宮城野貨物支線

「宮城野貨物のブログ」の別館。

塩釜港のクレーン/東北重機工事

2021-09-25 17:18:51 | 宮城の風景

東北重機工事という社名はあまり聞き慣れない印象ですが、旧東北造船エリアの一角を占め、そこに建つNo.4クレーンには同社の社名が掲げられています。
同社のWebサイトによると、「旧東北造船の新造船部門を継承」とあり、まさしく塩釜港の「造船所」としての機能を持った会社と言えそうです(東北ドック鉄工船舶部門は船舶修繕事業が主)。


同社の設備紹介によると、60T塔型引込式クレーン1基、30T塔型引込式クレーン1基となっていますが、後者がNo.4クレーンを指しているものと思われます。前者の60Tクレーンは東北ドック鉄工の社名が掲げられているNo.1クレーンを指していると思われますが、両社で共用しているということでしょうか。

(写真はいずれも 2011-2-26撮影)

塩釜港のクレーン/東北ドック鉄工(1)

2021-05-05 19:23:22 | 宮城の風景

港町塩竈の象徴、東北ドック鉄工(旧東北造船)のクレーンを紹介します。


マリンゲート側よりクレーンの並びを見る。
各クレーンにはNo.が振ってあって、この時撮影した写真ではNo.7までが確認できます。
左側のジブが紅白に塗られているクレーンがNo.1、ジブが水平のクレーン(つち型クレーンと言うらしい)2基がNo.2及びNo.3です。
No.4はNo.1よりも左側にあって、こちらは東北重機工事(同じく東北造船が前出)の社名が掲げられています(後記事にて紹介予定)。
一番右のクレーンはNo.6、右から三番目はNo.7と確認できましたが、右から二番目のNo.は確認できませんでした。
消去法でいくと、これがNo.5でしょうか?
このクレーンは他とは異なり横行機構は無さそうに見えます。
Google Earthで確認してみましたが、このクレーンは今は無いようです。



No.1クレーン。ジブが紅白なのは航空法上の理由でしょうか。
(それだけ高いということ?)
フックに「60t」と書かれています。


No.1クレーン側よりクレーンの並びを見る。No.6及びNo.7までが確認できます。


No.1クレーンを見上げる。

(写真はいずれも 2011-2-26撮影)