恋の歌

おさえきれぬ　僕の気持ち
おかしな夢ばかり見てさ
だけどここに　浮かんでいる
君の頭の上にいる

小さな生き物

知らないままで　
過ごせるのなら　
その方が良かったこととか
たくさんあるよ　
だけど今だに　
アホな夢見てる

いびつな力で守りたい

丘に登ったら
いつか見た景色
季節の魔法で
君にうもれていた
君にうもれていた

夢じゃない
弧りじゃない
君がそばにいる限り
いびつな力で 守りたい
どこまでも

窓辺から

君が世界だと気づいた日から
胸の大地は回り始めた
切ない空に浮かべていたのさ
かげろうみたいな二人の姿 を

白い花

孤りを忘れた世界に　
白い花　
降りやまず
でこぼこ野原を　
静かに日は照らす

巡る季節 追いかけていく

ささやいて　
ときめいて
街を渡る　
羽のような
思い通りの生き物に変わる

それだけていい 何もいらない

君に触れたい
君に触れたい
日なたの窓で
漂 いながら 絡まりながら
それだけでいい 何もいらない
瞳 の奥へ僕を沈めてくれ

小さな生き物

負けないよ　
僕は生き物で　
守りたい生き物を
抱きしめて　
ぬくもりを分けた　
小さな星のすみっこ

はるか

夏の色に憧れてた　
フツウの毎日
流されたり　
逆らったり　
続く細い道

ありがとう陽光

ふりそそぐ陽光
雨上がりの匂い想う
追い越した自転車の方
照れながら若葉の色

この雨 あがれ

いつも 笑われてる
さえない毎日
でも あの娘だけは
光の粒を
ちょっとわけてくれた
明日の窓で

僕は歩いてく

同じこと二度とない
悲しいけど
さびしいけど
僕は歩いてく
雨の中を
日差しの中を

シャリンバイの開花が遅れている。

かすかな光

同じ涙がキラリ　
俺が天使だったなら
星を待っている二人　
せつなさにキュッとなる
心と心をつないでる　
かすかな光

いつも正しく挨拶

薄めず　呑みこめ
色気の無い中から　
色気を見つけたいはずなのに
優しくしてくれ
誰でもいい　
少しでもいいから　
優しくしてほしい

優しい人 やっぱり やだな

でっかいお尻が大好きだ
ゆっくり歩こうよ
わざとがっかりしたふり　
かごの中
誰も見ちゃいないさ