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日本料理の情緒をさぐる

2012年07月27日 | メモ・覚え書き
敢えて名前を出すことなく支障もない食べ物って
意外に結構あると思う

刺身のツマ、酒のアテのように料理に添えてあるもの
名前で呼ぶ機会もない脇役の存在
「箸休め」としてさりげなくそこにある

その名は はじかみ


いわゆる生姜の芽だよね
あってもなくても良い気がするけど
案外、料理を引き締めるような一翼を担ってたりする
そして見た目の「いろどり」に花を添えている

名前の由来は端を食べるからではなく
赤く染まったその姿から
はじあかみ → はじかみ に変化したものらしい
はじらい・はにかみ → はじかみ という説もあるとか
名前も役目も日本の情緒を遺憾なく発揮している気がする

子供のころは味噌をつけてわりと食べた記憶があるけど
最近はめっきりだなぁ。


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