That's the answer!

いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

葛藤

2005-09-24 01:37:37 | 日記
はああああああああ・・・。

あ、すいません。
今日は合唱練習で休み返上して学校に行った。
文化祭があと5日に迫ってるから。
曲はスピッツの『チェリー』。いい歌だ。
この曲だから俺は合唱に出てくれという誘いを受けた。
それに、高校生活もあと半年を切った。
また、あと2年で俺は大人になるんだ。
だから、少しだけでも『青春』ってのを感じたかった。

あの時から、俺は全てを信じず生きてきた気がする。
全ては中学1年生の時だ。
小学校から中学に上がって、俺は正直期待していた。
だけど、俺を待っていたのは教師の横暴だった。
思春期で、全てに盲目だったというのもあるだろう。
しかし、それを差し引いても教師達はひどかった。
自分の保身のために、生徒を差別し
そしてクラスで起こっていることを見て見ぬふりをする。
自分のミスを、生徒のせいにする。
それを指摘したら、逆ギレし権力にモノを言わせて服従させる。

俺は落胆した。
そして、俺をさらにどん底に落とすある出来事があった。
俺は、教師に足を折られた。
もちろん故意ではない。(故意であったら大問題だ)
だが、その教師は謝りもしなかった。
治療費も支払わなかった。
俺の中で教師に対する不信感が蓄積されていった。
中学の時の俺は、きっとひどい顔をしていた。

もちろん、いい先生もいた。
中学三年の時の担任は、とてもいい先生だった。
1年、2年の担任はしょーもない最低のやつだった。
ちなみに、2年のときの担任は
今俺の弟の技術の授業の担当をしている。
中学三年の時の担任Cは、とても優しかった。
しかっても、筋が通っていたし、
反抗する気もなかった。
教師も捨てたものではないと思った。
それから俺は、教師をただひたすら嫌悪することを改めた。
ただ、それでも教師に対する(というより人間全体に対する)
差別とも言うべき感情は消えることはなかった。

高校に入った。
2年のとき、(俺にとっては)
大事な出会いがあった。
今、俺の頭から片時も離れない人物だ。
新任だった。
そいつは、教師という仕事が夢だと言っていた。
目はキラキラとしていて,希望に満ちている。
俺は半分馬鹿にしたような感じで聞いていた。
そのときまさか俺がそいつを好きになるとは思わなかった。

体育祭だった。
混合リレー(生徒と教師が混合で走る)で、そいつは走った。
一気に心を奪われた。
それまでのそいつの印象といえば、
授業はあまり分かりやすい、というわけでもないし、
女子たちには下の名前で呼ばれて軽くあしらわれているし
小柄で細身で、何より、頼りなかった。
でも、走っている時のそいつの姿は誰よりも輝いていて
俺は息をすることも忘れたようにそいつに見入った。
誰よりも早く、そいつは走った。
誰にも追いつかれることもない。
今まで見たことのないような真剣な顔で走った。
ただ走ることだけに集中していた。
自然に心臓が高鳴った。
そいつの活躍もあって、俺のグループは優勝した。
俺はその教師の元へ走った。
自分の感情のままを伝えた。
かっこよかったよ。これからは数学頑張るよ、と。
そいつは笑ってくれた。
それからは数学が楽しくて楽しくてたまらなかった。
そいつの顔を見ることが出来るだけで幸せだった。
好きだという感情にすら気づいていなかった。

そして今年。
そいつは1年の担任に抜擢された。
俺はそれを知って正直「大丈夫かよ」と思った。
でも、俺自身も総務委員になって
仕事にひいひい言っていたから
特に何も感じることはなかった。
2ヶ月ぐらい経ったあと、
俺はたまらなくそいつと話したくなった。
と、いうのも三年の数学の担当の教師が
とんでもなくスパルタだった。
俺は反省した。
2年のとき、俺は宿題をやってきたことはなかった。
それでも悪びれもせず、俺はそいつの授業を受けていた。
妙に罪悪感が芽生えて、
一言謝ろうかな、という感情が生まれた。
俺は毎日職員室に寄る用事があるから
そのとき呼び止めて言えばいいやと思った。
でも、ずっと言えなかった。
俺が呼び止めたことに対して
嫌な顔をされるんじゃないかって。
無視されるんじゃないかって。
そいつがそんなヤツじゃないことは分かっている。
でも、でも、どうしても駄目だった。
こんなところで教師への変な差別の意識が邪魔をする。
しょせん、教師は自分の生活のためにやっている。
期待すると重荷になるだけだ

ずっと言えない。
職員室に入ったとき俺はそいつの姿を探す。
話しかけられた時はとてもうれしくて…。



今日、休日合唱練習なんて柄にもないことをしたのも、
もしかしたらそいつに
会えるんじゃないかって思ったからだ。

どうにかしないと。
叶わない思いだけど、
別に何も望んでいるわけじゃないけど、
ここが俺の人生の分岐点じゃないかって思うんだ。
ここで一歩踏み出せたら、
俺みたいなヤツだって生きてきた意味があるって思える。
このまま人に対して不信感を持ち続けていたら
やがて自分まで信じられなくなりそうな気がする。
そんなの、辛すぎる。
俺が俺を信じてやらないで、
応援してやらないで、どうするんだ?



妙な文ですいません・・・。
電車男最終回多分あげますので。


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