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鉄と戯れる日々のことば

個展開催中です

2014-11-19 | おしらせ
HOMEベースの西荻窪にて個展を開催中です。

平日も沢山のお客様にいらしていただいています。
ありがとうございます。
懐かしい作家友達も訪ねてきてくださり、また、身体や音の表現者さんも来てくださり、沢山、空間と奥行きと時空や、気付きのお話をしました。見ようとする、聴こうとする、感じようとするそのものを大切にする方々と時間を共有しています。



また、この地で知り合いになった方、今迄の展示を見て頂いている方、、お仕事関係の方、。初めて見ていただいている方。。トロールの森開催地善福寺公園の作品からまわって来ていただいた方。

ここにいる時間の「今」感じています。



丹尾敏個展「すべての続きとはじまりのために」鉄で呼吸し、鉄とともに錆びる
トロールの森から続く物語
西荻窪GALLERY494
杉並区西荻北4-9-4
鍛冶屋アトリエベガ横
11/24まで開催中です。
明日木曜日はおやすみになります。


なお、23日日曜日はギャラリーの先都立善福寺公園で開催中のトロールの森国際アート展に作品を展示しており、最終日のアートツアーがあります。
12時半から15時までは公園におりますので、ギャラリーにはみづき珈琲さん(23.24と出張珈琲でいらしてくださいます)がいらっしゃいます、よろしくお願いします。


訂正)DMをはじめの頃にお出しした皆様、アートツアーでいない日を11/22と掲載してしまいました。正しくは23日日曜日です。11/22(土)はギャラリーにおります。11/23(日)は12-15時まで善福寺公園におります。



以下 今回の展示の想いを張り付けさせていただきます。



海へ・土へ還る旅

決して刹那的ではなく、幼いころからそう思い生きています。

地球の地中心までの地の層を、宇宙と呼ばれる果てまで空(くう)の層を常に感じていたい。

小さいころ大きな一本の木にたくさんのことを学びました。その木は、親であり・親友でした。
今私が生きているのはその木に出会えたからです。
いつもそのことに感謝しながら、
すべての生き物・粒子が同じフィールドに居るのだということを確認しながら制作しています。 

自分を大きく見たり小さく見たり・考えられる心を持つことで、取り巻く世界のことを
また違う自分だけの目で見ることができるのではないでしょうか。

地中心までの層と天までの空の層を感じ・・いまここに重力というバランスで立ってること
・・そんなことを常に考えながら生きています。
とてもシンプルなことですが、見失うところであるのも事実であると思います。

今回は、善福寺公園で展示している「種について」という作品に繋がる様な空間を作ってみました。
是非あわせて見ていただけると嬉しいです。
人が生活している街中のギャラリーで展示するということにもとても意識を持ちました。

鉄は私にとって毎日触らせてもらい、生活させてもらってる素材です。
感謝と鎮魂の意味を込めた作品を作っています。私にとって、制作場は教会のようなものであり、
展示は鎮魂祭の意味もあります。(小さい種の中には鋳物工場で拾ったのかけらが入っています。)
また、それとは別に制作時なるべく自己へ向いすぎないように意識しています。

見ようとする行為・感じること・聴こうとすること そのものが、
私の「つくる」ことだと今はおもっています。

今 此処に或ること 
それは
すべての続きと はじまりのために

Connecting life, child of rotating soil.
In being aware of the layers of soil deep within the earth,
And that layer of nothing known as space which was created as a result.
Being here (on earth),
Is it not possible to somehow have a separate awareness?
Now, being here now,
Is for the continuance and beginning again of everything.
コメント
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