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La vita della montagna

boopyとミケーレが送るトスカーナの山の小さな小さな街からの日々

幸せ友達夫婦と外食へ

2010-08-13 | MANGIA FUORI 外食
お出かけの記事が続きますが・・・・

この日は7月31日。



お夕飯でも海のほうで食べようか?とお昼過ぎに海のほうへ向かい、午後はのんびり海を眺めていた私たち。




ミケーレはちゃんと水着を用意して行ったのですが、私は海水浴するとは思わないで出かけたので結局は
2人とも海を見ながらボーっと過ごしました。

ミケーレは足だけ海に入れて 「お~~~~今年初、海に足入れられたよ~!」 と大喜び。

本当にイタリア人って夏の海が大好きです。



今年はお仕事でのんびり海に行って海水浴を楽しめる事がまだできていない私たち。

ミケーレは本当に悲しそう。

「夏に海に入れないなんて、海にいけないなんて、なんと言う夏だ。。。。。」と嘆いています。

1回でもいいから海水浴できたらいいね。

のんびり海を眺めたあとブラブラとこの周辺をドライブしましたが、やっぱり山の方に帰って食事しようか・・・
という事になり、友達夫婦に連絡。久しぶりに友達夫婦と外食となりました。

友達夫婦がこの晩はぜひともあるレストランへ食べに行きたい!と。予約を入れてくれました。

そのレストランの名前は SILENE ・ シーレーネ 。

以前にも一度この友達夫婦に誘われて行った事があります。

たぶん、前回もブログに書いたかも知れませんが、友達夫婦が結婚式をした時のビュッフェのお食事会に
このお店のコックさんたちがお料理を作ってくれたので(その中には日本人のコックさんもいたとか)、
彼らには思い出のレストランでもあるのですよね。

お料理の注文をし終わり、まず出てきたのが



温かいポルチーニのスープ。これはお店側のサービスです。



これが本当に美味しかった~!!!

お口の中に優しいポルチーニの香りがいっぱいにふくらみ、そして口当たりもクリーミーで本当に優しく、
スプーンを口に運ぶたびに4人ともうなずいていたほど。

ミケーレは普段はこのようなスープを家でもレストランでも食べる事はないのですが、
一くち口にしてあまりの美味しさにスプーンが止まらなかったほど。

ミケーレがこのようなスープを食べるのを始めてみた私だったかも!驚いた!

それだけ美味しかったのです。



前回同様、色々な種類のパンが運ばれてきました。



そのパンをこのレストランが作っているオリーブオイルとルビー色の岩塩につけていただきます。

このオリーブオイルは販売もされてて、日本にも販売されているとか?とても美味しいオリーブオイルですよ。



私と友達夫婦のロベルトは牛のたたきを注文。

厨房から トントントントン・・・・とたたいている音が聞こえていましたよ。

これがね、絶品なんです!!!!!口に入れるととろける!
とろけるだけではなく、牛肉臭さが一切なく、これまた口の中に広がる牛の優しいけれど濃厚な風味が最高。
味付けはきっとオリーブオイルと塩コショウだけ。
それも自家製のオリーブオイルが美味しいのとお肉が新鮮だから出る味なのでしょうね。

ロベルトはこのレストランに行く時は必ず前菜にこの牛のたたきを注文するほど、このレストランのこの牛のたたきは大絶賛!

ミケーレはお刺身などは大好きだけれど、生肉は絶対に嫌がります。
前回も私はこのお料理を食べたのですが、ミケーレに勧めても絶対に口にしませんでした。

しかし、ロベルトも私も一口食べるたびに美味しすぎて舌打ちしているのをみて、そんなに美味しいものなの?
のような顔をしていたので、

「もうね、本当に美味しいマグロを食べている感じと似てるよ!絶対に好きになるからだまされたと思って食べてみなよ!」

と何度も勧めたら、一くち口にしたミケーレ。

うふふ、あまりの美味しさに私の半分以上を食べていたミケーレ。フォークが止まらなくなっていました。

これからは一緒に美味しいところの牛のたたきを食べれるようになりそうだ!



ロベルトが選んだ赤ワイン。

頼んでから厨房で少々氷に瓶を入れて冷やして持って来てくれました。
その方がこの赤ワインの風味がよく出るのだそうです。

結構重い感じの赤ワイン。お肉にとってもあうワインでしたよ。



こちらは友達夫婦の奥さんのラウラの前菜。写真はラウラに近かったミケーレが撮ってくれました。

これは何だったのだろう???ポルチーニの何かだった気がします。違うかも。。。。黒トリュフもふりかけてありますね。



こちらはミケーレのプリモ。トリュフ大好きミケーレは迷わず決めていました。



黒トリュフのトルテッリです。写真ではわからないですね。

よく、ミケーレが家でも外でも食べるほうれん草とリコッタが入ったトルテッリの形を思い出せるでしょうか?
その形のパスタで、でも中身はトリュフを使ったものが入ってます。

パスタの上は贅沢に沢山の黒トリュフが!



こちらはラウラのプリモ。



とってもシンプルにパスタの中にトマトとモッツァレッラが入っていて、お皿にも沢山のトマトにモッツァレッラが。



こちらはロベルトのトルテッリ。

パスタの中はホロホロチョウだったかな????普段そう食べないお肉だったと思います。



せっかくだから味見しなさい!とプリモを頼んでいない私に3人から少しずつ分けられました。

一番美味しかったのがロベルトのパスタでしたよ~!!!はっきり何のお肉だったか覚えていないのが悔しい。
ちょっとくせがある風味のお肉ですが、気にならずお肉にとってもぎゅっとつまったうまみがとっても美味しかったです。




こちらは私とミケーレのセコンド。
といっても、一人分を2人で食べますからと頼んだのですが、わざわざ1人一皿半人前に盛り付けして持って来てくれました。
そんな優しさがいいですね。でも、私はすでにお腹がいっぱいなので味見するくらいでよかったから、
このように私用に半人前を一皿で持って来てもらって戸惑ったわたしでした。。。

やはり食べきれないのでラウラに食べてもらう事に。



ロベルトも私たちと同じお料理。でもお皿がでかい~~~~!!!みんなで笑ってしまいました。
大きな体のロベルトにぴったりの大きなお皿!



ロベルトの評価を見ている左の人がオーナー&シェフです。

全てのお料理を管理しお料理をするオーナーは日本が大好きのようで、日本にも何度か行き、
日本人のコックさんを数名雇っています。

いつも同じ日本人のコックさんではなく、入れ替えも多くあるようで、
彼の元でイタリア料理を勉強するために多くの日本人のコックさんが修行にくるのでしょうね。



実はラウラ、今妊娠4ヶ月です!すでにぽっこりと6ヶ月目?というくらいの大きなお腹。

ずっと子供が欲しいと願っていた彼ら。念願の懐妊に大喜びの2人。

ラウラの笑顔がとっても優しく、マンマになる女性の優しさがとっても伝わってきました。
妊娠している女性って何であんなに優しく綺麗に見えるのでしょうね。

イタリアでは妊娠している女性のお腹をさすると幸運を分けてもらえるといいます。
私も早速なでなでさせていただきましたよ!



ミケーレのドルチェ。

最初、丸いものがのったお皿が運ばれ、写真を撮るタイミングを逃したのですが、
目の前でアツアツのチョコレートをかけてくれます。



アツアツのチョコレートでどんどん丸い形だったチョコレートが溶けていき、中のクリームが見えてきました。

私は味見をしなかったので中身がどのようなクリームだったのかわからないのですが、
ミケーレは大絶賛していましたよ。



こちらはロベルトのドルチェ。

手前のマフィンみたいなものがものすごくふわふわの、ものすごくやわらかいスポンジで程よい甘さですごく美味しかった!
食べる時に奥のエスプレッソのシャーベットをかけながら食べます。
ほんのり甘いところに、きりっと冷えたきりっと苦いエスプレッソがこれまたよくあいます。



ワインは2本開けましたが、2本目は1本目よりも冷やされていて、2本目の方が風味もよく出てて飲みやすかったです。



レストランの前で食後の一服。



前回のときと同じく、レストランへ入ると迎えてくれる本物のりんごのオブジェ。この雰囲気が好きです。

お会計の時にラム酒をご馳走になりながらオーナーと世間話。
(その時日本人の若い女性が厨房から出てきましたよ。お話はしませんでしたが、将来彼女もオーナーの味を受け継ぐのでしょうね)

以前、オーナーの下で働いていた日本人の男性が日本へ帰国し、レストランを開いたそうです。

その名もオーナーのレストランのIL SILENEの名前をいただいて、 

TRATTORIA IL SILENE ・ トラットリア イル シレーネ という名前にしたらしいです。

ブログを書いているということを知っているオーナーがぜひ日本人の方たちにこのオーナーの元で修行をした
日本人の方のお店を紹介してくれたらきっと本人も喜ぶだろうよ!とメールアドレスか何かをいただいたのですが、
そのメールアドレスが間違っているのか存在しません。

なので、ネットで調べてみましたが食べログのようなところしか見つかりませんでした。

トラットリア イル シレーネの食べログはこちら

鎌倉にあるそうです。このオーナーから伝授された味が日本でも味わえるのでしょうね。
ぜひ足を運ばれてみたらどうでしょうか!


友達夫婦に私は本当に久しぶりに会いました。ミケーレはちょくちょく会っているのだけれど。
それも、私がラウラに最後に会ったのはまだ妊娠していない時。
お腹が大きくなったラウラ、これからパパになるロベルトと久しぶりに一緒に過ごせてとても楽しかったです。

そして、今回のお料理は前回のときよりもかなり美味しかった~!大満足だった夜です。

あ!そうだそうだ!この日はロベルトに全てご馳走になってしまいました~!なんと太っ腹なロベルト!感謝!

のんびり休日

2010-08-12 | MANGIA FUORI 外食
8月11日はミケーレがお休みでした。

前日の夜は夜間家待機だったのですが、一本も出動の連絡が入らずに日中のお仕事の疲れを取るべくゆっくり寝れたミケーレ。

さ~出かけますか!

目的地へ向かうクネクネ山道を進み、小さなお店で昼食を購入し、

目的地の途中にある小さな小さな街へ行きました。



気持ちがいい眺め。



この景色を見た後、街を軽く散策~。



この街の名前は、Rocchette di fazio ・ ロケッテ ディ ファツィオ といいます。

なにやら、ミケーレの話では中世の頃、十字軍がこの街の教会に身を隠していたという歴史があるそうです。
フランスへの遠征もこの街で身を隠していた十字軍が向かったとか。

そのような歴史を聞くと、また街を歩きながら、建物を見ながら、その頃を想像できそうになります。
この街に身を隠していた十字軍の一行が見ていた、過ごしていたそのままが今も残っているのですものね。




さて、日陰を見つけてお昼にしましょうか。



買って来たのはオリーブのフォカッチャを半分に切って、好みでカポコッロと羊のチーズをその場で切ってはさんでもらい
丸くて大きいので半分に切ってもらいました。



フォカッチャのパニーノだけでも良かったのですが、目の前に置かれていたこのピザが美味しそうで少し購入。

その場で欲しい分だけ切って買えるこのようなピザは、またピッツェリアのようなピザとはちがく、
美味しいところのはちょっとフカッとしたピザの生地も美味しく、やわらかくて冷めていてもとても美味しいです。
もちろん、この写真の冷め切ってますよ。でもやわらかくて美味しい~!

トマトが甘くおいしかった~!

ミケーレが食べた以外の残り半分のフォカッチャのパニーノも少し味見しましたが、これも本当に美味しかったですよ!

で、全部の残りはミケーレのお腹に消えていきました!



こうやってのんびりのんびり昼食を外でするのは気持ちがいいね!

このあと、パニーノの隅っこなどを地面に落としてアリ観察をしていた私たちでした。
結構楽しいのよね、アリ観察!



昼食後は街をブラブラ。見渡しの良いところにもたどり着きましたよ。本当に気持ちがいい。

のんびりこの小さな街で過ごした後は、目的地へ!












・・・・・・・・・・・ゴルフ。。。。。。。

いや~ね・・・・私の目的地は別の場所だったのですが、ミケーレの目的地はここも入っていたのよね。。。。

もしかしたらゴルフも・・・とか家を出る前にいっていたけれど、

「前日の仕事の疲れで体のあちこちが痛いからゴルフしたら余計に疲れちゃうよね。」とミケーレ。

なので、私も 「そうだよ!!無理したら疲れがひどくなるよ~!」

とどうにかゴルフは避けるようにうながしてたのだけれど・・・・。。。

目的場所の入る午後時間の料金変化に約1時間ほどの待ち時間があるとのことで・・・本人大希望~!のゴルフの打ちっぱなしにしぶしぶついていった私。。

はっきり言って、私つまらないです。。。それに、ものすごく蜂が多くって、のんびり座ってもいられない私。。。パニック状態。
この世で一番嫌いなものは何?と聞かれたら蜂!!!と答えるほどの私。山の街に住むようになってから実感した。。。

絶対にゴルフに行く時は私はついていかないとまた心に強く誓った私。。。
でもな~またなんだかんだで連れて行かれそう。。。

あまりにも私が蜂が怖くてそわそわ、逃げ回ったりしていて、最後の方は少し怒りながら早めに切り上げてくれたミケーレ。

(だから、一人かゴルフを一緒にする仲間と来ればいいのに!・・・)

でも、名前がわからないのですが、ゴルフ場を回る時に乗る車?を初めて運転して楽しかった!

このゴルフ場は打ちっぱなしの場所に行く時もその車?を貸してくれます。

運転免許のない私、なんか車を運転した?????????気分でしたよ!

ゴルフ場をミケーレの指示でグルグル回っていた私でした。

あまりにも喜んでいるので、「次回からはゴルフ場での運転頼むからね~!」

え・・・・?いや・・・いや・・・・運転楽しいけれど・・・ゴルフには付き合いたくないのですけれど。。。。


で、2人の目的地!



プールでのんびり。

こうやって本を読んでいる人たちも海にプールにいつもの光景。

で、私たちは冷たいお水につかり、そして日光浴~を望んでいたのですが、
始めてきたこのプール、実は温泉プールでした。。。。

お水につかるまで温泉と気がついていなかった私たち。

入って、「あ・・・・あついね・・・」とショックを隠しきれなかったミケーレの顔、おかしかった~!

実は、この地域 Saturnia ・ サテュルニア は温泉地。

この街やこの地域、このゴルフ場は何度も来ているし、
この地域にはゴルフ場などこのプール施設などがないときからミケーレにとっては子供の頃から来ていた場所。

で、ミケーレもこのプール施設は初めてだったので、まさか温泉プールだとは知らなかったのです。

このプールはゴルフ場、ホテル、エステなど大きなリゾート場 

なのでこのプールは温泉が流れ込んできているのです。

4つの温泉プールがあるのですが、プールのなかはどこも若い人から年配の方が大勢。
子供用の浅いプールもありますがそれ以外は最低でも130センチの深さです。

みなさん、ゆっくりつかったり、プールの中を歩いたり、滝のように流れるところでうたれたり、
結構激しくボコボコと沸き立つ中にのんびりいたり、階段のようになっているところで半身浸かりながら座っていたり。

泳ぐプールではなく、みなさんのんびり体を温泉水に浸していました。

実は、出かける前に体のあちこちが痛いな~と言っていたミケーレに私が

「こんな時に温泉に入れたら体の疲れも取れそうだね」 と軽く言っていたのですが、

実際はそれが現実になった(笑)。




温泉プールにのんびり浸かった後は日光浴。

ミケーレも今年はまだ一度も海にもプールにも日光浴に行っていないので肌が白い~!
腕と顔だけ仕事焼けで日焼けしてます。

3時間ほどだけだったけれど、のんびり過ごしました。あまり日焼けできなかったけれどね。。。。



プールの一箇所はこんな感じ。

程よく温かい温泉プール。でも、プールから出ると寒くて早く日光浴して体を温めなきゃ!という感じ。



この建物のなかにもプールがあり、外のプールからつながっているので、温泉プールの水中を歩いて入っていけます。

ここはここで、のんびり過ごせた。

家に向かっている時にはすでに肌がすべすべになってきていましたよ!
このすべすべを実感するとまた行きたくなるのよね。




夕飯はいつものピザテイクアウトのピッツェリアで食べることに。

結局なんだかゆっくり体を休めたけれどそのぶん疲れ?を余計に感じて、そしてお腹もぺこぺこ。

ミケーレはアンチョビのピザ。私はパッパリデッレにラグーをかけてもらいました。

このお店でパッパルデッレを食べるのは初めてでしたが、手打ちの麺がすごくおいしかった!!!!!!
この日はイノシシのラグーはなかったけれど、次回またメニューに登場したら食べたいな!

でも、写真ではわからないですが、めちゃくちゃ量が多いのです。。。。がんばって食べても食べても全く減っていかない。。。
普通に3人前はあったと思う。。。他にお料理を注文しなかったので、2人前以上残ったものはミケーレが平らげてくれました。

またのミケーレのお休み、今度はどうのんびりしようかな?

夏のポレンタ

2010-08-01 | MANGIA FUORI 外食
ミケーレのお休みの日は外に行こう~!と言い出すミケーレ。
なので外食が多くなります。よく考えると夏になると外食が増える我が家かも。
やはりお天気がいいと外に出たくなるからなのでしょうかね~!



この日も暑く、山に涼みに行きました~!

この大きな十字架があるところが山の頂上のほうです。

この頂上の方は数件のレストランがあるのですよ。

私たちも夏になるとよく食べにきます。

この日もやはり山に涼みに来ている人でいっぱい!いつも行くレストランも満席でちょっと待ちました。





さて、山で食べるのは夏でもポレンタ!

ポレンタとはとうもろこしの粉をお湯などで煮込んでいき、
好みのソースをかけて食べる北イタリアの寒冷な山岳地帯での冬の主食。

でも、こちらトスカーナのこの山の方では真夏の暑い時期に山の涼しいところでポレンタを食べるのが普通。

以前、私が夏休みを利用して他のお仕事をしていた時に、
私のお友達のデーモンじいちゃんとお昼は山に登ってポレンタ食べてきたよ。
と会話をしていた事があったのですが、ちょっと調子が悪いんだよねとの会話を聞いた観光でこちらの山の街に
来ていたお客さんのおばさんに

「夏なんかにポレンタなんか食べるからよ!」

と鼻で笑われた事があったことを昔ブログにも書いた覚えがあります。

体調が悪かったのはポレンタ食べたからではなかったのですがね・・・。

こちらの山の習慣を知らない人から見たら、この真夏にポレンタなんて!とびっくりするようです。

ミケーレもこの山の近くの街ではなく、海に近い街でポレンタの収穫祭のようなお祭りをやりますと言うポスターを
つい先日に道路で見かけた時、

「真夏に山もない地域でポレンタだって!!」 と言ってあきれていました。

だから、やはりポレンタは冬の寒い時期の食べ物なのですよね。

でも、こちらの山の真夏に食べるポレンタの習慣はミケーレがまだ小さな頃からすでに普通にあった昔からのものだそうで、
一歩山に入ると涼しい、肌寒く感じる真夏のこちらの山でのポレンタを食べるのもなかなかいいものです。

なので、山にお昼を食べにきた人のほぼ90パーセントの人がポレンタを食べてましたよ。



私たちが頼んだものは、今の時期から出始めた新鮮なポルチーニでのソースで。

ポレンタって煮込んでいる時にずーっと付きっ切りでかき混ぜなくてはいけないとっても根気の要るお料理。
なので、なかなか家で作りたいとは思わないからこのお店の美味しいポレンタを食べるとうれしくなります。



ポレンタの他に、サルシッチャセットみたいなもの。

ハンバーグのようなのが半分に切って開いて平らにしたサルシッチャを焼いたものです。
それに、左が生ハムとチーズのクロスティーニ。右がチーズにポルチーニのクロスティーニ。



そして、近くのテーブルの人が食べていたのを見て食べたくなったミケーレが少量でとお願いして頼んだもの。
ジャガイモのオーブン焼きとズッキーネの花のフリット。



でも・・・・このフリット・・・・衣が重くって胃に負担が・・・・。。。。
美味しかったのですがね~。。。残してしまいました。。。

日差しに当たるととっても暑かったのですが、パラソルで陰になっている場所で食べると
外でも本当に涼しく快適にお食事ができる!

やはり、夏の山で過ごすのも快適ですよ~!



一番最初の十字架の写真の場所から見渡せる景色です。



遠くの方は海や湖も見えますよ。



眺めもいいから気持ちがいい~!



右の方が頂上に上がってくる方ですが、その先も広大なトスカーナの景色が見渡せます。



さ~~~~て!お腹もいっぱい!

涼しい山を車から手を出して 「は~涼しいね~」 といいながら自然クーラーの中をのんびりドライブです。

山の夏の過ごし方は涼みに行くのと日焼けをしにいくのとどちらもできて快適です。
海だと、海を楽しみ日焼けをしに行く一方だけですが(それもまた楽しいのだけれど。。。)、
山の方では日が当たっているところで日焼けを楽しみゴロゴロし、涼みたいな~と思えば木陰に入れば一気にクールダウン。
なので、海とは全く違う日焼けの楽しみもあったり。
なので、多くの人は水着姿で山での日焼けを楽しんでいるのですよ~。

夏の時期、この山の地域に住んでいてよかったと思うひと時かも。

でも・・・・・海にものんびり余裕を持って泊まりで遊びに行きたいと思うけれども。。。

ポルチーニの時期が始まった!

2010-07-27 | MANGIA FUORI 外食
今年もポルチーニの季節が始まりました!

ポルチーニというと秋のようなイメージですが、実際には山の方ではすでに7月入る頃には出てきているようです。
なので山の特権なのかな~?今の時期から、それも新鮮なものが!!

今年も7月に入る頃にミケーレが 「ポルチーニが出回る頃だから家にも買おう!」と言い出したので
私もポルチーニの時期が来たことに気がついたのです。
本当なら自分達も周りの友達のように山に入り自分達で見つけたほうが楽しいし、食べるのにもっと喜びも違います。

でも、この夏は忙しいミケーレ、山に入ってポルチーニ採りはできる日がな~い。。。。
なので今年も近くの個人の小さな八百屋さんのようなお店が新鮮なものが入ったら伝えてくれるのを期待します。

夏でもお店を持っていて夏休みのヴァカンス時期を稼ぐ友達達はお昼休み時間が2~3時間ある人たちは
山に入ってポルチーニ採りにいくようですが、
それぞれ個人の秘密の場所があるようでいくら仲良しでもめったに教えてはくれないのですよ。
そのかわり電話やばったり道で会った時に「何キロのポルチーニが採れたよ!」との自慢話はしっかり聞かされますが!(笑)

山の街に住むようになってからスーパーで買うのではなく、
新鮮なポルチーニをよく手に入れられるようになった、そして食べる機会が増えた私ですが、
未だに何月頃が旬なのかしっかり覚えていません・・。。。毎年ミケーレに言われて気がつくという感じです。

7月のはじめ頃、今日は外食したい!と仕事先から連絡がミケーレからあり、外食することに。

家の近所のいつも美味しいピザを我が家にテイクアウトするお店です。
ここはピザ以外にもパスタもお肉料理もあります。

ミケーレはピザを食べようかな~と思っていたようですが、
お店の店員のお姉さんと話しをしていたら新鮮なポルチーニがはいったよ~!と!
だったら食べなきゃね~!とポルチーニを食べることに。

このお店、ポルチーニは新鮮な時は新鮮!とちゃんと伝えてくれるし、
そうでない時は前回採ってあったものを冷凍したものよ!と教えてくれます。

なので、新鮮なまま食べれるのはお店でも少なかったりするのですよね。

もちろん、今回は全て採り立ての新鮮そのもの!!!

ポルチーニも採って数日立つとすぐに風味が損なわれてしまうもの。

いい時に食べにきたな~!!!と2人して目を合わせて喜びましたよ~!
ましてや山育ちのミケーレは私以上に喜んでいたもの~!



前菜には生ポルチーニ。

生のポルチーニを薄くスライスしたところにセロリと羊のチーズが削られてのせてあり、
オリーブオイルとプレツェーモロ(イタリアンパセリ)がまわしかけられているだけのとってもシンプルなもの。
軽くレモンもかけてあったかな?



写真がずいぶん色が変わります・・・・が・・・。

これ、私たち外の席だったのですが、ミケーレの前にこのお皿が渡されて撮ると、
私の席からはどうしても写真を撮ると私がかぶって少し暗くなるのですよ。。。。
お店の照明とこの時間は日が暗くなってきている時間でデジカメでは明るさでこうなります。


ミケーレと2人で一皿を食べましたが、ものすごく美味しくて独り占めしたいほど!

生でポルチーニを食べるのは初めてだった私です。
風味がしっかりしてて本当に新鮮で本当に本当に美味しい!!!
食感も全く硬くなく、やわらかすぎずサクッポリッと(では全くどのような食感なのか伝わらないですよね。。苦笑)うれしい!
また絶対に食べたい!!!!!!
これこそ採りたてでしか味わえない生ポルチーニ!!!!!



プリモはポルチーニソースでピーチを食べました。



写真ではあまりわからないのだけれど、ポルチーニがたっぷり入った、ポルチーニの味がしっかり出たソース!
これまた本当に美味しかった~!!!!!!
ソースがたっぷりでどこを食べてもピーチに絡んで本当に美味!
これもミケーレと競って食べたほど!



セコンドはローストポークにこれまたたっぷりのポルチーニソースがかけられたもの!

私はすでにお腹いっぱいでほとんどミケーレのお腹に入りましたが、これもどこを食べてもたっぷりポルチーニソースで
本当に風味がいい!



写真では何かわかりませんよね・・?
これはポルチーニのフリット。ミケーレの大好物でもあります。
でもまさかこんなに沢山盛り付けてくるとは思わなかったからお腹がいっぱいの私たちは驚きました。
でもね~これもまた本当に美味しいいの!
中には重い衣をつけて揚げているところもありますが、このお店のは軽くてサクサクいくらでも入りそうでした。
お腹がいっぱいだった私なのに、ついつい手が出ていた私です。

ミケーレももう食べれないよ~と言いながらも最後はお皿をからにしたものね。



灰皿とタバコが写ってしまっていますが・・・失礼・・・。

思いもよらず、思いっきり新鮮なポルチーニ三昧だったお夕飯でした!!!!
本当に幸せでしたよ~!

時期のうちにポルチーニをもっともっと楽しみたいな~!

お魚食べに

2010-07-23 | MANGIA FUORI 外食
7月のはじめ頃です。

ミケーレのお休みの日に 「あ~~~~お魚食べたいね!」と言う事になり、海のほうまでお昼を食べに出かけました。

海に行くまでも暑かったけれど、トスカーナの毎年行く海の近くの街に近づいたら
地面からもジリジリ・・ジリジリ・・・・と焼ける暑さ。

湿気を感じないのが助かる。

この暑さになったのもつかの間だったので、私・・・・そんなにまだ・・・・大丈夫だろう?
とジーンズはいていったのですよ。。。。今年初の昼間の海辺へ行く事だったので、海のほうがどれだけ暑いか想像できなくて。

水着になるつもりは考えていなく、ただ昼食だけ食べるのだと思って。。。。
時間があるのだったら洋服の下に水着を着て食後にでも日光浴を楽しみたいけれど。
毎度毎度のことだけれどミケーレは急に決めるので、この日は昼から行くって事で私は用意しませんでした。

上はキャミソールだったからまだ救われたけれど・・・汗が出るではなく、ジリジリ・・・ジリジリ・・・ジリジリ・・・焼ける。
もう地面に素足などで歩いたら思いっきりやけどしそうなほど。




あぢぃー。ビールがうまい!

本当は去年に海水浴に来て海辺のこちらの 去年にブログに載せたお店に行くのが目的だったミケーレ。
そう、あの海辺で美味しいお寿司を食べたところです。

でも・・・・・・・・・改装中・・・・・・・・・・

で仕方がなくほかの海辺のレストランへ暑いので調理の香りが美味しく漂うところへとっとと入った私たち。

っていうか・・・・思いっきり繁盛できる時期に改装中って・・・・。。。

というのも、うまく説明できないと思うので申し訳ないですが・・・・

海辺のレストラン&バール&トイレにシャワー室などはその経営のある敷地内の砂浜はプライベートビーチになるので
その場所で楽しむにはその敷地内のバール(それぞれレストランやら一緒です)に頼まなくてはいけないのですよね。
別にそこでお料理を頼まなくてただパラソルやベットを借りるだけでも。

なので、去年は寿司バールだったところが改装中ということは、プライベートビーチも閉鎖中ということで、
全く利益にならないと言う事です。

イタリアでは気温がいい年は5月から海に行く人たちもいるほど。7月となればすでに夏本番です。
今年は6月がいまいちの天気が続きましたが、それでも少しでも海を楽しもう出かけていた人も多いイタリア。

そして天気も回復し、この暑さではすごい人で埋め尽くされている海辺。
フリービーチは海辺の遠い端っこの方にあったりや
プライベートビーチと隣のプライベートビーチの間にあったとしてもかなり狭い範囲しか用意されていなく、
プライベートビーチですごそうと思わなかった人たちでも、「もう場所がなかったらプライベートビーチでもいいや!」
ってお金払う人もいるはずですもの。
もちろん、プライベートビーチはパラソルにベットを借りたりする料金を払わないと使わせてもらえません。

だから、こんなに人でいっぱいの海なのに、改装中だなんて!と。。。顔を見合わせた私たち。
でもでもでも・・・・改装中だったけれど・・・・寿司バールは復活するのかしら????
そっちの方が断然気になる私たち。。。

実は、6月の前半だったかな????にお寿司が食べたい又は美味しいお魚が食べたい!
ということで夕飯をこの海のある街へ食べにきた私たち。

去年は街の中にも2件ほどだったかな~?寿司レストランがあったのです。
食べには入らなかったのだけれど。
でも、今年に行ったら普通にイタリア料理のお店に変わっていた。。。。。がっかりした私たちです。

そして、すごく美味しく食べれた海辺の寿司バールまでなくなる??となると、またかなり残念かも。
今まで食べてきた日本食レストランの中では1番美味しかったのにな~!




海辺につながっているので室内で食べると言う感じではなく、海にむかった方の窓はなく吹き抜けなのですが、
クーラーが効いていて涼しかった!

逆に寒かった私でしたが。。。



上から右回りでタコ、マグロ、メカジキのそれぞれのカルパッチョ。

あまりに暑くてパスタなど食べたくなく冷たいものをが食べたかったのです。



魚のグリル。

エビ・イカ・お魚は何のお魚か忘れましたが・・・。。

魚のグリルがとっても美味しかった!

カルパッチョもさっぱりと美味しいのだけれど、グリルは新鮮だな~!!!というのがすごく感じましたよ!
名前を聞かなかった(聞いたけれど忘れたのかも)お魚のグリルがこれまたふんわり美味しくて、
ふっと、お醤油をかけて白いご飯で食べたら最高だろうな~など一人想像していたほど、
なんかとても懐かしい身がふんわり焼かれた美味しいお魚でした。

イカもとってもやわらかくて美味しかった!

「私にも残してよね!」と慌てて言わなかったら全部食べそうな勢いだったミケーレでしたもの。



ミケーレが夏の救急隊員のお仕事が始まってから二人でゆっくりと一緒にお食事をできるのが
ほとんどミケーレのお仕事がお休みの日だけになっています。

週に1回というかんじです。。。

やっぱり、一緒に食べて色々と会話ができながら食事を楽しむって大切だな~。

最近一人で食べる事ばかりなので寂しいです。

この日、食後のんびりしてどこかによろうか?と他の地域の海に行きました。
ミケーレはしっかり水着持参していたからね~。
でも、かなり歩きにくい岩、岩、岩をたどって歩いていった先で日光浴を楽しみたかったミケーレ。

多分、すでにここで私に異変があったのかも。。。私は行きたくなく、待つと言い出した私。。。

元気な時は私は岩・・岩・・岩・・を歩いている、飛び乗るのに爪などに怪我しそうで

・・・・・・・海にいるからビーチサンダルだし。。。
ミケーレはサンダルと運転するためにスニーカーをいつも持参なので本人は私の怪我しそう・・
と言う心配をわかってくれていない気がすると思うのですよね~。。。毎回言ってるのに。。。・・・・・・

あまり行くのが好きな場所ではないのだけれど、ミケーレが行きたいというときはいつもついていってた私です。

残るといった私に、「一人残して、一人で日光浴なんて楽しくない!」とミケーレ。。。
ちょっとミケーレのご機嫌を悪くさせてしまいました。
で・・・・結局家に帰ることに。。。

でも帰って正解でした。ミケーレもやはり仕事のお疲れで。あまり寝ていない1週間だったものね。。

実は、すでにミケーレが日光浴したかった時からなのかな~帰宅途中からだったのかな~
家に着いたらなんだか一気に体調がおかしくなった私。

最初は全身が重く思いっきりだるい・・・吐き気は全くないけれど気分が悪い・・・
横になりたい・・・・力が入らない・・・フラフラする・・・・・・・

ベットに横になったら目が回ると言うより頭が回るのか重いのか意識が軽く遠くなるようにボーっとしてくる・・・・
目を開けているのも辛い。
体全身がだるさからか重く感じてベットに沈んでいくような感じを感じる。。。

貧血だったのでしょうか?

ミケーレが私の様子を見ながら対処してとにかく足を高く上げて横になりました。

救急車呼ぶ!と言われたけれど、自分ではそこまでではないと思って断りました。

数時間寝たような寝ていなかったような感じでしたが、立つと倒れそうなほどで、話すのも本当に辛く
言葉にもならないというか、立つと力が出なく全身頭からつま先まで鈍く重く、声を出すのも一苦労。

ミケーレに心配かけさせてしまいましたが・・・・。。。

多分、焼けるような暑さから急に一気に気温が変わったレストラン内で
寒いクーラーに当たりながら食事をしたのが問題だったのかもしれません。

海では、食事した後にすぐに海の中に入ったら具合が悪くなるからは入ってはいけないよ!ってよく言いますよね。

みたいな感じのものなのかしら?


食事のせいだったらミケーレも具合悪くなっていたはずですが、本人はいたって平気。

夜に胃になにか入れたほうが良いと体から感じ思ったので、
やわらかいご飯で従弟夫婦が持って来てくれた叔母の手作り梅干で温かいお茶漬けをゆっくり食べました。

それから少しずつ気分も落ち着き、次の日は普通に元気に起きれたのですよね。

やはり急激な温度の変化が良くなかったのかなっと。

これからも気をつけなくては・・・。