食べにおいで。がんばれ、ぼくちゃん。

ちょび ope済みました

2012年08月07日 | TNR
今日は立秋。そんな雰囲気微塵もないけど暦の上では秋なのかー。
この暑さが夏の残り分なのかどーかわかんないけど(苦笑)残暑お見舞い申し上げまする。

…って今頃、梅干してますけどねぇww

連日の暑さにさすがにマイっているが、やらねばならんことは暑くても変わらない。
どーすんだ、もうお盆なのにーーーーorz つきあいとかいろいろ整理してはいるんだけどね、
まぁなんつーか難しいよね。なかなかお互いに合意ってできないというかしづらいというか。
自分の事は結構ドライなんだけどね(爆)、家がらみのことはやっぱ、ちょっと悩みますわー(苦笑)
わりとニンゲンが古くできているのかもしれんなーアップデートせんと。

6月の半ば、お世話になっているVETにメールを送った。いつもの不妊手術お願いメール。
基本、週末祝日以外ならトラップ後連絡で随時受け入れていただけるのだが(深く感謝)、よほどの
緊急の場合でない限り、あらかじめ予定している子について現状等お知らせしている。
今回お願いしてあったのは「ふわり」「ちゃあこ」そして「ちょび」
先の2匹はそれぞれオペ後保護&リリース済
で、先日ようやく「ちょび」♀をオペに運ぶことができた。

当時VETに送ったメール(一部抜粋)
 
 白キジ(♀) 4月半ば~下旬にかけて出産している可能性が高いです。我が家に現れた時には
 (5月初旬)すでにお腹は大きくありませんでしたが、近隣の方が見かけた子=妊娠していた と
 おそらく同一と思われます。人馴れしておらず、あまり近くで観察できませんが、外見上、
 濃厚な授乳期間中ではないと思います。

そう…↑の画像のように駐車場の冷蔵庫上(ココの餌場)で食べているのをみかけるようになったのが
5月初め。スレンダーなちっちゃい子だなぁって印象。♀っぽいから早めにopeしないとなーと思って
いたら、6月に入り、ご近所さんから「仔猫連れてきたーーーー」と連絡が。…すでに産んでたorz
話を聞いたところでは1.5か月位?の仔猫を3匹連れているということ。で、その方が自宅庭で母子に、
ゴハンを与えながら馴らすので、様子を見て母猫のopeをしてやってほしいとの話だった。
仔猫たちにはしっかり野良っこ教育が施され、最初はどーにもこうにも…な状態だったようだが、
そこはやっぱり仔猫。次第に馴れ、さすがに触れはしないけど(笑)近所の子供たちからも結構
かわいがられていた。
そんなある日、仔猫3匹がフィっと姿を消した。
残されたちょびは必死で毎日毎日探して歩いていたが、その声に反応する仔猫は見つからなかった。
この辺りは高齢化が進み、里山の管理が不十分なため、近年野生動物の出没が増えている。
そういう影響なのか、いや…もっと人為的なものが存在するんじゃないか…と悪い想像をしてみたり。
ご近所さんも手を尽くして探してくださったのだが結局、仔猫の消息は知れなかった。
周辺の猫たちに特に目立った変化は見られなかった。
そんなことがあってから、ちょびはご近所さんの庭を離れ、あちこちを転々とするようになり、
我家で数日を過ごしたかと思うと、全く姿を見せなくなる…ことを繰り返していた。
ご近所さんはそんな様子に、ちょびがかわいそうだと何度も何度も言って涙ぐんでいた。
だけど、かわいそうって思ってるだけじゃ何も変わらない。
「かわいそう」なでき事が繰り返されるだけ。
仔猫に何が起きたのかわからない。でもそれが自然の摂理の中で起きたことであっても、また
(考えたくないが)悪意の下でおきたことであっても、今できるのはそんな風に消えていく子を
もう作りださないようにする事だけ。

餌場の定まらない子をトラップするのは難しい。しかもかなり警戒心の強い子だしね。
ただ、私=ゴハンをくれるヒト という認識がどうやら彼女の中にできあがっていたのは幸いだった。
日ごろあまり見かけない場所であったがなんとか身柄確保。
術中アクシデントなし。マイクロチップ装着、ピアス装着(左) 3種ワクチン接種 外部寄生虫駆除。
2泊3日の入院中、飲まず食わずを貫く子も多いが、ちょびは術翌日の夜からちゃんと食べたのだそう。
えらいぞ、ちょび。

日中の暑さと交通の多さを避け、帰宅後陽が落ちるまで保護部屋にて待機。その間、差し入れた
ウェット(×2回)をきっちり食べた。
暴れることもなくきれいに香箱を組んで、終始落ち着いているように見えた。これまた意外。

事故の危険を避けるため今回は敢えて我家の餌場付近でリリース。…がここでも意外なことが。
リリース後、殆どの子はとにかくぶっ飛んで逃げていく。これまでそうしなかった子はたまちゃん
位かな?だから当然ちょびもあっという間に姿が見えなくなる…と思っていたが、ケージから
飛び出して数メートル、立ち止まって振り返り「にゃあ」と啼き。それから庭を歩きはじめ、
気づいたら冷蔵庫上の餌場でドライをカリカリやっていた(驚)
翌夕あたりに食べに来ればめっちゃ上出来!と思っていたのに、何ですかこれは???(爆)
以後もあまり我家から離れることなく過ごしており、ゴハンもきっちり食べ元気。この調子なら
創治癒も早いだろうね。


  ↑ リリース後のちょび。左耳にピアス。

VETの見立てでは3歳弱程度。さ、これからの猫生は自分のためだけに食べるんだよ。

チャー子 ope済みました。

2012年06月23日 | TNR
梅雨真っ只中。
そうでなくても湿っぽいところに台風なんかくるんぢゃねえ!つか、昨秋の片づけが終わってないのに
またかよーーーーーーorz 今回は建物の被害こそなかったが、せっかくいい感じになってきた夏野菜が
雨にたたかれ風にちぎられ…ボロボロ。
楽しみにしていたプチトマト。ダンナが頑丈に補強してくれてたのに主軸の枝を持って行かれた…(号泣)
ばーかーやーろーーーーーーっっっ

そんな台風に猛毒を吐きつつ、ちょっとだけホッとしていたことも。
昨年4月、ぽぽのすけをうっかり?お持ち帰りになったあと(笑)、かあちゃん猫(風子になりました)が
連れてきた兄妹は茶白×2と三毛×2の4匹。この時点で♀3匹@友人宅庭が確定(大汗)…で友人に
はっぱを掛けつつ、かあちゃん猫(リリース)と1匹目の三毛(術後保護 みーちゃん)のオペはしたのだが
2匹目の三毛がなかなか手ごわく…トラップできないまま秋になり冬になり…姿が消えた。
早春、しばらく姿を見せなかったその子がまた来るようになったよー元気だったよーと喜ぶ友人に
タイムリミットだーマジやばいよーがんばってくれーーーーとたたみかけ。
が…すでに遅かった。。。。
5月の半ば、「仔猫いるぅぅぅぅぅー」と友人から叫ぶような電話。しかも結構大きくなってると。
ぽぽのすけ保護の際、私がぶっ壊した天井裏へ続く場所。下は不要物置き場になっていて、猫には
丁度いい足場になるから片付けたほうがいいよと言っておいたのにそのままだったーおいっ(怒)
慌てて駆けつけ「ここから覗けるかな?」と開けた脱衣場の小窓の先に「やべぇー目が合った!」
こっち向いたかあちゃん猫と仔猫4匹。
やべっ!と思ったのはかあちゃん三毛もおなじだった。
できれば仔猫は保護→里親募集、かあちゃん三毛はTNRという友人の希望空しく、それから数時間後
5匹の姿はきっちり庭から消えていた。

ちらりと見ただけだが、仔猫は1.5ヶ月弱、小さく見積もっても生後1ヶ月はゆうに過ぎているように
みえたこと、三毛は変わらず庭へ食べに来ていて、チャンク状のものを持ち帰ること、そして常に
未去勢の白キジが一緒だということから、仔猫の成長を推測しつつ、トラップチャンスを狙うことに。
しかし、やはり一筋縄ではいかず試行錯誤。こりゃやり方を変えないといかんな…と寄せ餌チェンジ。
この餌チェンジが功を奏して、かあちゃん三毛は足繁く通ってくるようになったがケージには入らない。
そろそろ疲れが見え始めた友人だったが、ここからの彼女の踏ん張りはすごかった。正直驚いた。
それまで教えた通りのことを繰り返してきていた彼女が、寄せ餌の置き方・与え方、ケージの置き方
などなど自分なりにさまざまな工夫を繰り出し、とうとう身柄確保に成功。
仔猫共々姿を消してから3週間強。普通ならとっくに餌場デビューしていておかしくない月齢。それが
姿を見せないのはもっと安全に食べられる場所があるからだろう。仔猫たちも保ち堪えられると判断。
前々日、私が保護したふわりと入替りにオペの運びとなった。

アクシデントなくオペ終了。ピアス装着(右)マイクロチップ挿入・3種ワクチン接種・寄生虫駆除。

トラップ時に大暴れして、顔面に擦過傷がいくつかあるがそのほかは特に問題なし。入院中には
出されたゴハンを食す(驚)という大物っぷりも見せたそうで…やはり強者(爆)

途中弱い雨模様の日もあったけど、梅雨にしては恵まれた天候の中、かあちゃん三毛「チャー子」は
庭を駆け抜け塀を乗り越え仔猫のもとへ帰っていった。

友人に「すごいがんばりでしたねー(年齢的にはすごい年上なんだよね・笑)」と声をかけたら「だって
私のせいだから。この子たちがこの先どうなるのか考えたら、ちゃんとやらなくっちゃ…」と。
外での暮らしはとても厳しい。たくさんの仔猫が生まれても1歳を過ぎて生き延びられる子は2割程度。
もしその死を目の当たりにしたら、自分のせいでこの子は死ななくてはならなかったんだ…と彼女と
同じく私もそう思うもの。

リリース後、その日のうちにチャー子は庭へ現れ(←これまた驚き!)爆食後、お土産を要求、口いっぱいに
咥えて意気揚々と帰っていったそうだ。かあちゃんはたくましい(笑)
あの台風の中、チャー子かあちゃんが必死で守った仔猫たちの姿をそろそろ見れるかな。

ゴローちゃん ope済みました。

2012年04月02日 | TNR
我家の周辺ではようやくちらほら…だけど、静岡市内は桜が満開だそうで…春ですなぁ。
そろそろ農家のおばちゃんたちから「もうたけのこ掘ったぁ?」という挨拶代わりの声を
掛けられるようにもなり、ああ…忙しない。少し前、ひそかに満開だった梅の花。結実の時期に
凍るほどの寒さに当たらなければ、今年は結構生りそうだな。嬉しいような…すげー複雑だww
で、たけのこねぇ…。昨年の台風で木が倒れたっつうか、山肌ごと崩落しちゃった部分を修復しないと
掘ったたけのこを担いで下りて来られんのだよ(苦笑)ってことで、数週間前、修復トライ。
…マジ、キツかったわぁ。
残存している道を塞いでいる倒木をチェーンソーで切り(ダンナがね・笑)新ルートを開拓すべく
けもの道かよ?みたいな所やほぼ直登(爆)な山肌をよじ登り(アタシがね・笑)一日がかりで
なんとか山の中腹~峰にある竹林までのルートを確保。持参した板や杭で土止めして階段作って。
あ、いのししさんはもう来てました。あはは。食べるのはもーいい。でも階段壊すなよ!マジ怒るぞ。

陽気はまだまだ不安定で、朝晩は急激に冷えてくるけれど、陽射しは力強くなったよねぇ。
部屋の子たちは出窓にあつまり、お庭番たちは思い思いの陽だまりを満喫。



なんとか冬を乗り越えたね。

新人お庭番の「黒沢くん」も元気いっぱい。以前より多少「シャーシャー」言わなくなったかな。
耳ダニ(+)だったので保持が心配だったピアスも健在。
静岡市でもTNR時の耳カットが推奨されていて、その利点も安全性も理解しているのだけれど
現段階では、私はピアスを選択している。出入り自由な飼い猫と野良っこの境がひどく不明瞭と
感じることが多いのが一因。実際長い間餌やりしてオペしたものの、その後、出入り自由な
飼い猫だった…と判明した子も実は数匹いて(トラブルにはなっていないのでご安心を~)まぁ
ちょっと冷や汗ものだったんだよね(苦笑)
また、私がリリース時にピアス装着を始めてから時間が経ったこともあり、ご近所さんの中では
ピアス猫=手術済とご存知の方も多い。当初はリリース後すぐにピアスが脱落する子もいたが
回数を重ねる中での気づきから、深めの位置に装着していただくようにお願いしたところその後
早期の脱落はほとんどないし、07年オペのココは現時点でも脱落していない。
そんなこともあって導入に踏み切れていないんだよね(苦笑)ただ、今年からピアス装着を
耳カットの様式と同じ方向で統一してみましょうと病院サイドから提案あり→♂は右 ♀は左。
とりあえずそんなこんなでまだまだ時流に乗れてないアタシだ(笑)

流入お庭番候補、ゴローちゃん。(本名 悟郎ちゃん・笑)
なんとなくタイミングが合わなくて遅くなってしまったが、先日ようやくopeの運びとなった。
現れたころは本当にピカピカのイケメン猫さん。飼い猫かな?と思っていたが、日が経つにつれ
じわじわと汚れ(笑)そのうち庭へ定期的に食べにやってくるようになった。
カラダをビクッとさせるけれど少しなら触らせてくれるし、ヒトの手に対して攻撃性はゼロ。
出入り自由もしくは脱走して、おうち帰れない症候群に陥ったのかもね。

29日朝、トラップ時に少々食べ過ぎたので(苦笑)様子を見ながら夕方からope。
トラブルなく終了。 ピアス装着(右)3種ワクチン接種 マイクロチップ装着。
ope開始時刻が遅かったので、麻酔リバース状況と術後経過観察のため病院泊。
30日昼すぎお迎え 多量に排尿(+)



術後特に問題無さそうなので、暖かい日中に…とそのまま庭へリリース。
朝からの土砂降りがようやく上がった31日昼、屋外冷蔵庫上のココ用ゴハンをがっついているところを
発見。私と目が合うと急いで勝手口のいつもの場所へ移動。大好物の銀スプ缶を2缶、吸いこむように
食べて行った(爆)
ピアス装着部著変なし。おびえた様子もなく、さすが!!ゴローちゃん。
これからは(も?)堂々と食べにくるんだよー。

予定していた黒沢くんとゴローちゃんはope終了したが、なにやら怪しい猫影があるんだよねぇ…(涙)
ご近所のTNR友と久しぶりに話をして、お互いタメイキ。。。

そんなときはおいしいお菓子でテンションあげあげ↑だーっ
   最近のお気に入り 
発酵バターの香りでとろけますう