まあ、クリスマスにはあちこちでコンサートを開くので珍しくも無いかもしれないけど、ちょっとユニークなコンサートだったのだ。
マクロビオティックというのは今ちょっとしたブームらしい。菜食主義と似ているけど、主食が玄米、雑穀中心。
欧米の菜食主義ベジタリアンとはちがう。日本独特のもの。
玄米を主食に、おかずは肉、魚、牛乳類を使わない野菜、豆、穀類を使ったもの。
体に負担がかからなくて私くらいの年齢になるとすんなり受け入れられる。
昔の日本人は殿様や大奥でもなければこんな食事だったのでしょう・・・
で、もうひとつユニークだったのが、ゴスペルを歌う中年のおじさん、おばさん(失礼!)グループのコンサートだったことだ。
ゴスペルって普通、抑圧された時代の黒人が教会の福音書を読むのではなく歌ったのが始まりだったようなー気がする。彼らは救いを求めてわが悩みが神様に届くようにと歌ったのでしょうー。
その夜のゴスペル・トレインの歌声はまさにそのようなものだった。すごい迫力だった。
メンバー30人くらいいたらしい。聞くお客はそれより少なくてオー!なんと贅沢なことか!

曲は聖者の行進、Joyful,joyful、Joy to the world、星に願いをなど。
クリスチャンではないけど、いいクリスマスの夜を過ごせた。
実は娘と孫まで一緒に参加したので、孫が泣き出すのではないかとちょっと気になっていたけど、案ずるより産むが易し、結構手をたたいてリズムをとったりなんかして、私なんかより乗ってましたね。

ちなみにこの写真はボリビアのレストランのクリスマスの飾りつけ。
ちょっと懐かしいー
馬小屋の中。真ん中にいるのがイエス、その両横にいるのがマリアとヨセフ、その周りにいるのが三賢者。
たいていの家の飾りつけもツリーと聖書に書かれているキリストの生れた時を模した飾り。
ボリビアは8割が敬虔なカトリック信者。家族で真面目にクリスマスミサに行く人が多い。
日本人は真面目にお寺におまいりに行く人が多い、なんて絶対にないけど・・・