玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・門真市の保育園口演

2013年01月11日 15時36分18秒 | 日記
2013年1月11日(金)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年最初の口演は、昨年11月のご依頼をいただいた門真市にある保育園でした。
今回の口演は、0・1歳児・地域の親子さんと2~5歳児の2回口演で、私自身緊張感のある口演となりました。

最初は、2~5歳児の子どもたちの口演1時間。
口演作品以下の通り、紙芝居6作品・大型絵本1作品です。
『みんなでポン』『のーびたのびた』『あんもちみっつ』『かっぱのすもう』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(以上紙芝居)『おっぱい』(大型絵本)

私が舞台の裏で座っていると、元気のいい子どもたちの声が聞こえてきました。
子どもたちが、「ごりちゃ~ん!」と呼ぶ声で、いつものごとく「は~い」と紙芝居の舞台から顔を出しました。
と、一瞬会場の空気が固まり?シーンと水を打った静けさに・・・

子どもたちの爆笑をともくろんでいた私は、大いに焦りました。
「ごめんな。怖い顔がでてきて驚いたね。」と、ホローしましたが・・・

とにかく紙芝居口演と思い、早速『みんなでポン』を口演スタート。
この紙芝居は、子どもたちの「みんなでポン」の声に合わせて1枚ずつ抜くもので、小人やロボット、おばけなどがでてくるもの。
参加型紙芝居としては、なかなか面白い作品です。
子どもたちも、大きな声で「みんなでポン」と手をたたいて楽しんでくれたので、その後スムーズに口演。





子どもたちのはじけるような笑顔や笑い声に励まされて、何とか1時間口演ができました。
終わった後に、子どもたち一人一人にお礼を言うと、「ありがとう。」「ごりちゃんすき。」「またきてな。」と、嬉しいお言葉。

この調子でと意気込み、後半の30分間に挑みました。
後半は、0・1歳児と地域の親子さんたちがお客さんです。
前半と違っておっとりうんわりのムード。
小さな小さなお客さんたちを驚かせたはいけないと、マイクのボリュームも下げて優しい気持で口演を始めました。

口演作品は以下の通り、紙芝居5作品・大型絵本2作品でした。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『あそびましょ』『こうちゃんのじどうしゃ』『ひよこちゃん』『あひるのぴいぴいとひよこのぴっぴ』(以上紙芝居)
『おっぱい』『にんじんとごぼうとだいこん』(以上大型絵本)

小さな小さなお客さんたちは、知っている動物が出てくると「どーたん」「うだぎたん」「くまだん」と、嬉しそうに指さしをしてくれていました。
幼児のようにダイレクトな反応がないので、不安を持ちつつ口演を。
でも、丁寧にみていくと子どもたちの視線が紙芝居に向いていることに気付き、自身をもって口演することに努めました。
途中に手遊びも入れて和んでもらいながら、30分間の口演を終了しました。

今回、改めて乳児を対象とした紙芝居口演の難しさを痛感したことも事実です。

口演後、美味しい給食やコーヒーをいただき嬉しく思いました。
また、会場が保育園2階だったのですが、先生方のご協力で荷物の移動もスムーズにでき感謝しています。

いろいろとご協力ご配慮、本当にありがとうございました。