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一休さんのピアノ・フルート日記

40代半ばでピアノを始め、その2年半後にフルートまで始めてしまいました。どちらも全くの初心者であります。

取り敢えず完成

2009-12-22 | その他
先日からシコシコと作っている「月と砂」のピア伴譜が取り敢えずできました。

残っていたフルートで伴奏する部分もfl先生の助言をもとにヒョイヒョイと作成。。
一応、コードに沿った音を使っているし大きく動くとこは無いので特におかしいという個所はないのでは???と思っています。
パソコンでの演奏機能が付いているのでそれで聞いてみると我ながらいい出来ではと思うんですけどね~

元々はjzp先生に教えてもらった右手と左手の動き、イントロに多少自分で工夫加えて作っただけなんですが、それでも作ってみると面白いし「やった!」って気分になります。


今週はjzp先生のレッスンがあるのでフルートを持参してこの譜面で伴奏して貰おうかな~~って思ってます。
どんなふうになるか楽しみでワクワクですね。。

その前に・・・
フルートでそこそこ吹けるように練習しなくちゃ。。
この曲、フルートでは殆ど練習してませんので・・・
jzp先生のレッスンまでに間に合うでしょうか・・・

スコアメーカーで

2009-12-08 | その他
スコアメーカーで「月と砂」のイントロ部分とテーマ部分を楽譜にしてみました。
最初はかなり面倒でしたが、慣れてくると入力作業もだいぶ楽になるような感じです。

楽譜通りにパソコンで再生できるのはいいですね~
面白いし達成感もあります。
それと、ちゃんと音符通りに伸ばせてないとこが何箇所かある事に気付きました。
修正できるかどうか別ですが・・・

しかし、こうやって譜面にしてみると我ながら結構難しい事やってるな~って気がします。
もし最初からこういう譜面があったとしたらチャレンジする気にはならないでしょう。
コードネームを見てあれやこれやと音を選んだり、リズムを先生に教えてもっらたりしながら練習してるんでなんとか弾いてますがそうでもなければとてもとても・・・
よくぞまぁこんなの弾いてるなって自分でも思うくらいです。
とか言って、ちゃんと弾けてるわけではありませんけど・・・
まだまださっぱりなんですけどね~

楽譜になってるととても難しくて弾けないような事でも、なんとかチャレンジできるのはメロディ譜にコードネームが付いてるだけだと易しそうに見えるからでしょう。
コードネームを使って弾く事にはいろんな効用があるのかもしれません。

スコアメーカー

2009-12-05 | その他
スコアメーカーってソフト買っちゃいました・・・
ソフトと言ってもソフトクリームではありません。
パソコンソフトであります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、その名の通りスコアをメイクするソフト。
即ち楽譜作成ソフトなのよ~~ん。。

そんなの買ってどうするのかって大多数の人が疑問をお持ちだと思います。
私もついこの間までこんなもの買うなんて思いもしませんでした。

「月と砂」をピア伴付でフルートで吹こうと思った場合、ピアノの先生なら適当に伴奏してくれることは間違いのないところなんですが、コードネームに馴染みのない方にピア伴してもらおうとすると楽譜が必要だろうなと・・・
それを手で書いてもいい訳なんですが、私の書くものなんてたかが知れてます。

従って、なんやかんやと足したり削除したりと修正がたくさん必要になる事は間違いありません。
それをまたいちいち手で書きなおしてたら大変なんじゃないかって。
パソコンだったら一度叩き台を作ってしまえば修正するのは楽なんじゃないかな~~って思ったんですよね~
それに、手書きのきちゃな~~い楽譜より綺麗に印刷された楽譜の方が見やすいでしょうし。

それに、こんなソフトなんて一度買っちゃえば一生使えそうでしょ??
フリーソフトやオンラインで購入する事も考えたんですが、以前フリーのをダウンロードして使った印象があまり良くなかったし、それにマニュアルが手元にないとやり辛いんですよね~
若い方なら、パソコン画面にマニュアルも広げて出来るんでしょうが私くらいの年になるとそういうやり方は目が疲れるし、マニュアルもどこを見ていいのかさっぱり分からなし、全容がつかめないのが苦しいとこなんです。

なので・・・
財布を握り締めて電器屋さんへ行って買ってきました。。


分厚いマニュアルを眺めてみるといろんな機能がありそう・・・
私に必要なのはごく一部のような気がします。
でも、このソフトでいろいろと遊べそうです。。

上海~総括

2009-11-13 | その他
上海での記事が続きますがお許しを・・・

上海の活気というかエネルギーの凄さは聞いていたところではありますが、実際に行って肌で触れてみますと、それが実感として分かりました。
やはり、百聞は一見にしかずということでしょう。

他に気のついた事を2,3・・・

まずは食べ物。。
上海の食べ物は美味かったです!!
特に中華。。
私が食べたのはホテルのバイキングと張家港のバスセンターにある食堂みたいなとこだったので大したとこではないと思います。
しかし、それでも美味かった。
ホテルでは朝から中華のバイキングと聞いていささかげんなりして行ったのですが、どうしてどうして・・・
全く抵抗なく美味しく食べる事ができました。
たしかにコッテリしてますが日本のコッテリとは何処か違う感じでした。
張家港で買ったお餅のお菓子も美味しかったし・・・
客先で出して貰った電子レジでチンしたご飯も美味かったな~~
旅行に行ってあんなの食べた人はまずいないでしょうね。

でも、展示会場で食べたマクドはイマイチだったかな、。
それと、日本料理店で食べたしゃぶしゃぶみたいの・・・
ま、中国に4,5日行くのに日本食を食べる事はないですね~

それと、中国の人のよく食べるのにびっくり。
朝からよくあんなに食べられるなというくらい食べてました。


次にマナー
しばしば取り上げられる路上での唾吐き・・・
これは一度も見かけませんでした。
来年、上海万博があるので当局の厳しい指導があるのでしょうか???
しかし、ホテルのロビーや禁煙マークの席でも煙草を吸ってる人がいたのでこの辺りは少し前の日本かな・・・

でも、至ってマナーや礼儀には正しいという感想であります。


それから、仕事っぷり
展示会場や客先の現場でも感じましたが彼らは勉強熱心です。
現場での仕事っぷりを見ていると、確かに段取りや機転の利き方は日本人の方が速いでしょう。
しかし、真面目に正確にやろうとする姿勢は充分にあります。

ちょっとしたトラブルで部品の加工が必要になった時、客先の紹介で近所の町工場みたいな所に行ったのですが、土曜日の5時過ぎにも拘わらず愛想よく真面目にきっちりとした仕事をしてくれました。

中国製品についてはその品質や耐久性に関して云々される事が多く、残念ながら私もそのように思っております。
しかしながら、彼らの仕事っぷりを見ていると一つ何か勘所を掴み、そういった教育がされると劇的に変化するのではないかと、そしてそうなった日には日本の製造業は彼らに歯が立たなくなるのでは・・・という一抹の不安を感じた次第であります。


一つ感じた中国の弱点
それは「広さ」です。
広すぎる。・・・日本人の私から見ればですけど・・・
広すぎるため人も物も移動が大変。

上海から張家港へ高速バスで3時間。これでも中国ではほんのご近所。。
日本で言えば大阪から岡山辺りでしょうか?
その間、延々と田園風景が広がっております。
片やわが国ではいろんな産業が沿線に発達している。
どちらがどうとは一概には言えないと思いますが、産業の集積という面で考えれば広さは弱点になりうるでしょう。


なんやかんやと書きましたが、とどのつまり中国は面白かった!!
また訪れる機会もある事でしょう!

上海へ~その2

2009-11-12 | その他
上海での前半を無事平穏に過ごした私・・・
7日からはいよいよ気の重ーーい仕事へと向かいました。
向かった先は張家港という所にある日系企業であります。

実は、上海に来るまで張家港へどうやって行くかは聞いてませんでした。
おそらく車か電車で行くんだろうなくらいに考えていたんですが、長距離バスを使って移動するとの事。
これはちょっと意外でしたね~
日本だと仕事で長距離バスを使う事はまりないですからね~
しかし、中国では長距離バス網が発達していて庶民の足として頻繁に利用されているようです。

さて、7日の朝現地スタッフに連れられカミカゼタクシーに乗って上海のバスセンターへ・・・
上海の旧市街にあるというバスセンター・・・結構インパクトありました・・・
バスセンターの表の方は工事中なので近くまでタクシーでは行けないという事で裏から行ったのですが、その周辺が何と申しましょうか・・・
3,40年前の上海はこうだったんじゃなかろうかという街並みでありまして、映画の一場面に出てくるようなシーンが続きます。
路地に向かって開いてる家々は何か商売をしてる感じだし、洗濯物がそこらに干してあって、工事中の路地ではバッグのキャスターが全く役に立たず、何やら独特の香りも・・・

10分くらい歩いてバスセンターに着いたのですが、凄い人の数。。
これも中国の映画にでも出てきそうな雰囲気の場所で、あのザワザワ感と人の動きは日本には無いですね~
切符を売る窓口は10くらいあったでしょうか??
その窓口ずべてにかなりの人の列・・・
そして、傍らでは警備員か警官とおぼしき人とオバチャンがいきなり言い合いを始めるし・・・
何事か「ガーーーー」と言う警備員に対して、オバチャンも「ワーーーーー」と言い返しておりました。
結局、警備員のオッチャンが退散していったので言い合いはオバチャンの勝ちだったようです。
大阪のオバハンも凄いが上海のオバチャンはもっと凄いと悟った瞬間であります。

さて、決して綺麗とは言えないが乗り心地はまずまずのバスに乗って張家港へ~~~
高速道路に乗って田園風景を眺めながら順調に進むバスの旅・・・
高速道路で上海から出るには検問所を通らないといけないようですが、この検問所に近づきノロノロ運転をしておったのですがいつの間にやらストップ。
後ろからクラクションの嵐が・・・
気が付くと運転手さんが車外へ・・・
何か様子が変という事で、他の乗客の皆さんと一緒に車外へ出てみるとトレーラーとバスが接触~~~~
バスの横にスーーっと3メートルくらいでしょうか擦った跡が付いております。
という事で、現場に止まって警官が来て事故処理するのをノンビリと待つ事に・・・
結局1時間くらい時間を費やす事になり、さい先の悪いスタート。
あ~~ぁ、これで仕事を始めるのも遅くなるな~と思ったのですが、何故か張家港へは時間通りに到着。。
途中1時間もロスしておきながら時間通りに到着するとは、さすが中国四千年の歴史の成せる業とでも申しましょうか・・・

張家港のバスセンターで昼食を済ませ、カミカゼタクシーで客先へ・・・
出てきたのは現地法人の社長さん(日本人)と工場の責任者(中国人女性)のだったのですが、二人とも何故かとってもフレンドリ~。。
という訳で、気分は一気に楽になり1時間ほど打ち合わせをしてから機械の調整立会へ・・・
夕方6時ころ「今日は遅くなるでしょう」とお食事まで出して頂きました。。
食事といっても、電子レンジでチンするご飯にレトルトの丼の元みたいのを掛けたものですけど・・・
結局この日は9時頃までお仕事。。
ホテルの行ってバタンキューでありました。。

次の日起きてみるとやけに暗い・・・
なんと、5メートル先の人も見えない程の凄い霧!
「今日はタクシーがいないのでこの人の車で行きます」と現地スタッフが傍らのオバチャンを指差します。
事情がよく分からないまま、愛想のいいオバチャンの車に乗って客先へ~
後で気がつきましたが要するにこのオバチャン「白タク」をやってたようです。
国内外を問わず、白タクに乗ったのは初めての経験でありました。。
この日も順中に仕事は進み、昼前に客先を辞しバスセンターへ行ったのですがお昼を食べる時間が無いという事で、近くにあるお菓子屋さんで上海名物というお餅のようなお菓子を買ってバスで上海へ・・・
帰りは順調に上海空港へ着きました。

という訳で、仕事も無事に終わり搭乗時間までかなり時間があったのでゆっくりとしようかと思っていたら携帯に電話が。。
なんと社長からでありまして・・・
中国に来ていたのは知っていたのですが、なんと帰りの飛行機が同じ便という事が判明!!!
「今から行くから待っておれ」という社長命令には逆らえず、搭乗までの2時間半を社長のご高説を聞いて過ごす羽目になりました。
思えば、これが一番しんどい仕事でありました・・・

上海へ~その1

2009-11-10 | その他
えーーーーー
初の海外体験無事に終了し日曜日の深夜帰還いたしました。
今回の出張では観光で行ったのでは多分体験できないような事もあり大変面白い旅となりました。

さて、その経験談の前に予定の日程を申し上げますと下記の通りでありました。

4日  10:00関空発の便で上海へ・・・
5,6日 終日上海
7日  上海から3時間程度の客先へ現地スタッフと移動しお仕事。。
8日  午前中お仕事してから上海へ移動、18:45上海発の便で関空へ・・・

こんな感じで、お仕事の内容は4~6日は展示会の説明員と言いましょうか現地スタッフの補助としてテキトーにブラブラしてる。(はっきり言って楽などうでもいい仕事)
7,8日は日本から輸出した機械の不具合調整の立会及び技術打合せ。(半分クレームのような感じで気が重い仕事)



さて、実際の出張ですが前日には準備万端終え4日早朝に自宅を出発。
初めての出国審査や何やかんやを終えて無事機中へ。
相変わらずの騒音と狭さに閉口しながらも初めての機内食に舌鼓を打ち、眼下に広がる海原と島々の景色そしてCAさんの美しさに見とれながら高度1万メートルにいるのも忘れあっという間に上海へ~~
しかし、上海が近づくにつれ海の色が変わり町全体がスモッグのようなモヤッとしたものに包まれているのを見て異国に来たなという気がしました。
そして上海空港の大きさにびっくり、広い割りに閑散としているのに2度びっくり、しかし入国審査の長蛇の列に3度びっくりとびっくりしどうし・・・
でも、ロビーに出て迎えの方の顔を見てホッとしましたね~~
がしかし・・・
タクシーに乗せられたのですがそのタクシーの凄い事・・・
何か腹の立つ事でもあったかのようにすっ飛ばし、ジェットコースターに乗っているかのように前後左右に体を振られる始末。
思わず安全運転をお願いしてしまったほどでありました。。

こ1時間ほどカミカゼタクシーに揺られ何とか無事に展示会場へ到着し、4日~6日はカミカゼタクシーでホテルと会場を往復する事になりました。

この間は特に何事も無く平穏・・・
会場で食べたマクドの微妙な味とロレックスの腕時計をこっそりと売って歩いているオッチャンが印象的でありました。
それとホテルでテレビのチャンネルをカチャカチャやっているとなんとアニメの「一休さん」が!
まさか中国で一休さんにお会いできるとはね~~
これも何かの縁でしょうか。
一休さんはじめ和尚さんや桔梗屋さん、茜ちゃんまでもが流暢に中国語を喋るのを見て唖然呆然なのでありました・・・

恥ずかしながら

2009-11-03 | その他
私事で恐縮ですが、明日から仕事で中国へ行ってきます。
実は私、外国に行くのは今回が初めて。
今まで一歩たりとも日本国より出たことがありません。

外国へ行く用事も無かったし特に行きたいという気持ちもなかったので、この年になって嬉し恥ずかし初体験という事になりました。

日本語の通じないとこに行くのって不安ですよね~
しかも私は飛行機があまり好きじゃありません。
というか、ハッキリ言って嫌い。。
うるさいし狭いし、足の下何千メートルも地面が無いと思っただけど気持ち悪くなりそう・・・
そうなんです。
私は狭いとこや高いとこが大嫌いなんです。
それに今回の出張は気が重ーーーい出張なんですよね~


無事に帰ってこれるでしょうか。
予定では日曜の深夜に帰ってくる予定なんですが・・・

その間練習できないのも嫌だしな~
帰ってきたら今までやってた事全部忘れてたりして・・・

ま、そんなこと言っててもしょうがありません。
行くと決まったからにはなるべく楽しむ気持ちで行くようにします。。


でも・・・
やっぱり行きたくないな~


新型襲来!!

2009-10-28 | その他
新型インフルエンザの大流行が取り沙汰されている昨今。
私の周辺ではそういう気配は全く無く、一体どこで流行ってんだろう~~くらいに考えていたのですがついに来ました。新型インフルエンザ・・・

一昨日の昼前、専務がヨタヨタしながら帰っていくのを見て「どうせまた二日酔いだろう」と思っていたのですが、昨日の朝になって「新型に感染していた」との連絡。
そして社内では急遽全員にマスクが配られ、新型に対する心構えが大至急で回覧されるというものものしさ!
とは言え、もともと数多くの毒素を体内に抱えているオッサン達にとって新型ごときは物の数ではありません。
ただ不慣れなマスクが鬱陶しいだけ・・・

しかしここでハタと頭をよぎったのが先生(fl)のこと。
なんせ、先生は身重。
予防接種とやらでもかなりの上位にランクイン。。
レッスン室という密室で体内の毒素を撒き散らしているだけでも顰蹙ものなのにこの上新型ウィルスまで撒き散らそうものなら申し訳がたちません。
申し訳が立たないどころか、先生やお腹の子供にもしもの事でもあれば一大事!!!
と言うわけで、「週末のレッスンは遠慮しときましょうか~~??」とメールを打ったのですが・・・

待てど暮らせど来ない返事。
ひょっとして、これは先生だけでは判断できず旦那さんや舅、姑、果ては一族郎党を交えての寄り合いに発展しているのではないか・・・
そして、そこでの議論も紛糾し最終的には長老の決断で「春まで教室閉鎖」という事にでもなったらどうしよう・・・
もしそうなったら大手の音楽教室に通おうかしら・・・
それとも新しい先生を探さないといけないのかな~~
などと勝手に妄想を膨らませながら夢の中へ・・・

今朝になって見た先生のメールには意外にも「10代の生徒さんたちは次々に掛かってますからそんなに気にしなくていいですよ~」との事。
いや~~拍子ぬけですな~~
そんなもんなんですかね~
私の方が気にしすぎなのかな??
何はともあれレッスンは継続。

しかし考えてみるに、あのレッスン空間で生徒がバンバン新型に掛かっていたら絶対にウィルスが教室内には浮遊し、事によっては充満していたはず。
それなのに全く健康な先生、及び私はウィルスに対する抗体が体内にあるという事に違いありません。

ここまで考えが及んで「あ~~、良かった。。」これで私も先生も新型に掛からない事が証明されたと喜びましたとさ。

おしまい。。

絵を描くように

2009-10-10 | その他
10月に入りましてそろそろ秋ですかな~~
秋といえば食欲の秋。。
天高く馬肥ゆる秋・・・

ではなく、やはり芸術の秋といきたいものですな。。


ところで、この季節になりますと高校や中学では体育祭や文化祭といったものが賑々しく催されるのではないでしょうか。
かく申す私も今を去る事○○年前は紅顔の美少年でありまして、当然体育祭や文化祭にも参加しておりました。

その時の事をふと思い出したんですが、私が高校に入って初めての体育祭の際であります。
私の高校では体育祭の時、各クラスが運動場の周辺にあるクラス毎の席の後ろに大きな旗と言いますか幟と言いんすか、確か畳4,5枚分くらいの大きさだっと思いますが白い布に絵を描いて立てるといった事していました。

体育祭が近づきますと、各クラスでは放課後や休みの日にクラスメートが集まってデザインや構図を決めその大きな布に絵を描いていた訳です。
デザイン等には全く制約はなく、アニメのヒーローとかそんなのを描いてたように思います。
描きかけの絵は授業中などは教室の後ろの壁に貼り付けておりました。
アニメのヒーローを描いた我がクラスの絵は徐々に仕上がっていき、自分たちの目から見て充分にカッコイイそして上手く描けているものでした。

しかし体育祭の近づいたある日、我々のクラスの担任でもあった英語の先生が授業中に教壇から後ろに貼ってある絵をしばし眺め首をかしげながらこう言ったのです。
「う~~ん・・・やっぱり、まだまだだな~」
「不思議な事に学年が上がるにつれて構図も大胆になり線も太く色も濃くなっていく。
英語の勉強もそれと同じで急に濃くなるものではないし、一部分だけが濃くなってもだめだ。
徐々に何度も刷毛で色を塗るようにして、気がついたら濃いくっきりとしたものになっている。」

とまあ、こんな事を言ったと思います。
この言葉はカッコイイ絵を描いたと思っていた我々には意外であり少しばかりショックを受けたのですが、体育祭本番でみた上級生たちの絵は先生の言った通り1年生の描いたものとは比較にならない大胆ではっきりとした色彩を持つものでした。


この事を思い出し、ピアノやフルートにも同じ事が言えるだろうと思った次第であります。
急に上手くなるわけはない。
また、ある一部分のみが突出して上達するのではなくバランス良く上達していくべきである。
日々の練習を重ねる事で薄い色が少しづつではあるが気がつかない程ゆっくりと濃くなっていく。
曖昧模糊としていた輪郭も少しづつはっきりしてくる。
そういうものなのでしょうか・・・

私もピアノを始めて4年半が経ちました。
フルートを始めてもうすぐ2年。
徐々にではありますが色は濃くなっているのでしょうか?
輪郭は見えてきたでしょうか??



ところで、私のHN「一休」は高校時代のニックネームです。
高校に入って1週間で付けられ卒業するまでみんなから「一休」と呼ばれてました。
別にトンチがうまいとかクリクリ頭だったからという訳ではありませんが・・・

ま、でもこのニックネームは自分でもかなり気に入ってましたけどね。。

訃報

2009-07-07 | その他
何度か私がライブで演奏させて貰ったバンドのミュージックデレクター的存在だったtsさんが亡くなられました。
私とは一つ違いであります。。
昨年3月のライブ終了後に自宅で倒れ、それ以来意識は戻らずという最後でありました。

とにかく吹く物が好きで学生の頃はホースに穴を開けて吹いて遊んでいたとかというほどの「吹き物」好き・・・
tsの他にas,ss,tpは勿論、バルブトロンボーン、バリトンサックス、ポケットトランペットといった普段見けない楽器も吹いて見せて貰いました。

本人にとっては大変心残りであると思いますし、まさか自分がこんな事になるとは思ってもみなかったでしょう。
しかし・・・
運命や宿命もあるかもしれませんが、必然もあったのかもしれません。

天国で思いっきり好きな「吹き物」を吹いて下さいとは申し上げますまい。
人間死んだら終わり・・・
生きていてなんぼのものもんです。
吹きたかったら生きているうちに吹きましょうぞ。
弾きたかったら生きているうちに弾きましょうぞ。
精進できるのも生きていればこそ。

以って他山の石とすべきか・・・


明日は最後のお別れであります。