昨年、2021年に下野新聞に紹介された「猫碑めぐり」の記事。
それに基づいて、実際に猫碑を目にしたのが、今年の3月。
ブログの記事にしたところ・・・思わぬ反応が。
SNSのフォロワーさんで郷土史に造詣の深い方より「ブログのリストに載っていない猫碑がある」ということで教えてくださいまして・・・
本来なら「自分で調べて行くべき」なんですが
なにぶん、私の専門領域ではない部分なので、まったく見当もつかなかったので
恥ずかしながら、位置をお伺いしまして
そのうちの一部を立ち寄ってみた、というわけです。
まだ完全版ではないですが
途中経過のご報告を。
【那須塩原市横林の犬碑】
訪問は5月8日。
横林は、千本松牧場の東側にあって、井口工業団地の北側、蛇尾川の西側にある、旧・塩原町の地名。
もう、どこまでが私有地なのかわからないような場所に・・・
その石碑はありました。
すぐそばにクルマを停めてしまったため、初め、この石碑に気づかず、グルグル歩き回ってしまった。
大正13年、東泉さんが建立した、と記されている「犬碑」
犬の横顔、わかりますか?
なんとなく、下の部分は埋もれているような感じ。
背面は削り取られたような、内側にえぐられているようかのに見える。
左が前。
右はなんとなく、割れたように見えます。
背面も削られたように見えませんか?
・・・・・・・
この日は、場所と現物の確認だけだったので、建立の謂れは不明。
ただ、とても気になる案件なので、機会があれば地元の方にお話をお伺いしたいと考えている。
そして・・・
【黒羽・河原鍛治内の石仏群】
訪問は5月22日。
この先は「両郷」
あの森三中の大島美幸さんのご実家もこの先にある。
右折して・・・
細い道を東へ。
ちょうど八溝山のほうに向かって進む
県道を曲がって、進むこと13分。
あった!
ここは旧・黒羽町。
いまは大田原市です。
石仏群は5体
そのうちの・・・
左端にあるのが・・・
「猫供養」碑。
おぉおお
独り、静かに叫んだ。
わかりますか?
顔を左、尻尾を右に
猫の顔がうっすらとわかりました。
名前が刻まれていますが、よくわかりませんでした。
そのほかの石碑は「馬頭尊」
なんかねぇ・・・猫の目がこっちを見ているように見えるのですが・・・
頭に二頭の馬がいるんです。
猫碑・犬碑の周りには馬頭観音が多いのが特徴。
鍛冶内は小字地名です。
テレビでも紹介された「俺が危ない」の看板。
もう、相当色あせてしまっています。
道路の拡張等で、昔の立て位置とは変わってしまいましたが
まだインターネットが広まる前から、ここに立っているのを私はクルマから見ていました。
当たり前・・・だったので、テレビで紹介された時はちょっとショックでした。
後から通りかかりの人に持っていかれた感じで・・・ね(笑
・・・・・・・
猫碑に関しては、まだ教えてもらって未踏の1か所と
事前に知っていて、なかなか行けない1か所があります。
最近では、クルマで目にするお墓などでも「猫碑があるのではないか」って気になるくらい、ちょっと中毒。
でも、まだまだ出てきそうな予感の那須地域の猫碑・犬碑。
訪問しだい、随時アップします。
この企画は随時、継続中、続きます。
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