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波平さんの“毛”を抜いた「犯人像」 悪質ないたずら? 社会不安?
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波平の“毛”抜かれる
東京都世田谷区桜新町の商店街に設置されたされたサザエさんの銅像。
そのメンバーの、磯野波平(54)の頭から
毛
が抜き取られたらしい。
新潟市の古町モールに、
ドカベンの岩鬼の銅像が設置されたときにも、
岩鬼が咥えている枝っきれがしょっちゅう引き抜かれたな。
当時、これはいかん!と管理団体(新潟市か?)の下した対策は、
「もっと丈夫に作ろう」
っていう間の抜けたものだった。
虚構新聞の記事と同じように……。
ちなみに去年新潟の町で岩鬼の銅像を見たら、ネジ止めできるように改良されていた。
これがまた不恰好だ。
これを踏まえて、改めて書こうと思う。
波平の“毛”問題の解決策だ。
つまり、
わざわざ引っ抜いてまでもっていこうとするやつがいるんだから、
近くに売店出して売ればいいんだよ!毛!
一本500円!
なんと今なら5本で2000円!
海平兄さんに会いたければ二本買ってね!
そもそも、
折ってまで“毛”を手に入れた人間は、
「わざわざ像から取ってきた(俺ってすげえ)んだぜ!」
って言いたいだけなんだから、
“毛”を誰でも手に入るものにしてしまえば、盗む動機も価値もなくなる。
しかも観光資源(そのものずばり毛の販売益)となるし一石二鳥!
予め、毛を取り外し可能(波平の頭に取付用の穴だけ空けといてもいい)にしておけばよい。
毛のある波平と写真を撮りたければ、人は買う!
ここで重要なのは“買わせること”である。
レンタルなんて半端に良心的で手間のかかる方法はスマートではない。
絶対に買わせること!
何とか地蔵みたいに、
「毛が無くてかわいそうじゃのう」
って波平のために毛を買って付けてくれる奇特な人もいるだろう。
抜かれた直後に
こんな話もあったし
量産品として作っておけば、一本二本盗まれても問題ない。
なんなら、予算立てして全市民に一本ずつ配ってもいい。毛を!
それに売れなくたっていいんだよ。
「絶対取れない毛にすればいいんじゃね?」
なんてバカ丸出しの対応はいかん!
毛の有効利用策を提案、実行できれば、
私たち(運営しているのは世田谷区か?)は、こんなにうまいやり方を考えることができる区ですよ
ってアピールになるんだから。
ぜひ、この“毛の観光資源化に関する提案”を採用していただきたい。
間違っても、
「帽子をかぶせればいいんじゃないの」
なんて、もっとも安易で、なによりつまらない結論を出してほしくはない。
あくまで正々堂々と“毛”問題に取り組んでいく姿勢に意味がある。