27時間テレビ

いろいろね、ダメ出ししたいところは多々ありますよ。


岡村くん本調子じゃないな、とか。
中居くんと極楽とんぼ加藤への負担半端ないな、とか。
あの芸人とあの芸人使えねえな、とか。


でも、もうなんというか・・・。




ナインティナインって本当にいいコンビだなと思った。




僕が芸能界に誘ったせいで、(岡村さんに)辛い思いをさせてしまったんじゃないか。
「俺のせいや」と思った時もあった。


そんなやべっちを見て、必死に涙をこらえてる岡村くんが、ただただ泣けて。
矢部っちのもとに向かう岡村くん、そして、最後はナイナイ二人でゴール。



岡村くんは今回とても不安そうで、大変そうで、
矢部っちと引き離してしまったことは失敗だと思いました。

中居くんや極楽とんぼ加藤さんが常に岡村くんを盛り立ててフォローして、そして寄り添ってて。
その様子だけでも、見ていてとてもジーンときてしまいました。


中居くん加藤さんだけじゃないです。

とんねるずやさんまさん、今田さん、タモリさんやダウンタウンの先輩芸人からも、
雨上がりやFUJIWARA、そして旧めちゃイケメンバーからも

とても優しく、温かく接してもらっている岡村くんの姿に、
もうなんというか、人柄の良さってこういうところで影響がでてくるんだろうな、と思いました。


芸人なのに、気を遣われてる、優しくされてる、っていうのは
本来ダメな事なのかもしれないです。


でも、自分は岡村くんと中居くんが二人三脚で27時間テレビの司会をやっている姿、
そんな二人を共演者やスタッフが支えている姿に感動しましたね。


もちろん、いじめともとれるいただけないシーンもありましたけどね。
しばしテレビ消して避難してたので、詳しくは書きませんが。


もちろん概ね面白かったですよ！
面白かったうえでの感動です。


全体的な完成度では、2004年や2008年には遠く及びませんが、
それでも所々で爆発的に面白いところが結構ありました。

BEGINの笑顔のまんまも、今の時期にぴったりと合った歌でした。
さんまさんのテーマソングだとずっと思っていましたが、
27時間テレビ全体のテーマソングにしてもいいかもしれないな。





さて。
自分はSMAPファンなんで、ファン目線での感想です。



もう、中居さますごい。

「くん」とか「さん」とかつけて呼ぶのも恐れ多い感じ。

しょっぱなの激キツ寿司にあたってのリバース→スポンサー気にして
ラベルをはがすところからして、もう何かプロ。

女装のクオリティがダントツなところからして他の人とは違う。プロ。


徹夜明けにデジタルライブ→マイケルダンス→ウォータースライダーのくだりも、
もうあんたどんだけ身体張るんだと。劇的プロ。

何かとフォローするSMAPメンバーも素晴らしかったですけれど。

でももうちょっと大がかりでもよかったよなー。
熱湯落とし穴はちょっと範囲狭すぎてハラハラしたよ。
一昨年ぐらいにめちゃイケでやったソフバンCMパロディのときみたいな
仕掛けでもよかったんでない？


その後も、地元の友達の暴露ネタにもなんとか持ちこたえる中居さま。
すげえなおい。色んな意味で。



でも、やっぱ一番この人すごい！って思ったのは、
矢部っちのVTR見て必死に涙こらえてる岡村くんにそっと

「笑顔のまんまだよ」
と言葉を渡すところが、もうただただ・・・。

そのあと寄り添って極楽とんぼ加藤さんとともに
矢部を迎えに行け！と送り出すシーンがすっっっっっっごくかっこよくてね。


この日本にこれだけかっこいい人が他にいるのかと。
もう、あの人この人に叫びたいね。主張したい。


あれだけ身体張りまくって、フォローしまくって、
それでもナイナイにおいしいところを渡してしまう、
三枚目に徹してしまう。

そんな中居正広という男。

本当に素晴らしい人間だと思います。

そして、この人もまた、
ナインティナインというコンビが大好きなんだろうなと思い、
目頭が熱くなりました。


もちろんSMAP全員輝いてました。

被災地へと赴いて、被災された方々と真摯に接する
木村くん、吾郎ちゃん、剛くん、慎吾。


彼らの表情の輝きは決して偽りではなかったと思います。
本当にすごい人たちだよ。




どうにもこうにも上手く今の気持ちが伝えられないのが
とてももどかしいですが、

自分は、今年の27時間テレビはとても良いものだと思いました。