ボリビア カミナンド記

ボリビアのアンダルシア

タリハはサンタクルスから南へ1000km、アルゼンチンの国境に近いところにある。タリハ市の人口10万人ちょっと。そのうち90%がスペイン系。残りはインディヘナと呼ばれる人々。ボリビアのほかの都市から比べてスペイン系がとても多い。排他的といわれるのもそんなところに原因があるのかもしれない。

タリハは標高1800mの高原地帯(バジェ)にあり、涼しくてしかも湿度は低く、さながら避暑地である。
それに比べ、私の住むサンタクルスは平地なので今、気温は30度以上、蒸し暑いことこの上ない。

タリハは1574年にスペイン人が開いた(征服した)土地で、太陽のさんさんと降り注ぐ乾燥した気候はぶどう作りに適しているのでスペインと同様、ぶどう作りが盛んである。まるでスペインのアンダルシア地方のように,ブドウ畑が広がるところから、タリハは「ボリビアのアンダルシア」と呼ばれるようになった。

その中のウリオンドという場所にある「La Casa Nieta」(孫の家)というボデガ(ワイン蔵)をたずねた。ここのワインが昨年のボリビアワイン品評会で1位をとったという。飲み放題の一般ビノ(ワイン)の試飲!そのあと、ボリビア料理を気に入ったワインとともにおいしくいただいた。

ちなみにボリビアで有名なワインのブランドはタリハの「Campos de Solana」と 「Concepcion」である。

写真はボデガから見渡したブドウ畑。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ラパス、タリハ、コチャバンバ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事