澤 竜次『ブルジョワの午後』

ミュージシャン澤 竜次のブログ。

ゲン担ぎのゲンコツ。

2015-07-22 02:25:07 | ブログ
このブログの前回の更新から最近まで色々あったな。

何があったかな。

そう、今更ながら今年の3月いっぱいでデビュー以来ずっと黒猫のマネージャーだった石田さんが退職した。
一緒に居過ぎてもう事細かにあまり思い出も思い出せないけど、メンバー同然だったね。
寂しかったけど、今は他業種であの人柄を生かしてバリバリ働いているしちょくちょく黒猫のライブにも遊びに来てくれるので嬉しい。
そして新マネージャーは野呂さん。
まだ4ヶ月ぐらいやけど、最早長い付き合いをしているように感じるぐらい親密で濃密な時間を過ごしている。
なので石田さんは安心してサボテンとインテリアに専念して頂きたい。

先月はPUFFYで石垣島へ。
本番のステージは、黒猫が出演した2009年の京都大作戦以来の、いやそれ以上の暑さだった。
本番日の午前中には石垣島から竹富島へ遊びに行った。
決して本番をなめてはいない。

寝坊して、水着でフルスピードで行けなかった俺。


舞台監督Jさんの、頼もしい現地人風情漂う背中。
道迷ったけど。


と、決して本番はなめていないし遊び呆ける程の滞在時間では無かったのだが、恐ろしかったのは竹富島から石垣島へ帰るフェリーに乗る際、皆口を揃えて「ああ、帰りたくない。」とボヤいていた事。
完全に日本の本島の事はなめていた。

そんなPUFFYで現在ツアー本編を終え、残すところ今週23日に行われる追加公演の川崎のみ。
是非お越しを。



最近はNHKまれの劇中バンドlittle voiceの楽曲のリリースが急遽決まってレコーディングしたり、実際に音楽番組に出演する事になったり、なかなか面白い事をしている。
黒猫チェルシーはおそらくここ数年においては、日本で最もNHKにお世話になっているバンドではないだろうか。
渡辺がこれまでやって来た俳優業や、今色んな事が繋がって来ている。
何しろ一つのバンドを続けていると予想しなかった色んな事が起こるという事で、面白いものだと改めて思う。
軸のバンドがあるからこそそれぞれが色々やっている。
今はライブも少なくて目立った活動はしていないけど、確実に軸を太くしている。
歌とギターとベースとドラムを、同時に刺激的に提供するバンドであるべく。
妄想や幻想を、内容や形を変えながらこれから更にぶちまけていく。
具体的な事は今後、形にした際にインタビューなどで読んで貰いたい。


物騒な言葉の飛び交うニュースが多いけど、へこたれない。
ヒステリックとヒステリックのぶつかり合いはヒステリックな答えしか導き出さないから、議論は戦いじゃないしもっと冷静になだめ合うべきだと思う。
今の日本はやかまし過ぎて、疲れている皆がゆっくり出来ないから、まず一回黙れ。

ああだこうだ言い合うガキどもに、半笑いでゲンコツ喰らわせてくれる小学教師みたいな存在って、どこの世界にも必要やと思う。
そういう国民、1人の人間でありたい。