一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

フォーム再改造

2022年11月10日 | レッスン
姿勢がだいぶ改善されてきたO君。
次は苦手な連符を克服させなければ
しかし原因は何だ?

音階を吹いている彼の手元を注意深く眺めてると、
あれ?僕の手と彼の手は大きさにそう違いは無いのに、なぜそんなに指が余る?
彼の楽器を構えてみたけど、そんなに余らないよなあ

そこから探求していったら楽器の保持の仕方から始まって、
手と指のポジションが微妙に違うという事に行き着いた。
自分はいつのまにか自然にやっていて、あまり意識してなかったけど、
今日教える側から、頭の中でそこら辺の各ポイントが明確に繋がった

新ポジションで苦手な連符のパッセージを吹いてもらったら、
いきなりだからまだ慣れないながらも、
指の動きが小さくなり何だか軽く動いてる様子。
脱力を意識するだけではダメだったのか
反復練習も大事だけど、その前に良いフォームでやらないとほんとに遠回りだな。
更に楽器の構えも自然になって響きも改善。

指のポジショニング中のO君。

こんなに影響があるとは
レッスンしてるみんなのおかげで、
僕もとても勉強させてもらってる

そして今日の宿題

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