萬福童~福太郎のおうち~

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猫の原因不明の胃腸疾患について

2010-04-02 23:54:50 | Weblog

クッキーが10日間くらい、御飯を食べると嘔吐すると言う症状がありました。

毎回では無かったのですが、朝晩続けてと言う事もありました。
元気はあってその後ケロッとして、すぐにカリカリを食べると言う状態でしたが、先代のリンパ腫の時に、嘔吐を続けてしていたのが気になって掛かりつけの病院へ。


レントゲン他、結果異常なし。
胃酸過多か、毛玉・・?と言う事で胃酸を押さえる薬を頂いて来ました。
取り合えず今症状は治まりました。
毛玉だったら、吐いたときに毛玉が出てくるはず。
それも無いし、他に悪いところも無い・・
大抵の獣医さんは「毛玉か胃の働きが悪い」くらいで終わります。

でも、私はこれだけ吐くには何らかの原因があると思い色々調べてみました。
そこでいきついたのが、猫のIBD(炎症性腸疾患)です。
詳しくはこちら、猫のIBDについて

結局のところ、原因が解らない胃腸疾患はこれではないかと疑う以外、確定方法が無い疾患ではあるようですが、アメリカなどではもう随分認知されている病気のようです。
消去法確定、もしくは内視鏡・開腹手術しかないそうですが、ある程度飼い主が見ていれば疑いのある症状は解るようです。

以下の①~④のいずれかの症状があり、他の疾患(病気)で無い場合、このIBDの疑いを疑った方がいいとの事。

①長期に渡った、慢性的嘔吐もしくは下痢、あるいはその両方が続いている

②だんだん体重が減少してきている

③粘液が大便中に多く混ざるようになった。

④血便の可能性がある

クッキーの場合、①の嘔吐、それと③、④が当てはまります。
(クッキーは早食い・大食いではありません)
実は、③の粘液は我が家に来てからずっとそうでした。
(④の血便もたまに)
プリンが、ずっとジアルジアと言う寄生虫に悩まされて落ち着いたのは半年くらい経ってからでした。
福太郎を保護したときも、福太郎から何か移るかも・・と言うよりも、ジアルジアがもしまだ居て移ったら・・?と思うくらいでした。
このジアルジアの特徴が、「脂肪分が便の中に出る」「血便」だったので、もしかしたらまだ居るのかとクッキーも数え切れないくらいの検便をしましたが、一度も出た事がありませんでした。
(もちろんプリンと一緒ずっと居たので、駆除はしました)

そこで、この炎症が起きるシステムを読んでみて、(寄生虫や他の胃腸疾患によって、二次的に怒ることも有る)色々調べた結果を元に仮説を立ててみました。

例えば少しのジアルジアが体内に入ったとして、それを排除する体の働きによって過剰な亢進が起こった。
そう考えると、クッキーの便と嘔吐の症状が全て一致するのです。

まだ、クッキーはこのIBDだと確定した訳ではありませんし、もしも確定しても原因ははっきり解りません、治る病気ではありません。
ただ、上手く付き合って行けば命に関わる病気ではありませんが解らなくて放置すれば命に関わってきます。

私が今日、この記事をアップさせて頂いたのは、

*まだまだ動物に関しては、医学が進んでいない事も多く(時に日本で)解らない事も多い

*そして物が言えない猫や犬を、最後に守ってあげるのは一緒にいる飼い主しか居ない

と言う事で、まだ認知度が低い病気をアップしてみました。


獣医さんに、ワンズやニャンズは症状を話せません。
「ボク、ちょっと最近胃がムカムカするんですけど」
「気持ちが悪いんです」
「吐いちゃうんです」
「お腹がチクチク痛いんです」
そう言ってくれるといいんですけどね。
しゃべれない動物達、過保護くらいでいいと思う私でした。
しかし、我が家で唯一健康優良児だったクッキーボス。
病気確定しちゃうと、全員病気持ち・・(^^;
動物にも医療費控除お願いしたいの~本気で・・(TT)

*文章力が無くて、なんだか上手く書けなくて申し訳ありません。
明日は楽しい記事をUPしたいと思います。
コメントのお返しも遅れてます、申し訳ありません。

~大阪から、ビター君の里親さんを募集しています~

辛い思いをした分以上に、幸せに成って欲しいです。
関西方面の方、どうぞ宜しくお願いします。


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