
圧倒的な力の差を感じ、「殺せ」と金は言うが、拳志郎は殺さなかった。
「あんたはすでに死人だ、死人は殺せない」

拳志郎は急いで李さんの元へ。
まだ生きている。が、危険な状態。
拳志郎はお守りに入っていた手紙の事について問いつめる。


「このことは墓場まで持っていくつもりだった…
玉玲は…兄と一緒に殺された…」

字が書けなかった玉玲は拳志郎宛に手紙を書いたが、宛先が分からない。
だから李さんがお守りと一緒にそれを届けてくれた。
そして全てを拳志郎に話し、李さんは死んだ。

「魂は俺が上海へ持って帰る!」
拳志郎はついに上海に行くことを決めた。

その頃上海ではすでに閻王の噂が立っていた。
こいつらは昔拳志郎にやられた奴ら。
刺客を送ったと言っていたが…
北大路は拳志郎の見送りをするために教頭の車を借りて港へ行く。

その時に自転車で通ったのが謎の少年。
「一子相伝」が鍵らしいが、息子?兄妹?

港に着くと、危ない連中に絡まれる。
恐らくは上海からの刺客。

しかし、そいつらを先ほどの少年が倒してしまった。
なるほどね、リュウケンなのね。拳志郎の弟なのね。

「何かあったら空を見ろ!蒼天に願え!」
拳志郎も北大路もみんな同じ空の下にいる。
だから何かあったら空を見ろ、か。

で、お前は誰だ
拳志郎が上海から帰ってこなかったらリュウケンが北斗神拳伝承者になるようだけど、
拳志郎は帰ってこない=死んだ?
それとも生きてるけど帰る気がない?
なんにせよどこまで続くんでしょうか。