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いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

仲間由紀恵さんについて

2014-06-06 17:23:37 | 俳優さんとか芸能人とか
仲間さんについては、以前こちらで語ったんですけど、
『花子とアン』のおかげで、結構熱が持続してまして…。


んなわけで、とりあえず自分がちゃんと視聴したなかで、

オススメの作品を、ここで紹介しようと、そんなやる気になったんですね。
(単にブログ更新のネタに詰まっただけともいう)


ってなわけでいってみよー。
(ちなみに蓮子さまは現在放送中なので今回は除外。)

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1.美しい隣人(2011年)

これは、コミカルイメージ、凛とした女性役が多かった仲間さんの悪役のようなもので、
それだけで見ていて新鮮でした。楽しかった。

檀れいさんも美しい方で、
もう美しい女優二人見れるだけで、天国やったな!(゜∀゜)=3ムッハー


自身の美しさを最大限に生かして、それを妖しさに特化させていて、
あーこういう使い方もあるんだなーと。

マイヤーさんも、悲しい過去を持った悲しい女性役ですから、
ものすっごく大まかにカテゴリ分けしたら、
奈緒子や貞子とそう変わらないんですけどね。多分。

本来は表情豊かな方ですが、あえて能面的な表情を多めにして、
美しさをより多く見せたのも良かった。

得体の知れなさ、神秘的な雰囲気があってよかったなぁ。
最終回は諸事情があって全然集中して見てられなかったけど。



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2.リング0~バースデイ~(2000年)

これは、山田奈緒子と表裏一体の役ですよね。

こっちはひたすら暗くて儚くて悲しくて可哀想な役ですけど。

仲間さんは今でこそ発声そこそこしっかりしてますが、この頃はか細くてか細くて。
その声が、また貞子役には合ってたと思います。


何より、見た目が可憐な少女そのもので、
今にも消えてなくなりそうな儚さがあって良かったです。

見た目も十分才能の一つですからね。


で、悲しそうな表情・辛そうな表情・怖がる表情・驚く表情、どれも楽しめて、
どSな自分には楽しかったですねオイオイ

薄幸で儚げな役をここで極めたからこそ、
トリックでギャップも生まれたし、新境地を開けたんですから、本当に重要な役です。

あと、リング0~バースデイ~を見たあと、貞子が怖くなくなったので、
仲間さんが貞子だと思うと、何かむしろほほえましくなって、
リングシリーズ全部見れたのが、一番の収穫ですかね(笑)

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3.ごくせん(2002年)


これはねえ…。
生瀬さんとの名コンビぶりを確立させたという点で、重要な作品ですね。
年上の男性にあーだこーだ弄られながらも成長する主人公、ってのを確立させたよね。

他に仲間さんが演じられた役と比べると、
大江戸一家の一人娘、って設定以外はいたって普通で明るい健康的な女性です。
ああいう見た目で、こういう役で、成功したってのが大事なんです。

ただ、このドラマのおかげで、すっかりコミカルイメージになっちゃって、
その印象を払拭させるの大変だっただろうな。


まあ、猿渡教頭との絡みとか、おじいちゃんやてつとの絡み、
あと九條さんや篠原さんとの絡み以外は、ぶっちゃけあんまり覚えてないというか(笑)


一応全部見たんですけど、見返したいのは2002年版だけだなーと。

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4.君といた未来のために(1999年)


これは最近見返して、何でこれをもっと早くチェックしとらんかったんや…
後悔したぐらいの作品でしたね。→感想はこちら。

役は、主人公と共に人生を繰り返す宿命に巻き込まれた女性・蒔。

まーとにかく、仲間さんの元から持っている性質

可憐さ
凛とした雰囲気
繊細さ
薄幸さ
透明感

を最大限に生かした役じゃないかと、おでれーたね。
あ、トリック以前で。

貞子役も、トリックに繋がる重要なターニングポイントだったと思いますが、
自分はこの蒔って役も、仲間さんのスキルアップにおいて
重要なターニングポイントだったと思うんです。

報われなくて多くの苦難に見舞われるんだけど、健気で凛とした気高さを失わない、
でもたまに弱みを見せる姿がたまらなく可愛くて。

良い役だったなぁ。



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5.MR.BRAIN(2009年)

これは、まあ個人的にすごく好きなだけです。

仲間さんは、ちょっと尋常じゃないぐらい美しい方なので、
こういう宿命を背負った女性役ってのは、かなりハマりますね。



返り血を浴びた姿も美しいし、憎しみをあらわにした目力も素晴らしい。
何より悲しみと諦めと清々しさが同居した終盤の表情の演技は、
見ていてああ良いなあ、って思いました。

木村くんと仲間さんが並んだ時は、
うわぁ~~~って心が高鳴ったし、
結構二人の並び、良いんだよなあ。


とにかく、静かな感情の演技もできるんだ、と改めて知らしめてくれた役だと思います。

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6.トリック(2000年~)

まあこれは、トリックカテゴリ
嫌ってほど語ってるんで、あまり語ることはないんですけど(笑)

多分、仲間さんの一生の中で永遠に一番の代表作になるんだろうなあ、って思います。

トリック以前の作品は、残念ながら
『踊る大捜査線SP』と『君といた未来のために』と『リング0~バースデイ~』ぐらいしか
見返せていないのですが、

トリック以上に光り輝いた作品も、今のところ見当たらないし、
トリック以上に新境地を切り開いた作品も、今はないと思う。
(『花子とアン』の蓮子さまはとっても素敵ですが、
 あれは本来の仲間さんの使い方を実行したに過ぎないと思うので)

トリック以前の仲間さんは、とにかく美少女でミステリアスで、薄幸さが全面に出まくってて、
そういった使い方ぐらいしかできなさそうだった。
実際の本人は、ものすごくノリがよくて明るい方だと思うんですけど。

でも、その見た目と雰囲気を逆の意味で生かしたのが、『トリック』。

あの今にも消えてしまいそうな薄幸そうな雰囲気と、
何を考えてるのかわからないミステリアスな風貌の美少女が、巨根だ何だと言ったら、
もうそれだけで面白いし、ギャップが生まれますよね。

また、美しさだけを全面に出すのではなく、感情の揺れ動きを
繊細に描いた作品だというのも良い。


シュールでコミカルな場面のときのひきつり顔や真顔やわざとらしい笑顔、
シリアスな場面のときの強い目力と怒りと哀しみと空虚感。
そして何より、上田や矢部たちと出会った以降どんどん明るくなるその変化ですよね。

これは素人のど偏見ですけど、トリック以前に本当に普通で明るい役ってのは、
あんまりなかったんじゃないかなあ…。

って、奈緒子も純真とはいえないような複雑な宿命設定がありますけど、
ほんと、どんどん明るくなってったからなー。

初主演ドラマがトリックだったというのは、
仲間さんにとっては、本当に恵まれてたと思う。

だって、トリックには演じることのすべてが詰まってるから。

堤監督は、トリック座談会で
「この作品は今後の俳優人生女優人生で何の役にも立たない、忘れてください」
って冗談交じりに言ってたけど、

この作品で、色んなことを経験できたってことが、
その後の活躍の糧になってると思うなあ。



ただ、この作品と『ごくせん』があまりにも大ヒットしてしまったことが、
仲間さんのコミカルイメージを固めてしまったのかも、と思いますけど。
トリックも山田奈緒子ってキャラクターも
一概にコミカルって言葉で片づけるようなものじゃないんだけどなぁ…



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いや、色々ありますね。
何だかんだで、やっぱりトリックについては語っちゃうなぁ。


仲間由紀恵さんは、決して天才型ではない、
センスや感覚で演技するタイプの女優さんではない気がします。

ひたすらコツコツ努力して失敗も重ねて、じわじわ上手くなっていくタイプだと思うんです。

ガラスの仮面でいうと、マヤじゃなくて亜弓さんタイプ。
(すいませんガラスの仮面好きなんです…)

でも、いつまでも未完成さ、というと語弊がありますが、
底知れなさがあるのも良いなと思います。

で、さらに個人的印象を言うと、主役ではなくて2番手とかトメ向きの女優さんだと思うのです。
ファンの方は怒るかもしれませんが…。

というのも、凛とした表情豊かな演技と、
可憐な少女っぽさと大人っぽさが同居したその雰囲気が
最大のストロングポイントだと思うんですが(あくまで個人的印象)

これらを生かせる役って、主役だとあんまりないんだよね。
2番手(ヒロインとか)や、トメや特別出演でこそ真価を発揮するタイプ。

『君といた未来のために』とか、かなり良かったよ


年下と絡んでいても年上の包容力を出せるし
年上と絡んでいても、少女っぽさを垣間見せられるのはすごい。


…まあこう言っちゃなんなんですが、
仲間さんは作品に当たりハズレがありすぎて、

面白い作品は本当に面白いんですけど、
詰まんない作品はほんっとーにひどいものが多いんですよねー…(笑)

だから、『花子とアン』後は、もうちょっと仕事選ぶ方向にシフトしてくれると、
良いなと思ってます、仕事選ばないのがいいところでもあるんだけどね!

主役にこだわらず、良い役をこつこつやっていってほしいな。
仲間さんは全くこだわってなんてないだろうけどね


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