<5月13日の日記> 佐々木譲の「ベルリン飛行指令」、帚木蓬生の「逃亡」と戦争が背景にある重い作品が続いたので、ここいらでちょっと軽い読み物を・・・と思って読んだのがこの宮部みゆきの「心とろかすような マサの事件簿」。 前作「パーフェクト・ブルー」の続編って言うか、番外編? 元警察犬のマサが小説の語り部って設定自体に無理があるような気がします。 それなりに面白いですが、宮部みゆきのまだ初期の作品のようで、作品に彼女らしいキレがないような気も・・・(-.-)