ボスの山日記

奥高野で山のニュースや、ボスの考えをお届けします。

健康診断・メタボ

2008年04月14日 | 山のニュース
 今日は、年に一度の健康検診の日だ。
毎日5杯は飲むコーヒーを、今日は2杯で止めて少しでも体の糖分を減らすのだ。
体重を減らす為に、髭を剃り、鼻毛も剃った。少しでも体重を減らすのだ。

体重計に乗る…えっ!?去年よりも1kg増えている。
身長を計る…えっ!?これもまた1cm縮んでいる。身長計がおかしいん違うか。
血圧を計る…いつも注射針を見たとたん血圧が上がる…上が130を超えてる
      素直に計れば何とも無いのだが…人前で計れば血圧が上がるのだ。

メタボ検診…ヘソ回りを計られた。これは一体何なのだ!質問する。

2008年4月より、新しい健康診断で40才以上の人に義務づけられているらしい。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪の溜まった肥満に、高血圧、糖尿病、
高脂血病が合併した状態で、動脈硬化が急激に進行して、脳梗塞や心筋梗塞
を起こしてしまう状態で、ヘソ回りが男性で85以上、女性は90以上、さらに
以下の3項目のうち、2項目以上が当てはまる場合は、リスクが増大する。
①最高血圧が130以上か、最低血圧が85以上。
②空腹時の血糖値が110以上。
③中性脂肪が150以上、またはHDLコレステロールが40未満。

これは無理だ!ひっかかる。前もって分ってれば10cmお腹引っ込めたのに。






人参物語①

2008年04月02日 | 山のニュース
 もし、全植物の最高位「高麗人参」の栽培が、奥高野地方で定着できれば・・・

林業の衰退により、自主財源が無く、過疎化・高齢化の村に少しでも役に立てる。
古い書によると「熊野古道の山中で、よく人参取りの人に出会った」とある。
その人参とは、朝鮮人参・御種人参・ツリガネ人参・ツル人参・竹節人参・トトキ、
果たして、本当の高麗人参らしき人参はあったのか。考えるだけでも楽しい。
朝鮮人参、飛鳥時代~三国時代の朝鮮と交流があり、人参も栽培されてたかも
御種人参、徳川吉宗公が、島根のダイコン島で○○を使い栽培したのが・・・吉野に
トトキ、これは人参と良く似ているが、別のものだ。滋養強壮と糖尿病に効く薬草だ

 10年前に話を戻す、実験栽培を試みた。
中国、韓国、北朝鮮より、種の仕入れを試みるが、全て不可能であった。
ある所より、3年物の苗を200本ほど分けて頂き、みごとに成長した。
5枚葉の中に赤い実を実らせる事が出来た。
この赤い実を鳥が食べ、あちこちの山の中に種を捲き天然の高麗人参の里山が
出来上がり、多くの村人が人参栽培をして、生活が潤うのを夢見ていたのだが、
もくろみは失敗に終わる・・・4年目の新芽を鹿が食べ、5年目の根は猿に取られ
残った根は猪に掘られ、その生き残りは心無き人に取られ、全滅してしまった。
しかし鳥が食べ、どこかで芽を出して生き残っているかも、まだ発見してないが。
あれから10年ボスも成長した。シカ・サル・イノシシ・心無き人…取られてなるものか!
山村を、宝の村に変えるのだ…でも解決していない問題もいくつかある…
人参栽培の経験ある人、協力求む!!