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一休さんのピアノ・フルート日記

40代半ばでピアノを始め、その2年半後にフルートまで始めてしまいました。どちらも全くの初心者であります。

訃報

2012-03-08 | その他
先程、ギャグバーのマスターから電話があり私が何度か弾かせてもらったバンドのバンマスが亡くなられたとの事。
年は私より一つ上でした。

半端ではない飲み方をして肝臓を患い入院したのが3年半ほど前。
それからは入退院を何度も繰り返しこの1年は半分以上病院で過ごしていた状態でしたが、ついに先月の末旅立たれたとか・・・

私とは非常によく気が合いギャグバーでは音楽談義、ジャズ談義をしたものでいろいろ勉強させて貰いました。
また、根っからの関西人でギャグのセンスも一流。
マスターとのオヤジギャグの飛ばしあいには腹を抱えて笑ったものです。


中学で吹奏楽部に入りトランペットを志望したものの、あみだくじで負けて以来トロンボーン一筋、ジャズ一筋。
高校を卒業する際は音大への進学を考え、大学を卒業する際にはプロミュージシャン
への道も考えるほどの音楽好き。


・・・しかし、死んでしまってはおしまいですね。
もう何もできません。

ある程度覚悟はしていたもの、こんなに早いとは・・・
昨年11月末にお見舞いに行ったのが最後となりました。

ご冥福をお祈り致します。

「フルートの肖像」を読み終えました

2012-01-19 | その他
「フルートの肖像」を読み終えました。
フルートの楽器としての変遷、改造などの点は素人の私には分かりにくい部分がありましたが、非常に興味深く読みました。

前回書いたのに加えて面白かったのが、ルネッサンス期のヨーロッパではプロ用の楽器とアマチュア用の楽器という区別があり、それぞれのピッチが全く異なっていたとの事。
プロ用はA音が440ヘルツ以上であるのに対しアマチュア用はかなり低く410ヘルツ以下のこともあり3度も異なる場合があったそうです。
また、バロック期でもイタリアとフランスではピッチが全く異なっていたとの事。
当然そのままでは一緒に演奏はできないのでどちらかを移調させるという事をやったようですが、移調楽器の始まりってこんなとこにもあるんでしょうね。

あと、ベーム式フルートが普及していく過程の話や、イタリア式バロック音楽とフランス式バロック音楽の違いも興味深かったです。

フルートの楽器としての歴史・変遷、或いは古楽について興味のある方は一読されることをお勧めします。
非常に面白くて興味深い本です。


昨年4月に「古典調律」という言葉を知り衝撃を受けて以来この本も含めバロック音楽、古楽に関する何冊か本を読んで色々と勉強になりました。
バロック以前の音楽ってクラシック音楽とは全く別物と言ってもいい程のものだったんですね。
また、調性感が今とは比較にならないほどあったであろう事。
今では異名同音となっている♯や♭の付いた音(レ♯とミ♭など)が昔は異名異音であった事など、バロック以前の音楽には今の音楽にはない要素というか、すたれてしまったとうか、均一化されてしまったというか、そういう要素が生きていたのですね。
楽器についても均一化されたものではなく、その時々に自分たちの耳だけを頼りに音を出して演奏し、音響についても音楽の一部になっていたとか、何かすごく生き生きとしていたような気がします。

それにしても、こういった事を自分の耳だけを頼りにやっていた昔の人って凄いですよね。


もし、バッハさんが生き返って今の音楽を、或いは平均律で演奏されている自分の曲を聞いたらどう思うんだろ??

微笑んで頷いてくれるのでしょうか・・・
それとも眉をしかめるのでしょうか・・・


取り敢えず、私としては古楽探求の旅はこれで一区切りかなという気がしています。

この数か月古楽やバロック音楽の本を読み漁った訳ですが、一つ感じたのはジャズを聴き込んでいて良かったという事です。
書かれてある内容についてジャズと較べて考える事が出来るんですよね。
ジャズの場合はこうだけどバロックはこうなんだとか、バロックのこの演奏方法ってジャズと同じだなとか・・・
内容を理解していく上で役に立つというか、ジャズという音楽を基準において考える事が出来るように思います。

それから・・・
近頃、ブログでジャズについて書く事は殆どなくバロック音楽等の事を書く事が多かったのでジャズを聴いていないんじゃないかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、家で聞いているのはジャズが6、7割で残りがバッハさんとショパンさんです。

決してジャズから離れた訳ではありませので・・・

謹賀新年

2012-01-01 | その他
皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします~~

新年の初練習を終えゆっくりとくつろいでいるところです。
新年と言えば今年の目標ですが、毎年の如く今年の目標は「ピアノもフルートも楽しく練習する事」
やっぱ、これが基本ですよね~
面白おかしく楽しくチャラチャラと・・・


しかしこれだと具体性に欠けるので、もう少し具体的に目標をたてると

まずピアノ
まずは課題曲にチャレンジする中でコードの押さえ方を工夫するというか、使える音の幅を増やしていく事。
例えば左手だけではなく右手とも併せてコードを押さえる。
或いはルート+3度、5度、7度といった基本的な音以外も使えるようにする。
という事です。
次にソロ
ソロをあらかじめ楽譜にして弾くのではなく、コードネームを見ながら弾けるようにする事。
昨年の後半からチャレンジしておりますが、これが身に付けられるように練習したいです。

それからハノンをしっかりと練習する。
ただタラタラと弾くのではなく、譜読みしながらきっちりメトロノームに合わせて練習する事。
(ハノンはただ弾いていても何にもならないという事が漸く分かってきました・・・)
以上、3点。


フルートは・・・
兎に角アルテスです。
2巻に入ってアルテさんからこれでもかこれでもか攻撃を受けて悪戦苦闘の連続ですがそれに怯む事無く立ち向かっていく!!
これにつきますな~
2巻に入ったら並行して曲の練習もやろうかと思っていたのですが、それどころではありません・・・
もう一つはソノリテを練習する際に音の出だしとクレッシェンド・デクレッシェンドに気を付ける事。
この二つです。


どこまで出来るか分かりませんが、今年も楽しんでいきたいと思います~

古楽とは何か

2011-12-16 | その他
「古楽とは何か」(ニコラウス・アーノンクール著)という本を読んでいます。
はっきり言って、この本すごく読みづらいです。
もう少し平易な訳の方が庶民にとってはありがたいのですが・・・

読みづらいのを辛抱して読んでおりますと、興味深いことが多々書かれております。
中でも興味深いのは現在(と言っても原著が書かれたのは1984年ですのでその当時の事)と古典派以前の演奏形態と楽譜の書き方でしょうか。
本の中では何度も述べられておりますが、古典派以前は「演奏するにあたって当たり前の事」即ち装飾音符のつけ方とかアーティキュレーション等は楽譜には書き込まれておらず、それは演奏者が補って演奏していたとの事。
そうする事によって作曲者が意図した音楽になるのだが、現在(1984年)の演奏家は殆どそのようなことなど考えず楽譜通りに演奏している。
という事なのですが、今現在2011年ではどうなんでしょう??
だいぶ研究も進んでいるのでしょうが・・・
私もほんの半年前までは「クラシックは楽譜通り(音符通り)に演奏するのがいい演奏」なのだと思っておりました。
その考えは全然違うんですね。
記譜法も今のとは違っている部分が多々あるようですし。

clp先生が「インベンション」の楽譜はよく研究されているウィーン原典版を買うようにといったのはこういう意味だったんでしょうね。
その時はさっぱり意味が分からず、クラシックの楽譜を何を今更研究するんだろうって思っていたんですけど。


また、よく言われる演奏する際には「歌う事」が大切であるというのもこの事に密接に繋がる部分があるようです。
即ち「音符を演奏するのではなく音楽を演奏する」

それから聴衆の聞く態度というか音楽の良し悪しといいますか。
今では感覚的に心に訴えかけるもの良いものとなっているが、そうではなかったとか・・・
音楽は語りかけるもので、聞くだけではなく聞く前にある程度の知識がないと真に聞く事はできなかったそうで、こうなると難しくなりますね~

また演奏会では常に新曲が披露されていて再演という事はまずなかったとか。
つまり、今で言うクラシックなんて全然なかったんですね。

等々・・・
興味深いことが書かれております。
ややもすると睡眠薬代わりとなるこの本ですがもう少し辛抱して読み通すつもりです。

珍しい習い事

2011-12-12 | その他
本日ネットを見ていたら「珍お稽古アンケート」っていうのがあったので覗いてみると、なんと楽器部門にフルートが・・・

24歳の男性がそう答えたそうですが、フルートって珍しい習い事なんでしょうか??
若い男性だからですかね??
いい年して始めたオッサンはどうなるんだろ??
もっと珍しかも・・・
いや、かなり珍しいに違いない。
しかも、ピアノとフルート両方となると希少価値は更にグンとアップ間違い無し。。
世間から見れば「相当な物好き」の部類に入るんでしょうね~

なんだかな~

2011-11-05 | その他
何を隠しましょう、ワタクシ物心ついた時から某弱小球団のファン。
本拠地がK崎からY浜に変わり、WエールズからBスターズに変わり、親会社が○ハから○BSに変わり、万年最下位でもそんな事は気にもせずズーーーーーっと密かに応援しておりました。

しかし今回は・・・
ちょっと考えるというか何か釈然としないものがあります。
はっきり申し上げてガッカリしてる部分が大。

ファンやめようかな・・・
でも他に応援したいとこもないし・・・
釈然としないまま応援しちゃうのかな・・・
選手が入れ替わる訳じゃないし・・・
でもやっぱスッキリしないな・・・
どうせ身売りするのならもうちょっと・・・
長期保有とか言ってても2,3年でまた身売りしちゃうような気もするし・・・
それに期待しようかな・・・

どないしよ・・・

バロック音楽

2011-10-05 | その他
先日、ブッ○オフで買った「バロック音楽」っていう本を読んでます。
この本もいろいろ面白い事書いてますよ~~

まず最初に驚愕したのがバロックの演奏例とでも言いましょうか、譜例とでも言いましょうか。
半年ほど前に読んだ「新版 古楽のすすめ」という本の中で、「バロック音楽は譜面どおりに演奏しても全然つまらない。何故なら楽譜には表されていない要素が多々あり、演奏者が自らの発想でそれを補い演奏しなくてはならないからだ」というような事が書かれていたように思います。
それを読んだ時に、ちょっとした装飾なんかを付けるって事なのかな~なんて思っていたのですが何とまぁ・・・

この本には18世紀当時の実際の譜面が載っておりまして。
コレッリっておっちゃんのヴァイオリンソナタの譜面。
三段の譜面なのですが、一番下が通奏低音、真ん中が本来の譜面、一番上が実際の演奏例。
本来の譜面が四分音符1個のとこに演奏例では8分音符や32分音符がズラズラズラーーーっと並べてあります。
4分音符1個をこんなに分解して演奏してるなんてね~
ま、これは1例ですから全部が全部そうとは言えないでしょうが、ジャズでテーマをフェイクしてるようなものなのでしょうか。
ジャズとバロックは似通ってるとこがあるというのは聞いていましたが、即興演奏、自由度、個性の表現といったところで確かにそういう気がします。


それからもう一つ。
17世紀フランスの音楽事情を記した中で、「リュリのオペラは、フランスで人気のあった宮廷バレイを母体としたものであった。従って歌の合間には豊富な舞踏が挿入され・・・・管弦楽、合唱、舞踏を駆使したその場面はオペラ最大の見どころ、聴きどころであり、席を立ってその踊りに加わるのは、観客席に集う貴族や貴婦人のかけがえのない楽しみであった。」・・・のだそうですよーーーー
ちょっと奥様聞きました~??
要するに、観客が舞台に上がって一緒になって踊り狂ったって事ですよね~
しかも貴婦人がですよーーーー
これって、結構凄い事のような気がするんですけど。
日本でいえば、武家の奥方が歌舞伎の舞台に上がって一緒に踊るようなもの。
現在で言えば、SMAPの舞台に社長令嬢がよじ登って一緒に踊るようなものなのでしょうか。
今そんな事をやったらSMAPでも歌舞伎でもオペラでも、あっという間につまみ出されちゃいますよね~

この本、書かれたのは20年ほど前なので、その後の研究により異なった見解があるのかもしれませんので、念のため・・・


他にもいろいろ面白い事が書いてあるかもしれませんので、そういう記述があればまたご報告いたします~

数年ぶりに

2011-09-24 | その他
昨日、昼ご飯を食べた後になんとなくブック○フにふらりと入ってみました。
ブック○フに入るのは数年ぶり。。
なんせ、遠いんです。
歩いて20分くらいかかるでしょうか。
それに駅とは反対の方向なのでそちら方向にはめったに行く事がない。

昨日は好天に誘われて食後のお散歩がてら行ってみた訳であります。
中はがらがらだろうと思っていたのですが、店内は意外と人が多くてレジには列まで・・・
理由は半額セール。
古本が時間限定で値札の半額。
「半額、お買い得」という言葉にめっぽう弱い私は早速参戦。。
数少ない音楽関係の本の中から2冊ほどゲットして参りました。
「ショパン パリコレクション」という本と「バロック音楽 豊かなる生のドラマ」という本です。
前者は定価 ¥1900が¥500
後者は定価 ¥830が¥225
どちらも約1/4ですね。。

読書の秋、これからしばしショパンさんとバロック音楽に親しみますかな・・・

ただ、どちらも普通に本屋さんに置いてあれば、或いは値札通りでブック○フで売っていたら絶対に買っていないと思います。
それに、買ったのはいいけどちゃんと読むのかしらん??


さて、今日はこれからフルートのレッスンであります。。

What Are You Doing the Rest of Your Life ?

2011-09-07 | その他
元々、ミシェル・ルグランが映画音楽の主題歌として作曲したこの曲。
ボーカルでは結構歌われているようですが、ジャズのインストの名演となると・・・
後期のビル・エヴァンスがこの曲を気に入ったようでしばしば録音しております。
しかしね~、この頃のエヴァンストリオはやたらベースがうるさい!
インタープレイとかコラボとかそんな雰囲気ではなく、ただ単に出しゃばって邪魔している感じ。
こっちはベースを聞きたいんじゃなくて、エヴァンスのピアノを聞きたいのに何を勘違いしてんだって言いたくなる。
ベンベラベンベラと邪魔ばっかしおって小うるさい蠅か蚊みたい・・・
やっぱ、エヴァンスにはスコット・ラファロかチャック・イスラエルですな。
ゴメス君はいかんよ、もう少し自分の置かれた立場を理解して頂かないと・・・

てな訳で、残念ながらエヴァンスのヴァージョンはどれもイマイチのように思います。
では、インストでの名演はないのかと言えば決定的なのが一つ。
ヨス・ヴァン・ビーストの「Because of You」に入っているヴァージョンであります。
ジャズ好きなら御存知の澤野工房から出されているアルバムですね。

このアルバムのこの演奏はまさにこの曲名にピッタリといった雰囲気なのです。
いかにもある程度年輪を重ね、人生の酸いも甘いも噛み分けてきた老人が自らの人生を振り返り、そしてこれからどう生きていこうかと思いを巡らしているといった感じでしょうか。
テーマもソロも派手過ぎず、それでいて老人の華やかなりし頃、或いは寂しかった頃の思い出に浸る姿を現しているとでも申しましょうか。
ま、一聴に値する演奏である事に間違いはありません。

確かこのアルバム、ジャズとしてはかなりのセールスを記録したのではなかったでしょうか??

神はわが王なり

2011-09-04 | その他
半分は絵本のバッハさんの伝記を読み終わりました。
副題は「神はわが王なり」となっております。
バッハさんはことの他信仰心が厚かったんですね~
音楽が主なのか、信仰が主なのか・・・どっちも主だったんですかね。

いろいろな面白いエピソードなども書かれておりましたが、一つはバッハさんの死後アンナ・マグタレーナ・バッハはかなり経済的に困窮したとの事。
極貧の中、最後は「貧民」として埋葬されたそうです。
なんか可哀そうですよね~
あのバッハさんの後妻がね~
息子達もそれぞれ名のある音楽家に育っていたはずなのに、その頃の音楽家って母親を援助できないほどお貧乏だったんでしょうかね?
今の音楽家も大多数がお貧乏なのかもしれませんが・・・
それとも継母だったからほっといたのかしらん??

それから、バッハさんのご先祖様はパン屋さんだった!!
よく粉ひき小屋に籠ってはツィター等を弾いていたとか、アンパンマンの歌を鼻歌で歌いながらパン生地を捏ねている姿がしばしば見受けられた、などというエピソードも書かれておりました。※

或いは、当時のドイツでは教会内で女性が歌う事が許されなかったので、ソプラノやアルトのパートも少年や男性が歌っていたとの事。
ライプツィヒ時代、毎週カンタータを作曲していた頃は「聖トマス教会付属学校の腕白坊主どもによって日曜ごとに歌われたカンタータがどのようなものであったか、それは恐ろしくて想像する事が出来ない」また、「ライプツィヒの音楽監督(バッハさんの事)は激しい怒りに見舞われたに違いない」とも。
僅か1日、2日の練習で毎週新曲を歌えるわけないですよね~
しかも、音楽が好きかどうかも分からいない腕白坊主がまともに練習するとも思えないし、その上金切り声でソプラノやアルトの音域を出そうとしようものならどんな事になるか・・・
各パート2,3人で歌っていたと書いてありましたが、これもね~
しっかり練習出来ていても大変ですよ。
本番で歌がストップするなんて事もしばしばだったのではとバッハさんの御苦労を推し量るのであります。。

また「平均律クラビーア」については、バッハさんは平均律に触発されてこの曲集を書いたとなっておりますが、これはどうなんでしょう??
別の本を見ますと「平均律クラビーア」という訳自体、誤訳だと書いてありますし、バッハさんが平均律を知っていたかどうかも分からないと書いてありました。
いろいろと議論のあるとこなのでしょうか・・・

等々いろいろと面白い事が書かれてあります。

※ 筆者注:後半は勿論ウソです。
(でも、バッハさんのご先祖様がアンパンマンの歌を口ずさみながらパン生地を捏ねてたりしたら楽しいと思いません??)