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いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

TRICKコンビについて

2014-02-02 23:57:47 | カップル萌えカテゴリ
まず、はじめに言うと、自分は男女コンビものが大好きです。

堤幸彦監督作の『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』そして『TRICK』
(スペックについてはノーコメントで)

ああ、あと『サイコメトラーEIJI』も好きですね。

とにかく、男女コンビが事件解決を通して絆を深めていき、
やがて男と女どちらかの暗い宿命にどちらかが巻き込まれていく、という展開が
自分は好きなんだろうなと思います。

『金田一少年の事件簿』は、珍しく二人とも明るい子供たちという感じですけど、
『ケイゾク』そして『TRICK』は、まさにその典型ですよね。

とにかくドハマリしすぎて、キャラのみならず中の人も大好きになってしまうんです。
中谷美紀さんも好きだし、渡部篤郎さんも大好きです。
仲間由紀恵さんはもちろん、阿部寛さんも…。


と、前置きはそれまでにして。

自分はなぜここまでトリックに対して熱が再燃したのかな、と、
ラストステージを見てからずっと考えていました。

もちろん、『TRICK』の作品そのものも大好きだし、山田奈緒子と上田次郎っていう二人も大好きです。
だから、あの結末に苦しくなるぐらい胸が熱くなった、というのもあります。

でも、それと同じぐらい、中の人のことが変わらずあの頃から大好きなんだなあと。

仲間由紀恵さんと阿部寛さんが、変わりながら変わらずにいてくれたことが、
何より見てて楽しかったし、嬉しかったんだなあ、と思うのです。


※ここからは壮絶な自分語りになりますのでご注意ください。




そもそも、仲間さんと阿部ちゃんは、『TRICK』以前から、ちらほらと見かけていた人たちでした。

仲間さんは、『君といた未来のために』『神様、もう少しだけ』『P.S.元気です俊平』など、
自分が昔楽しみに見ていたドラマに脇で出ていたようです。

が、その頃の記憶は全くなし。ドラマの内容は覚えてるのに。好きなドラマだったのに。


阿部ちゃんもまた、『成田離婚』『週末婚』
『お水の花道』『ニュースの女』など、好きなドラマに出ていたようなのですが、
個人的に印象に残っているのは『成田離婚』ぐらい。




自分が『TRICK』シリーズにハマったのは、
恥ずかしながら第3シーズンが放送された2003年以降です。

それまでに、『ごくせん』『HERO』で、良いな~、と思ったことはあります。


やがて、CSでの『TRICK』シリーズ一挙再放送で、本格的にハマるわけですが…。



とにかく、当時の自分にとって『TRICK』は衝撃的でした。

美人で可愛い少女のあどけなさを残す女性に対して貧乳!!と罵り弄りまくり頭をたたく、
巨根童貞セッ○スだと言わせる。
(個人的時間軸上、ケイゾクよりトリックを先に全話見たので本当に唖然としました…)

背の高い美形の男性をブリーフ一丁にしたり、巨根童貞設定にしたりと、

もう設定からして無茶苦茶で、内容とそのキャラ設定のギャップと、
オカルトアングラ感あふれる世界観に、すっかりハマっちゃいました。

この二人、ここまでやってくれるんだすごくおもしろいと、
すっかり奈緒子と上田コンビにも、中の人二人も大好きになってしまったのです。


もちろんヅラ刑事さんや金髪刑事さん、里見お母さんも大好きですよ。

ハマってしまってからはただひたすら『TRICK』に浸りまくる日々。
その副作用として、『ケイゾク』にもハマってしまう始末。
(だってSPに矢部刑事の中の人と石原刑事の中の人が共演してるって噂聞いたから…)


話を戻します。



『TRICK』以降の仲間さんと阿部ちゃんの出世っぷりは、数多くの方々が知るところですよね。

仲間さんは、『ごくせん』で大ヒット連発し、大河にも主演しました。
紅白の司会なんかもしちゃいました。

阿部ちゃんは、『アットホームダッド』『結婚できない男』がヒットしましたし、
『坂の上の雲』『義経』などにも出演し、どんどん大物になっちゃいました。(身長の話だけではない)


二人を取り巻く環境が、全く関係のない自分からもどんどん激変していくのが、
見ていてわかったほどです。

自分が好きな俳優さん女優さんが、新たな当たり役、ヒット作に出会って
どんどん売れていくのを見るのはとっても嬉しいし喜ばしいことだし、心が熱くなります。


ただ、それと同時に

「もう『TRICK』のときのような無茶苦茶はやってくれないんだろうなあ…」

と、何となく切なくなったのも事実。

視聴者というのは、本当に勝手なもんです。
変化を求めながら、自分が望む変化じゃなかったらそれに対して勝手に失望し心が離れていく。



でも、二人はどんなにスターになっても、態度が変わることはありませんでした。

これは、2004年以降から二人を欠かさず見ていたから、間違いないです。
二人それぞれ、驕ることなく、何でもやるという姿勢を崩さず、今までやってきてくれました。
最近は仕事選べよと本気で思うこともあるけど


『恋のダウンロード』とか、超超売れっ子女優になったときにやりましたからね
あれはすごいと思った。
(というか、あの曲結構好きだった記憶が…)


そして、何度も『TRICK』に戻ってきてくれました。

戻ってきて、同じように貧乳巨根だというくだりを何度もやってくれる。

それが、何より嬉しかったし、感動したのです。


約14年というのは、長い年月です。
本当に長い年月です。

当時まだ純粋だった自分はすっかり腑抜けたおばさんになりました。(…えっ、知らねーよって?)

その長い年月の間に、仲間さんも阿部ちゃんも、色んな仕事をして、
色んな成功と色んな失敗を重ねて、どんどんどんどん売れていって…。

まず、今も第一線にいてくれること自体が、本当にすごいこと、なんだよね。
芸能界は浮き沈みが激しいですから…。

そして、何より二人が進化を続けながら
根幹の部分は変わらないでいてくれたことが一番の奇跡であり、

自分が仲間さんと阿部ちゃんに対して尊敬せざるを得ない部分なのです。

そして、一番感謝したい部分もあります。
本当に、本当に変わらないでいてくれて、ありがとうと言いたい。


ありがとう!あんたらすごいっ!!





ラストステージを既に鑑賞された方なら分かると思いますが、
過去の映像をフラッシュバックさせるシーンがあります。

そこで、過去の奈緒子と現在の奈緒子がシンクロして
交互に映し出されるシーンがあるのですが、



…。



…………………。




ま、まあ多少は変わった!変わってた!




それは当たり前だよ。人間だもん。成長するもん。

でも、変わらず美しくて、可憐で、そして、変わらずに奈緒子で。

あどけなさが残っていた14年前の奈緒子と、
美しい大人の女性になった奈緒子を交互に映すその演出で、

奈緒子と上田が歩いてきたこの14年間、

『TRICK』が歩いてきた14年間、

そして仲間さんと阿部ちゃんが過ごしてきたこの14年間を思って、


そういった部分も込みで、自分は上田と同じく、
目頭を熱くして見ることができたのかな、って思うんですよね…。



もちろん、堤監督や、生瀬勝久さん、野際陽子さんなど、
『TRICK』シリーズに携わってきた方々も、根幹の部分は変わってないんだな、と思いましたよ。

野際さんに至っては、見た目全然変わってないですからね(笑)






単体でもこんだけ好きなのに、TRICKコンビが絡むと、

奈緒子と上田とはまた違う、何とも言いがたい幸福が溢れ出す雰囲気だから、
ますます、思い入れが強いんです。


奈緒子はどSで、上田に対して突っ込みまくる振り回しまくるけど、
仲間さんは、阿部ちゃんに対して素直に尊敬の念を見せてて、そこがまた、可愛い。

前にも言いましたが、仲間さんはすっかり売れっ子女優になって、
しかも本人がかなりのしっかり者で気遣い屋なので、
阿部ちゃんや生瀬さんと接するときのような少女のような表情は、
今ではなかなか見れないのです。

だからこそ、阿部ちゃんもしくは生瀬さんと接しているときの仲間さんは、
ほんっとーーーーーに可愛くて、大好きです。(堤監督に弄られてるときも好き)

ご本人も、『TRICK』に戻ってくるたびに初心に還れる」
と仰っていました。


これは、阿部ちゃんも同じです。
上田は奈緒子に対して罵言暴言吐きまくり、貧乳だなんだと弄り倒しますが
阿部ちゃんは、仲間さんに対して本当に優しさが溢れていて、静かな優しさがにじみ出てて、

クーーーーッ!!


ってなります。
まあ近年の上田は奈緒子に対して甘えているというか、
かなり優しくなったし、見守る方向になっていましたが…。



TRICK座談会とか、『トリック2』の特典映像とか、その他番宣やら何やらの絡みを見てると、

二人の掛け合いが本当に可愛くて、何かもう頭がおかしくなるぐらい悶えます。
これは重症です。


阿部ちゃんは、雑誌の対談で
「由紀恵ちゃんの作品は見ています。14年一緒にやってきたから、
 親心じゃないけど、思い入れがある。」


って言ってて、ほのぼの。

「でも生瀬さんが必ずいるのはちょっとねえ(笑)
 なぜ俺じゃないんだって…冗談です」



って箇所には、ひいいいいいいいいいっ!!となったのはいうまでもない。
もちろんいい意味で。


仲間さんと生瀬さん、本当に共演多いですからね(笑)
コンビネーションの良さは仲間さん阿部ちゃんコンビと双璧ぐらいだと思いますし。

生瀬さんの仲間さんに対する接し方は、阿部ちゃんより若干どSですけど、
それにもニコニコ返してる仲間さんが、またかわいいし。

きっと、仲間さんと生瀬さんは今後も共演するでしょう。



ただ今後、仲間さんと阿部ちゃんが共演することあるのかなって…。

この2人の絡みがもう見れなくなる、
そういった意味でもラストステージは、胸が苦しくなったのかもなあ…。


当たり前に存在していたものが、ある日突然ラストだと言われると、切なくなりますね。



はあ。

何か書いてて悲しくなってきたぞ。



なんどめだトリック


やっても、いいんやで。



はあ。

大河とかで、夫婦役とかせんかしら。



はあ。





あかん、ため息ばっかりになってきた。


とにかく

TRICKに携わったすべての人に感謝です。

そして、変わらずにいてくれた、仲間さんと阿部ちゃんにも感謝したいし、

また、できれば、戻ってきてほしい。

無理なら、他の作品で共演してほしい。


それぐらい、好きなコンビになりました。
おそらく、TRICKコンビ以上のコンビは、自分の中では今後現れないでしょう。

これからも、良い意味で変わらずにいてほしいですね…。

無事是名馬の精神で、TRICKコンビの今後のご活躍、
そしてTRICKに携わったすべての方々の今後のご活躍を、祈っています。


本当にありがとうございました。
なんどでも言うけどラストラスト詐欺でもいいんだからねっ!


脳内BGMは、
鬼束ちひろさんの『月光』『流星群』『私とワルツを』のTRICK三部作と、
同じく鬼束ちひろさんの『眩暈』(これ何気に奈緒子と上田っぽくて良いんです)
そして『恋のダウンロード』でお送りしました…。








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