景気低迷による民間設備投資の冷え込みと、財政難による公共工事の削減で
国内建設市場は減少の流れに拍車がかかり、受注競争は激化し、先行きが見えず
工事の元請け業者と、実際に施工を担う専門業者との協力関係を見直す動きが
強まってきた。
建設業の請負業は「請け負け」。発注する側の立場が強く、仕事を受ける側が
弱い立場で、工事の採算改善が思うように進まず、疲弊が深刻化し、
存続の瀬戸際に立たされた下請け業者が、元請け業者の取引相手としての適性を
見定め、選別する事も必要だと思っている。
数日前、奈良で自己破産申し立てをした東栄工業。
本人や家族は法によって守られるのだが、被害を受けた債権者は
「関係者に直接請求すれば、懲役又は300万円以下の罰金または併科の刑事罰の対象」
とある。
何かがおかしい。被害者を助けるほうが先なのでは?被害者の方が加害者みたいだ。
話を元に戻す事に。
技術と施工能力に優れた専門業者が生き残れるには。
いつ仕事が受注できるか分からない今の入札のあり方では、新人社員は採用できない。
若者の人材育成や技能の伝承が出来るわけがない。
低採算工事、請ける余裕無しの入札のあり方と
元請け・下請け関係を見直す時なのです。
国内建設市場は減少の流れに拍車がかかり、受注競争は激化し、先行きが見えず
工事の元請け業者と、実際に施工を担う専門業者との協力関係を見直す動きが
強まってきた。
建設業の請負業は「請け負け」。発注する側の立場が強く、仕事を受ける側が
弱い立場で、工事の採算改善が思うように進まず、疲弊が深刻化し、
存続の瀬戸際に立たされた下請け業者が、元請け業者の取引相手としての適性を
見定め、選別する事も必要だと思っている。
数日前、奈良で自己破産申し立てをした東栄工業。
本人や家族は法によって守られるのだが、被害を受けた債権者は
「関係者に直接請求すれば、懲役又は300万円以下の罰金または併科の刑事罰の対象」
とある。
何かがおかしい。被害者を助けるほうが先なのでは?被害者の方が加害者みたいだ。
話を元に戻す事に。
技術と施工能力に優れた専門業者が生き残れるには。
いつ仕事が受注できるか分からない今の入札のあり方では、新人社員は採用できない。
若者の人材育成や技能の伝承が出来るわけがない。
低採算工事、請ける余裕無しの入札のあり方と
元請け・下請け関係を見直す時なのです。