poppo徒然画帳

思いつくまま、徒然なるままに、絵や画像とともにつぶやきます。

朝顔、昼顔、夕顔、夜顔

2011年09月18日 | Weblog
 アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオ、あるブログで紹介されていたのですが、ヨルガオは知りませんでした。こうして一連にして並べると面白ですね。では、それぞれ見てまいりましょう。


 朝顔は、秋の季語です。「朝顔に 釣瓶(つるべ)とられて もらひ水」;井戸水を汲み上げる釣瓶に朝顔が巻き付いた。そのため、他の井戸に水をもとめたという俳句です。 加賀千代(かがのちよ)の作と伝えられている。ところで、朝顔とはいうのは朝の美女の意味らしい。古代の中国では朝顔は高価な薬で、牛と取引されたほどのものだった。そこで、漢名の「牽牛(けんぎゅう)」はそれにちなみ、生薬名は牽牛子(けんごし)と呼ばれていた。今でも漢方では種子を下剤や利尿剤に使っています。花言葉は「愛情、平静」。




 昼顔は、 名前のとおり、昼間に開花し、夕方にはしぼみます。晩春から秋まで長い間咲き続ける花です。海岸近くに群生するハマヒルガオがよく知られています。 「高円(たかまど)の 野邊(のべ)の 容花(かほばな) 面影(おもかげ)に 見えつつ妹(いも)は 忘れかねつも」万葉集 大伴家持。この容花(かほばな)というのが、昼顔のこと。ヒルガオの花言葉は「絆」。 根で組み合っているので、「絆」。





 夕顔は、夕方に花を開き、翌朝にはしぼんでしまうので名付けられたそうですが、実は、ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草です。ヒョウタンと同じ仲間。夏の夜に白色の合弁花を開きます。果実は長楕円形か球形で大きく、食用とし、また、干瓢(かんぴょう)にも用いられます。「源氏物語」に登場する「夕顔」は、これ。なお、ユウガオを食べて食中毒になった事例があります。苦味成分のククルビタシン(植物性自然毒)が多く含まれ、食後約20~30分後に腹痛や下痢、嘔吐などの症状を訴えたとのことです。




夜顔は ヒルガオ科の植物で、アサガオやヒルガオと同じ科です。花は夜開き、芳香があるとのことですが、お目にかかったことはありません。原産地では多年草だというのですが、日本では冬越しができないので、春まきの一年草として扱われているようです。花言葉は「妖艶」「夜」。




三重県「熊野地鶏」の出荷再開

2011年09月17日 | Weblog
(写真説明)出荷適齢の生後150日を迎えた地鶏。
14日からようやく出荷が再開された=熊野市紀和町矢ノ川の「紀和ふるさと公社」鶏舎で


 三重県「熊野地鶏」の出荷再開 

電気、水道ようやく開通 2011年9月16日


台風12号に伴う大雨の被害を受けた熊野市紀和町の「紀和ふるさと公社」で14日、停電と断水のため止まっていたブランド鶏「熊野地鶏」の出荷が再開された。同公社は今年2月にも鳥インフルエンザの影響で出荷停止となっている。再三の苦難を味わう格好になったが、一日も早く地鶏を届けようと関係者は動きだしている。

 年間約1万羽の熊野地鶏を出荷する同公社では、紀宝町で発生した鳥インフルエンザの影響で、半径10キロ圏内の「移動制限区域」に含まれたため、約20日にわたって出荷停止となり、経営に大きな打撃を受けた。

 今回の大雨では、鶏舎に被害はなかったものの、鶏肉の処理加工をする施設が停電と断水で作業ができなくなった。

 公社は現在4000羽の鶏を飼育しておりこの間に出荷予定だった地鶏300羽以上が1週間以上にわたって鶏舎に留め置かれた。

 11日、電気と水道がようやく開通し、14日から加工施設が稼働して出荷を再開した。停電と断水により施設が稼働停止していた10日間で出荷の適齢を迎えた鶏は既に700羽以上、まもなく出荷適齢を迎える鶏も350羽以上控える。

 出荷の遅れた地鶏は肉が固くなって品質が落ちるだけでなく、餌代など余分な経費がかかってしまうため、公社は一日も早く加工処理して出荷しようとフル稼働の態勢だ。

 鶏舎を管理する山田倫中央さん(33)は、「今年のように災難が続いたら、個人の業者なら間違いなく廃業だ。我慢の1年だったが、取引先の皆さんは一刻も早くと地鶏を待ってくれている。われわれもその期待に応えるため、何とかしなくちゃならない」と力を込めた。(中日新聞:宮崎正嗣)

 ダブル被害を受けたのですが、負けずに頑張ってください。応援しています。