本を読もう、旅に出よう。

管理人(Gil)の文学作品と海外に関するエッセーです。
イラストはハリポタ・ジブリ・ヘタリア・コナンが多めです。

はじめてのスターバックス

2008年08月17日 | 海外エッセー
まだまだ暑い日が続きますね。 挨拶では「残暑お見舞い申し上げます」です
が、


「んなわけあるかってんでーこの暑さでよう!!(沸騰)」



な気分の管理人です。



ところで、少し前にニュースがありましたが、スターバックス、アメリカとオーストラリアでは大幅に店舗縮小するそうですね。 店舗を拡大しすぎたとかで、採算の悪い所はサッサと閉めてしまうとか。 日本は大丈夫なのでしょうか、スタバがひそかに好きな管理人はハラハラです。


何故スタバが好きかと言えば、コーヒー全般が苦手で飲めなかった管理人に、カフェラテは飲めるようにしてくれた恩人だからなのです。(ちなみに胃が弱いのか、ブラックや濃い物はいまだに駄目です;)


あれはとっても、とって~も昔、日本にスタバが入ったか入ってないかぐらいの頃です。

アメリカ、オレゴン。
秋か初冬だったか、風の冷たい日でした。

いつもぶらつく市の中心部から少し離れた所を歩いていた管理人は、寒さにとりあえずあるカフェに入りました。

スターバックスという読み方もよく分からなかったと思います。
ショーウィンドウに、あのお馴染みのにっこりマークがあったのはうっすら覚えています。
日本のように特別おしゃれな外観、内装ではなく、何故そこに入ろうとしたのか、今となっては分かりません。

ただ、出会いと言うものは意外とさりげないのかも知れません。

入るとすぐ正面にレジ、左手に窓に面した一人用の席が並んでいました。右手にテーブル席はあったかと思いますが、自信はありません。
レジに行くと緑色のエプロンをつけた若い女性がオーダーを聞いてきました。顔を上げて壁のメニューを見る管理人。

ここはコーヒー屋さんかあ。寒いし、仕方ない、カフェラテなら飲めるかな。と思ったのを覚えています。

カフェラテもらえる? え、サイズ? 一番安いやつ・・ショートか。ショート下さい。

渡されたカップ、最初はわからずふたを取って(あとで友人に笑われましたが)恐る恐る一口飲みました。

・・・あれ。おいしい。

・・・すごい。コーヒーが美味しい。


そうしてから、寒い間はその店によく出入りするようになりました。
節約のため飲み物はいつもショートラテ。たまに奮発する時はチョコのスティックか三角スコーンをつけました。

窓際の席に座ってラテをすすりながら外をぼーっと眺めたり、友人の隣に座った見ず知らずのおじさんが陽気に話しかけているのを見ながら、アメリカってこういう所がいいなあ、なんて思ったり。

友人とスコーンをほおばっておしゃべりするのも楽しかったのですが、一人ぼーっと熱いラテを飲むのもほっこりしました。


寒い日でした。



と、言うわけでカフェラテは飲めるようになりました。


寒くなったらまた熱いラテを飲みに行きたいですね。
値段はちょっと高めですが美味しいコーヒーをいつまでも淹れてほしいです。


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