伝統は伝統で大切なんだと思う。
でもそれがすべてではないはず。
伝統が礎となってその上に
新しいなにかが生まれる、
それなら分かります。
だけどいつもいつも伝統が
我が物顔で優先道路を
走ってばかりいたら
新しいものなど生まれてこない。
時代は目まぐるしく動いていて
世の中は変わり続けているのだから
頑なに伝統を守るのはかえって不自然。
新しいものを受け入れる用意が
できなくなったらそれは歳を取った証拠。
人も組織もおんなじ。
若返るためには伝統と睨めっこしながら
新しい風も取り込まなくてはね。
野球をするために選手に坊主を
強要するなんて絶対におかしい。
それは選手の自主性に任せる。
そういう監督がいつか出てくると
私はずっと思っていた。
大人の伝統的価値観を
子どもに押し付けてばかりいたら
子どもたちは自分で判断することが
できなくなってしまう。
自分で考え、自分で判断する。
そういう練習の方が
ボールを遠くに飛ばす練習より
ずっと大切な気がするんです。
※写真は息子が2年生になった頃
キャッチボールをするために買った
大人用と子供用のグラブ。
結局息子はすぐにテニスの方に
行ってしまったので
あまり使わないまま物置で眠り続けていた。
野球のグラブとボールは男の必需品。
これ前にどこかに書いた記憶があります。