
ゴールデン・イヤリングスの名演と言えば「レイ・ブライアント・トリオ」ですね。
名演と呼ばれるもの中にはこの曲ならこの演奏という決定的なもの、いわゆる「とどめを刺す」と表現されるものがありますが、このレイ・ブライアント版もその一つでしょう。
美しいメロディラインをジャズとして昇華させたテーマの演奏、そこから続くソロ。
何とも言えません。
しっかりとしたジャズの演奏でしかも親しみやすい耳になじむ演奏なのでジャズを聴き始めたばかりの方にもその良さはよく分かるのではないでしょうか。
かく申す私もジャズを聴き始めた頃にこのアルバムをCD屋さんで見て買った時の事を覚えております。
タバコを横にくわえた若いレイ・ブライアントが写っている白黒のジャケットが実にカッコいい。
後ろにぼやけて写っているベンチに座る人、ややサイケなネクタイの柄・・・渋いですね~~
家に帰ってからこの演奏を聴いてあまりの素晴らしさに何度も聞き直しずっと聞いていたいほどの感動を覚えました。
こんな風に弾けたらいいけどな~