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栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

13年ぶりに再び! 栃木県・日光いろは坂を歩いて登ってきた① 2024年5月2日。

2024-05-30 00:16:11 | ウォーキング

ゴールデンウィーク真っ只中の2024年5月2日、私は日光の「いろは坂」にいました。

いろは坂をクルマでもバイクでも自転車でもなく「歩いて登り下りする」ために。。。

 

当初は、昨年、2023年のうちに決行する予定でしたが、延びに延びてゴールデンウィークに。

しかも、4月30日の予定でしたが、雨のために順延。クルマの少ない平日ということで、5月2日に決行ということになりました。

歩こう、と決めたきっかけは2023年が「栃木県誕生150年」というアニバーサリーイヤーだったから。

ちょうど「いろは坂カード」という記念カードの配布も同年6月にスタートしましたので、「これは」って思い、準備をしてきました。

実は、いろは坂を歩くのは初めてではありません。

いまから13年前、2011年5月3日に、私は「初めて」いろは坂を歩いて完全踏破しています。

その時は「東日本大震災に関連する原発事故の風評被害の払拭」を念頭に置いていました。募金活動はできませんでしたが、なにか日光に人を呼びたい・・・そんな想いで歩いていました。

今回は、栃木県誕生150年記念で「いろは坂のカーブの看板が一新した」ということで、それを撮り収めたい・・・そんな単純なことで、13年ぶりに「再び」歩くことになりました。

 

では、まずは中禅寺湖方面の「上り」編です。

 

2024年5月2日木曜日、午前5時すぎ、いろは坂の上り口「馬返」駐車場。

ここにクルマを停めます。

出発予定は午前6時。それまでここで朝食をとります。

白いクルマの隣りに停めようとゆっくり移動していると・・・黄色い矢印のところに「サル」が左から右方向にゆっくり歩いているのが見えた。

猿に襲われるとちょっと面倒。。。不安もよぎるが帰るわけにはゆかないので、視界から消えたことを確認してクルマを降りる。

トイレを借り、クルマからリュクサックを取り出し、いざ出発です。

ここは馬返。

正面奥には男体山。

しかし、霧が深くほとんど見えず。

太陽は樹々に隠れてまだ見えない

川の音とともに、遠くから動物の鳴き声が聞こえる。

最初は「シカ」かと思ったが、どうやら「サル」のようだ。

当初は「クマ」の心配をしていたが、この時には「サル」のほうが心配になっていた。

襲われなければいいが。。。

とにかく歩き出す。

いまここ

これが、いろは坂のカーブの新しくなった看板のデザイン。

昨年6月、栃木県誕生150年を記念して一新した。

見える建物は廃止されたケーブルカーの駅舎の跡だ。

ここからいろは坂のてっぺんにある「明智平」までケーブルカーが走っていたのだ。

肉眼では、もっと霧は深く見えた。

普通は晴れて暑くなるのだが、不安なときは、これが「雨になるのでは」って思ってしまう。

いよいよクルマでしか目にしない光景を歩きます。

午前5時56分。

予定の6時まで待てずに歩き始める。

気温は6℃。

薄着すぎたか、すごく寒い。でも、歩けば暖かくなることを信じて、我慢して踏み出す。

珍しくシャッターが開いていた。

人の気配は感じなかったが、ちょっと安心した。

いよいよ始まり。

カーブはインコース(内側)だとクルマからの発見が遅くなるので、なるべくアウト(外側)を歩くようにしている。

あくまでも、ここは「クルマ優先」であることを忘れてはならない。

クルマが来ないと、川の流れの音しか聞こえない。

さっきまでのサルの遠吠えも逆に聞こえなくなると・・・怖い

いろは坂は国道120号線の一部である。

遠くからクルマの音が聞こえる。

あまりに静かなもので、近くにいるようだが、なかなか姿が見えない。

けれど、クルマに邪魔にならないよう、通り過ぎるまでガードレールにしがみついて待機する。これを延々繰り返す。

中禅寺湖、上りのゴールまでは9キロ。

遠いな。

無音。そして空気が冷たい

橋を渡る。

ここで数台のクルマをやり過ごす。みなライトを点灯して勢いよく駆け上がってゆく。

中央部分に「馬返」駐車場がある。

いまは奥から手前に上っている。この看板が見えるってことは「逆走している」って意味です。

※私は振り返って撮影してますw

6時11分。最初のカーブ「い」に到着。

しかし・・・

私の目の先には1匹のサルがいまして・・・なかなか前へ進めません。

これ、望遠でw

奥の傾斜をゆっくりとサルが右から左へと登ってゆきました。

警戒してカーブの内側から望遠で。

数分様子をみて、安全が確保されたので、近寄って「いろは坂カード」とともに記念撮影。

次のカーブは視線の先にありました。

6時15分。「ろ」

そうそう、1枚目で写し忘れたデザインのズームを。

「ろ」は「ロープウェイ」ですな。

6時20分。

いろは坂1キロポスト通過

すぐに標高900メートルも突破

まだ木々に覆われ、見晴らし一切ナシ

ですが、木々の間から、坂の手前の集落がチラッと

太陽を撮って、視線を前方に向けると・・・

なんと、ガードレールの上にサルが座っていて、私と目が合ってしまった!!!

「まずい、襲われる!」・・・私は、硬直して「お!」っと変な声しか出せなかったのですが

逆にサルも目が合ってビックリしたようで、すぐにガードレールから飛び降りて崖の下へ消えて行きました。

もう、一瞬の出来事で・・・撮影する余裕すらなかったw

6時25分「は」

これは・・・「は」・・・八丁出島かな。(中禅寺湖の青にニョキって出てる深緑の半島)

下の道が見えます

振り返り

ちょっと雲が多い。

崖下に川発見

6時36分、「に」

「に」は日光市のに。

6時41分、2キロポスト通過

日光駅から中禅寺バスセンター行きの路線バス通過

太陽が出て一気に暑くなる。

6時45分、「ほ」

「ほ」は「星空」

まだ7キロ。

ということは、同じことを4回以上繰り返すということか。

この看板を観るたびに体力が衰えて行く感じ。

桜の樹のしたに花びらがたくさんくっついていた。

数日前に降った雨の名残のようだ。

6時50分、標高1000メートル通過

山の向こうに、トンネルが見える。

明智平の先のトンネルのようだ。

それにしても・・・遠いな

太陽が隠れる。

雨が降るのではないかとおう不安に駆られる。

寒くはないが、だんだん息が荒くなり、ハァハァいいだす。

またサルの遠吠えが聞こえる。

私が見えたらしい。すかさず、「おー、おー」と声を上げる。

すると、向こうも黙る。

歩いている間はクマ鈴のチリンチリンという音はずっと響いているが、効果があるのかどうか不安だ

桜の花を見つけた。

気が付くと夢中で撮ってた。

だんだん鳥の鳴き声が聞こえだす。けれども、何の鳥かは姿も見えずわからないままだ。

7時05分「へ」

へ・・・これは・・・・なんだ?

筋肉痛ではないが、ちょっと体が重い。

歩くペースもちょっとダウン気味になる。

7時08分、3キロポスト通過

7時12分、「と」

「と」は「東照宮」ね。

7時18分「ち」

「ち」はもちろん「中禅寺湖」だよね。

桜の花びらを見つければ・・・

天を仰ぐ・・・そんな余裕もちょっと出てきた

7時22分「り」

「り」は・・・「輪王寺」(りんのうじ)

次のカーブが見えてきたところで・・・

容量の関係で、また明日に続きます。

 

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