つい最近の活動で子どもとの会話の中で素朴な質問がありました。
Ｑ.スカウト「おじさんたち給料もらってるんでしょ。」、指導者「もらってないよ」、スカウト「エーッ。もらってないの？」「学校の先生だってもらっているじゃん！」「なんで？？」こんな素朴な疑問です。
Ａ.「もらってないよ」もらってません。指導者の皆さんあなたなら、どう答えますか。
「みんなが、立派な大人に育ってほしいから、そのお手伝いで指導してるだけなんだよ」
「みんな（子ども）が好きで、立派な大人に育って欲しい気持ちで、君たちの知らないことを教えているだけなんだよ」
※参考「ボーイスカウトのちかい」
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
1. 神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
1. いつも、他の人々をたすけます。
1. からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。
「スカウトのおきて」自分自身に対してと他の人に対して
1.スカウトは誠実である 2.スカウトは友情にあつい 3.スカウトは礼儀正しい
4.スカウトは親切である 5.スカウトは快活である 6.スカウトは質素である
7.スカウトは勇敢である 8.スカウトは感謝の心をもつ
この「ちかい」と「おきて」は、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト、成人指導者の全てに共通です。
●スカウト運動の世界機構規約（部分）
第１章第１条目的2.「スカウト運動の目的は、個人として、責任ある市民として、地方、国、国際社会の一員として、若者が身体的、知的、社会的、精神的な可能性を完全に達成できるよう、その成長に貢献することにある。」
これに賛同した方が指導者として年令集団にあわせてプログラムを組んで、貢献されています。
ボーイならある程度理解してくれると思いますが、カブ（小学校３年生～５年生）の年代ではいろいろ興味を持って疑問に思ったことを聞いてきます。その子のいいところを見つけて伸ばしてあげる手助けであって、注意者ではありません。
ボーイスカウトの組織は、保育所、学校、塾、習い事、スポーツクラブなどではありません。あくまでも子どもの成長に貢献する組織、運動です。活動は、責任のある市民（社会人）として育ってもらう願いで、その年令集団にあわせて具体的に経験して学んでもらう、体験してもらうのが主旨です。
指導者のみならず、保護者の方皆さんでしたら、どう答えられるでしょうか？ボランティア（奉仕）活動だからって答えますか？子どもが納得できる答えはなかなか無いです。
がんばれ、日本。がんばれ、東北。
Ｄon't give up, Japan！
Ｄon't give up, Tohoku！
