育て方が悪かったんだな

高校の3年生になって

自分の進路を選ぶとき

私に向かって

金のない奴は

親じゃない。

と言っていたちびさん。

自分の努力足りなさは

棚にあげて。

しかも私の提案はきかないで

でも困ったときは懐だけ

あてにしてくる。

何が自分に合った進路

なんだか。

口のききかたというか

お願いする態度でもないし

聞いてもだんまりで

説明しようとするわけでもない。

嘘は何度もつくし

約束は破る。

もう、なにひとつ

助けてあげようと思えない。

だけど自分の思い通りに

ならなかったら

癇癪でしょ。

あー。

馬鹿馬鹿しい。

あんなのを命かけて

分娩して

色んな我慢して努力して

守って育てて来たのかと思うと

時間と手間とお金の

無駄だったと思う。

古い言葉だけど

勘当で十分。

向こうにしてみれば

姥捨てなんだろうけど。

私とは死んだときに

連絡来れば

いいそうです。

あー。

そうですか。

私には知らせないでください。

私も知らせないから。