ホテルのコンシェルジュに頼っちゃいましょう！

もし滞在中のホテルにコンシェルジュがいたら、分からない事は彼等に頼っちゃいましょう！
管理人も色々尋ねました。
初日は別のホテルのコンシェルジュに、自分達のホテルの場所を教えてもらったり（初日いきなり迷ったのです××）、バスの乗り方の他、「あなたのお勧め観光スポットを教えてくれ」なんて答えに迷っちゃうような物まで。

ここでは初日にオペラハウスのコンサートチケットを手配してもらったエピソードをお話します。



受付でホテルのチェックイン手続きと同時に手配を頼んでみると。
すげなく「ここでは駄目です」てな事を言われる（意訳；英語の為）。
んじゃどこでならいいんだい、と聞いてみると、後ろにいるコンシェルジュに頼んで、との事。
後ろを振り返ると、おお～いるいる。
演説台のようなちっちゃなデスクにぱりっと制服を着た男性が！

コンシェルジュに頼みごとなんて初めてv
と言うよりコンシェルジュと言う存在自体が初めて！
さっすが観光都市シドニー、安いホテルでもいるんだね（失礼）

てな事を考えながらいざコンシェルジュへ。
担当はアメリカドラマ「ＥＲ」初期のカーター君に似た優しげな男前v
日本から印刷したコンサート情報を見せ、‘このチケットを予約してほしい’と言うとあっさりＯＫ。
やれこれで一安心♪

と思ったら。

早速オペラハウスへ電話してくれたカーター（笑）君、受話器を耳にあてたまま暫く彫像のように動かない。
どど、どうしたの？と思ったら、ようやく「電話が混んでるみたいだね」と受話器をこちらに向ける。・・・ほんとだ。クラッシックの音楽が聴こえてくる。

じゃあここは一旦切って、後でまたかけ直してくれるだろう♪
と思ったら、カーター君、再び受話器を耳に当て、電話が空くのをじっと待っている！！

あ、あの、いいんだよ、後でかけ直してくれれば。
と言うか、私達お客がいるんですけど、まさかこのままず～っと一緒に待たされるんじゃないでしょうねえ！？

しかしど真剣な顔でひたすら電話が空くのを待っている彼を見ると、そんな事は言い出せない雰囲気。

受話器を耳にあて、ど真剣な表情の彼。
なすすべもなく、おろおろと彼を見る私達。

その状態のまま３分はしっかり待った後、カーター君、ようやく受話器を耳から離し、すごい事を平然と言い放った。
「僕はこの状態であと二十分待ってみるから。チケット取れたら電話するし、名前と部屋番号教えて？」

そのまま二十分待つんかい！！

と言うか何故そこで一旦切って掛け直すと言う選択肢はないのか！！


・・で。ええ後ろ髪引かれながらお願いしましたよ、その場でひたすら待つ訳にもいかないんで。

その約１０分後、部屋で彼から「チケット取れました！」と言う電話を受けた時、しみじみ思ったのでした。

良かった、２０分も待たなくて



と言う訳でしょっぱなからカルチャーショックにはびっくらしましたが。
彼の他に3人のコンシェルジュにお世話になったけれど、皆親切なナイスガイvでした。シドニーのコンシェルジュはいいぞぉー！


イラストはハリーポッター親世代。
左からジェームス、シリウス、ルーピン、ピーターです。
実は親世代は初描きです。