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一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

ガーフィールド「四重奏曲」第1番

2023年06月24日 | 動画
リサイタル3曲目はガーフィールドの四重奏曲。
彼は元フィラデルフィア管の首席ファゴット奏者で名手として知られた人です。
僕がニューヨークに住んでいた時はまだオーケストラに在籍していたので、
カーネギーホールにフィラデルフィア管が来ると、
彼の生演奏を体感したくて毎回聴きに行ってました

今回のこのリサイタルの日は、偶然にも彼の99歳の誕生日
いつもなら「下関であなたの四重奏曲を演奏します」と連絡取るんだけど、
彼のホームページからメールフォームが撤去されて久しく、
残念ながら連絡取れずじまいでした

実はフィラデルフィアの街で彼と偶然バッタリ出会ってお話した事があり、
アメリカ在住時のとてもいい思い出の一つです。・・・って事を、
リサイタルにご来場の皆さんにはお話しましたね。

戦後間もなく書かれた曲ながら、
某レビューの言葉を借りると「モダンだけどコンテンポラリーではない。」
正にその通りで聴きやすく、内容も素晴らしい曲です。
日本ではあまり演奏されてないらしくてもったいない。
本番はみんなかなり熱が入りましたね
いや、楽譜通りやるとそうなるんだって
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バッハ「来たれ、異邦人の救い主よ」

2023年06月22日 | 動画
リサイタル動画2曲目は、バッハの「来たれ、異邦人の救い主よ」です。
クリックすると大きくなります。
元ニューヨーク・フィルのファゴット奏者で恩師のレナード・ヒンデル先生が、
リサイタルで演奏したのを聴いて以来、ずっとやってみたいと思っていました。
日にちはうろ覚えだけど2000年代だったと思うので、
今にして思えばこの楽譜が出版されたばかりの頃だなあ
早速取り上げるところはさすが先生

元々はオルガンの為の曲だけど、
いろんな楽器の為に編曲されている人気曲です。

バッハの宗教曲は日本では演奏される機会が少ないけど、
実は宝の山なんだよね
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ドヴィエンヌのファゴット四重奏曲第1番

2023年06月20日 | 動画
先月のリサイタルの動画をYouTubeにアップしたので、
当日のプログラム順に紹介していきます
クリックすると大きくなります。
先ずは1曲目、ドヴィエンヌのファゴット四重奏曲第1番。
ドヴィエンヌは音楽史的には古典派の人。
フルート吹きだけどファゴットも吹いていた彼は、
ファゴットの為の貴重なレパートリーを残してくれています。

ドヴィエンヌがファゴットと弦トリオの為のに書いた四重奏曲は3曲。
今回はその中から1番と2番を演奏しました。
どれも素晴らしい曲で大好きなんですが、
2番と3番は冒頭からファゴットと弦トリオが一緒に演奏するけど、
1番には弦トリオだけの前奏部分があって、
その雰囲気がコンサートのオープニングに相応しいと思い、
1番の四重奏曲から始めることにしました

まだつい先日の事なので、見てると手に汗握ってしまいますね
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Meet the Oboe D'Amore, with Ryan Roberts and Sherry Sylar

2023年04月05日 | 動画
ニューヨーク フィルが3月のコンサートで、
バッハの「マタイ受難曲」を演奏。
その時に活躍したオーボエ ダモーレについて、
公式動画で紹介

二人が演奏してる曲は「マタイ受難曲」に出てくる二重奏

現代のオーケストラで使われないのは惜しいよなあ
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Elgar: Romance for Bassoon, Op 62

2023年01月13日 | 動画
このブログではお馴染み、
イーストマン音楽学校ファゴット科教授で、著名な演奏家の
ジョージ・サカキニ氏のYouTubeアカウントを久々にのぞいたら、
エルガーの「ロマンス Op.62」がアップされていたのでご紹介。

文献によるとエルガーはファゴットを吹いていたそうで、
オーケストラで彼の「エニグマ変奏曲」を演奏すると、
ファゴットの事をよく分かって書いてる感じがしていつも感動する

いい音だなあ
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Muti Conducts Beethoven Symphony No. 7: I. Poce sostenuto—Vivace

2022年12月18日 | 動画
1日遅れだけど12月17日はベートーヴェンの誕生日
生きていれば御年252歳
という訳で世界中のオケがベートーヴェンの曲を演奏してお祝いしています

シカゴ響がYouTube公式アカウントにアップした、
ムーティ指揮の交響曲第7番の第1楽章がいろいろ素晴らしいのでご紹介。

木管がほんとに上手いよなあ
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Our City, Your Orchestra: Johnson House Historic Site Ep. 2

2022年12月03日 | 動画
コロナ禍で始まった、
フィラデルフィア管弦楽団のメンバーが、
フィラデルフィアの街の歴史的な場所で演奏するシリーズ。

この場所の歴史的な背景を延々とここに書くのは、
このブログの趣旨と異なるので割愛しますが(笑)、
現代のアメリカンスタイルのファゴットを代表する一人、
首席奏者のダニエル・マツカワ氏がヴァイオリン、ヴィオラとのトリオを演奏しています。
曲はベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」より「O welche Lust!」

これが今のアメリカンスタイルのファゴットの音
いい音してるなあ
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Maurice Allard: Mozart Bassoon Concerto Cadenza

2022年11月17日 | 動画
モーリス・アラールはフレンチバソンの偉大な演奏家。
世代的には現在第一線で活躍しているバソンの名手達の先生でもあり、
彼の演奏の録音はバソン界だけでなく、
広くファゴットの人達にも多大な影響を与え続けています。

ニューヨークでとてもお世話になった恩師の一人、
ニューヨーク・フィル副首席奏者のキム・ラスコウスキー先生の、
パリ留学時代の先生がアラールだったので、レッスンの度に、
「こんな時アラールはね~」といろいろな話をしてくれました。

それまで歴史上の偉人みたいな遠い存在だったのが身近に感じ、
僕自身も彼の演奏は録音で知ってはいたけれど、それから再び興味を持って、
改めて聴いてみたCDの演奏の素晴らしさに気づいて驚いたものでした。
今までも何度も聴いていた録音が、視点が変わるとこんなに示唆に富む物だったとは
という訳で、このブログはアラール推しなのです(笑)。

先日、例によってYouTubeを漁ってたら、
モーツァルトのファゴット協奏曲第1楽章のカデンツァを、
アラールが演奏している動画発見
これCDは持ってるけど動画もあるとは思いもしなかった
音と音の分離感、息の圧力とスピード、指の脱力感等、素晴らしい

全楽章見たいこれDVDになってないの?
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Craftsmanship for the 21st Century: Harvesting the Reed Cane

2022年10月16日 | 動画
我々が使っているリードになる葦。
最近はいろんな産地のケーンが市場に出始めてるけど、
やっぱり昔ながらの南フランス産が一番多いのかな?

これはクラリネットのリードメーカーの動画だけど、
葦畑から収穫して皮を剥いて乾燥させて・・・ってこんな感じらしい

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Fritz Kreisler - Le Tambourin Chinois, arrangé par Maurice Allard (on french bassoons)

2022年08月21日 | 動画
クライスラーの「中国の太鼓」を、
フレンチバソンアンサンブルで演奏しているのを発見。
バソンの名手モーリス・アラールの編曲らしい。
元ページによるとオダンとかモンタクとか蒼々たるメンバーが集結。
この人達は世代的にたぶんアラールの生徒達だよね。
しかもこれ1997年の録音らしい

これ楽しそうだけど難しそうだけど楽しそうだなあ。
楽譜手に入るのかなあ?

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World-class bassoons handcrafted in South Whitley (INSIDE FOX PRODUCTS)

2022年07月01日 | 動画
YouTubeを漁っていたら、
アメリカはインディアナ州のローカルテレビ局が、
地元にファクトリーを置くダブルリードメーカーのフォックス社を取材した動画発見
楽器の製造過程がバッチリ見られます

終わりの方でもチラッと写るけど、フォックス社はインディアナの田舎町にあって、
ニューヨークに住んでいた時に、訪問して見学した事があります。

楓の丸太から削り出すのってこんな感じなのか
一つの楽器を作るのに、これだけ多くの職人さん達の手を経ているのかと思うと、
楽器は大事にしないとな~と思いますね
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Dvorak Serenade

2022年06月09日 | 動画
例によってYouTubeで、
ドヴォルザークの「管楽セレナーデ」のフィナーレを、
ファゴットアンサンブルに編曲&多重録音してる動画発見。

あ?彼は以前ここで紹介した、
バーンスタインの「キャンディード序曲」と同じ人だな。「キャンディード序曲」

原曲の「管セレ」も素晴らしい曲で大好きだけど、
ファゴットだけでやると更に難しそうだなあ
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IDRS Video - Men Who Don't Bite Bassoon Quartet

2022年04月22日 | 動画
YouTubeのIDRS(国際ダブルリード協会)公式アカウントにある、
アメリカの著名な演奏家達によるファゴット四重奏の動画

シューベルト「鱒」の主題と変奏曲と、ピーター・シッケレのBlue Set #2。
ファゴットの「澄んだ音」ってこういうのだよね

素晴らしい
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Candide Overture

2022年04月11日 | 動画
バーンスタインの「キャンディード序曲」を、
ファゴット六重奏に編曲して多重録音している動画発見。
最近この界隈は難しい曲に挑戦するのが流行り?

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William Welter performs Mozart's Oboe Concerto

2022年03月29日 | 動画
シカゴ響が3月17日~19日の定期で、
首席オーボエ奏者のウィリアム・ウォルター氏をソリストに、
モーツァルトのオーボエ協奏曲を演奏
YouTubeのシカゴ響公式アカウントに、
彼が第3楽章を一人で演奏している動画が上がっていました

いい音でクリアな演奏が素晴らしい
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