日本海を見渡す露天風呂
一泊2日マイカーでの温泉旅行。越前・厨(くりや)温泉経由で片山津温泉泊まりです。越前海岸は、ダイビングでよく行ったことがあるので道はよく知っていたが、しかし、久しぶりの越前・厨はカニミュージアムなどが出来ていて、随分と様変わりしており、行き過ぎてしまったほどでした。いつも利用していた民宿の前を通過して行き過ぎたことに気がついて引き返した。
日本海を見渡す2階の露天風呂はさすがに広々とした空間を眺められるので心も開くほどだ。そこから海岸を見おろすとエチゼンクラゲが浮遊していた。入湯料はJAF割引で一人400円。1階には温泉プールもあり、3階には食堂もあった。午後1時ごろだったので入浴後そこで食事をした。
道端には水仙がバケツに入れられて販売されていた。海岸に面する斜面一面に水仙が咲いていて、それを切って販売していたが素通りして武生インターに向かった。
越前海岸を望む水仙
片山津温泉街は今やかつての賑わいがない。閉鎖したホテルもあり、スナックや居酒屋などの関連店も閉鎖しているところが多い。「柴山潟」と名づけられた湖だけが昔と変わらない。スナックや居酒屋を利用するつもりはないのだが、血糖値コントロールに成功したのでハメを外して飲み食いしたかったので散歩がてらに街中を探索してみた。
温泉に入った後、ビールでまずはノドを癒したあと、地酒を所望した。3点セット1000円という割引券がフロントから渡されたからでもあった。カニを食べるのに時間がかかるが、こんなときは冷酒をちびりちびりとやるのが一番だ。
地酒セット甘口・辛口・辛口
部屋に戻って、自宅から持参した芋焼酎をお湯割りで飲んだ。大分温泉で購入した「原酒35度」の残りをポケットボトルに詰め替えて持って来たもので、片山津温泉街を散歩中に買った「白い鯛焼き」を肴にして呑んだのだが、やはり美味しい。
一夜明けて、2日目は朝から雨だ。傘を借りて早朝も温泉街を散歩し、高台にある愛染寺から柴山潟を取り巻く街の風景を一望した。地元の人だろうか朝から軽自動車で公衆浴場に入湯しに来ている人に出会った。旅館でもう3回も温泉に入っているので、公衆浴場はパスした。
片山津温泉街
朝食はバイキング、よく食べた。帰路はどこにも立ち寄らず、マイカーは雨の中をひたすら走るだけだった。自宅で計量したら2キロも体重が増加していた。
パステルで描いた水仙