ボスの山日記

奥高野で山のニュースや、ボスの考えをお届けします。

きのこ狩り

2009年10月13日 | 山のニュース
 きのこ祭りが中止になった。台風のせいではない。山に異変が起こっている。
地球温暖化や酸性雨のせいと片付けても良いのだが、これはもっと深刻だ。
この3日間の連休を早朝から山に入り、きのこと真剣に向き合ってみる事に。

マツタケ・・立入り禁止にしてた金網の門を開けて、マツタケの森に入る。
       いつもなら、スッポン・ホウキダケ・ニンギョウダケが見当たるが
       地面が静かだ。きのこらしきものが何も見当たらないのだ。

コウタケ・・きのこの森、いつもならこの時期に、プンプン香るコウタケが
       足の踏み場もないほど生える。ツチシメジ、アブラシメジも何もない。
       テングダケなどの毒キノコも探すのだが、生えてきていない。

マイタケ・・1週間ほど前、山の仙人が「一人でかかえられないほどのマイタケ」
       牧場下の山の中「ミズナラの大木の根元に生える頃や」これだ。
       心躍らせ森の中を探索。大木は見つかったが、マイタケはどこに。

さて、どうしたものか。
きのこは成長の1週間前の雨よりも、1ヶ月前の気温と雨量が大切である事が・・・
しかし、定かではない。残り2週間に願いを込める。

村内のきのこ生産者の生活が脅かされているのだ。どうにもならないのか・・・
 

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