彼が住んでいた市川に、東山魁夷記念館というのがあって、
今、「風景巡礼その1 風景賛歌」という展覧会をしている。

ドイツ風の建物で、円錐形のとんがり屋根の建物が入り口。
中の展示は、大作はなかったけど、よく知られた風景でした。
残念ながら写すことができないのですが、「道」などがあり、いい展覧会でした。
道一つ描くにも、習作を何枚も描いているのですねぇ~
本作と同じくらい力を入れてい描いてます。
その努力は凡人にはできませんね。
絵を見た後、とんがり屋根の建物の2階が休憩室になっていて、

外の景色を見ながら、彼の画集を見たり、訪問帳をかいたりできます。
疲れた足を休めた後は、元来た道を帰ります。
京成中山駅までの順路が面白いのです。
住宅街を通り過ぎると、蓮池が見えます。

カメも30匹くらい、いました。
お寺の池なのでしょうね。
その横に中山法華経寺の通用門のようなものがあって、
近所の人はそこから境内を通り抜けて駅へ行くようです。
境内には10数個のお寺や五重塔があって、緑陰の中を歩くのはなかなかいいものです。


これが山門です。

歩くこと10数分で、中山駅に着きました。
行きも帰りも境内を通って、気持ちの良い散歩コースでした。