福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

動物愛護管理法改正についてのトピックス その3

2012-12-10 | 日記
ブログのペースが最近、ちょっと落ちてきて、シッターM、何してるんだと思ってる方もいらっしゃるかな
はいとても元気ですただ、何だろやりたいことが、沢山あって、毎日時間が足りてません

このトピックスもサクサクッと書いてしまうつもりが、ダラダラッとなってしまいました

その2の続きです

改正された動物愛護法の主な項目について

4.災害時のペット対策について、都道府県に計画作成を義務付け

災害時の動物の適正な飼養や保管を図るための施策を動物愛護管理推進計画に定めなければなりません
また、動物愛護推進員は、災害時における動物の避難や保護などに協力する必要があります
ところで、昨日は、シッターM、個人的な用事で、友達の車に乗せてもらったですが、その車の中には、災害時の愛猫のグッズ(トイレシーツ、フードなど)が車の片隅に積んでありました
クローゼットや押入れの奥では、緊急時に取り出せなかったり、どこに置いたか分からなくなることが多いので、玄関先に愛犬の避難グッズを置いてたシッターMですが、普段使わない時は、狭い出入り口なので、結構ジャマになります。海沿いなど流される危険がなければ、車の中などもいいですね


5.ペット虐待の罰則強化

(1) 愛護動物(犬、猫、馬、牛、羊など)の殺傷
1年以下の懲役・100万円以下の罰金→2年以下の懲役・200万円以下の罰金に引き上げられました

(2) 愛護動物の遺棄・無許可特定動物(ペット用のヘビやサルなど約650種)の使用
50万円以下の罰金→100万円以下の罰金になりました

(3) 無登録動物取扱業営業
30万円以下の罰金→100万円以下の罰金など


先月、福岡県で行われた動物取扱責任者研修会で、説明された法律の改正について、主な点をトピックその1~その3で、簡単にまとめてみましたが、ざっとこんな感じです

研修会で、法の改正について話をしてくださった役所の方が、「捨てられた動物たちが、収容される所は、施設の一番奥の方にひっそりとあって、そこは、とても重い二重の扉になってます。そこから当然、自力で逃げることはできません。出ていける子たちは、新しい飼い主に引き取られるほんの僅かな子だけです。1匹でも殺処分される子たちをなくしていくために、皆さん(研修に来てる動物取扱業者さん)からもお客様に、(終生飼養の重要性や飼い主の責任など)十分な説明をしてください。」と最後に締めくくられたのが、とても印象的でした。

役所の方たちは、毎日毎日、飼えなくなったからと、飼い主自身に連れてこられる犬や猫を見て、心を痛めておられます。殺処分されるガス室のボタンをどんな気持ちで押してあるのでしょう?
以前、別のセミナーで、「よくそんなことができるな。」とか、「動物たちが可愛そう、やめてください。」といった苦情が、係りの人に寄せられるとのことを聞きました。・・・が、係りの方たちが望んでしてるわけでは、ありません。毎日毎日、捨てられる沢山の犬や猫の里親を探すのも限界があり、処分せざるを得ないのが現状です
因みに、私たちの町、福岡では、平成17年~平成21年度まで、犬や猫の殺処分数、ワースト1でした
平成22年度になってやっと10000頭を切り、ワースト5位へ。それでも8817頭の犬や猫が捨てられ、殺処分されました。
私たちに何ができるのかを考えましょう。犬や猫を飼うなら、終生飼養です。やむを得ず、最後まで飼えなくなったときは、できる限り、新しい飼い主を探してください。できないなら最初から飼わないことも愛情です。
そして、犬や猫を飼うときには、ペットショップやブリーダーさんから入手する方法に加えて、保護された子たちを飼うという方法もあります。
そして、先ずは、今、目の前にいる自分たちのペットを大事にしてあげてください。毎日の散歩や、お世話、歳をとったり、病気になったりしたら尚更、介護の為の時間や費用やもかかりますし、大変なことも多いのが事実です。そんな時に、相談に乗ったり、できる限りの協力をするのも(シッターさんによるだろうけど)シッターM、ペットシッターの仕事だと思ってますできることをできる形でやっていきたいと思ってます


今年もあと僅か。毎日のお仕事に感謝して、ワン・ニャンたちのお世話と、飼い主様へのサポートさせて頂きます
年末年始のご予約もまだ承っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します
詳細は、お電話(092-577-4209)、またはホームページで


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