ボリビア カミナンド記

端午の節句

昔、我が家の子どもが小さかった頃、新聞紙で子どもがかぶれるくらいの大きな「かぶと」を作ったことがあった。
折り紙でもかぶとはよく作った。
今回はみはまネットの手作りカフェで趣のある古布のパッチワークかぶとを作った。
古い帯と大島の着物が古布として使われた。
かぶとにぴったりの布あわせ。


ちりめんでこいのぼりも作り、簡単だけど、端午の節句を祝うちょっとした飾り物が出来た。

四季折々、花が咲き、木々の緑が濃く薄く変化し、空の色も移ろい、それにつれて季節の行事が次々と日々の暮らしに色を添える。

日本が地理的に熱帯でもなく、寒冷地帯でもなく、頃合い良く北緯35度あたりに位置していることをありがたく思う。地理の教科書にもそのようなことは書かれていたけど、身をもって感じたのは帰国してからのこと。

ボリビアのサンタクルスにいた頃、1年は雨季と乾季はあるものの、気温に大きな変化はなく、殆ど1年中、半そでで過ごす単調な毎日。

暑いのが好きなので、苦にはならなかったけど、やっぱりあの単調さは日本のような細やかな芸術とか、文化が生れるところではないのかなぁと感じていた。

端午の節句はもうすぐ。
子どもの、というか、孫の成長を祝い、菖蒲湯に入ろう!
日本の先人はなんと洒落た人たちだったことか。
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