ひとつは高松市の郊外、寺井町にある「田」。
なんと読むの?「デン」。なるほど。なぜそういう名前にしたかは聞かなかった・・・。

のれんをくぐると、屋根はあるけど壁のない空間・・・半分外、半分中、みたいな空間がありました。

もう一つ奥へ入ると店舗です。
その日は、さぬき独特の冬だけのメニューのしっぽくうどんが、まだ、ありました。
妹はそのしっぽくを頼みました。
冬の根菜類、大根、ニンジン、里芋などがとろけそうなほどよく煮てあり、体が芯から温まります。

私はちょっと欲を出して、しっぽく肉うどんにしました。
しっぽく+お肉の甘辛煮、ですね。
お肉の味がしっぽくのおつゆに混ざって、味はいまいちでした。
しっぽくだけの方が正解だったかな・・・

このお店は働く男性が多く来るみたいで、出し汁の味が濃い感じがしました。
宇多津へおひな様を見に行った時、古い街並みの中に立派な鳥居を持つ宇夫階神社がありました。
出かける前から妹が調べていたうどん屋さんです。
宇夫階(ウブシナ)神社というのも読みにくかったですが、
その神社の方が境内の片隅で「うぶしな」という、うどん屋さんを開いているというのですから、
ユニークですね。
入り口には神社へ寄進した方の石碑が並んでいました。

この日はかけうどんとおでんをいただきました。
うどんのこしこし感と上品な出し汁が美味しかったですね~

食べる所はくだけた感じです。

ちなみに昨年秋に行った高松市の「しんせい」本店のしっぽくうどんはこんな感じです。
お店によって特徴があるのです。
私好みでした(笑)

さぬきうどんは奥が深い!
今度はどこ、行こう?