トゼンの世相斬

政治経済で日々思いついたことを書き綴ります

まだひっ迫?

2021-04-16 09:07:35 | 日記
大都市にまん延防止等重点措置が導入され、さらに大阪ではまた緊急事態宣言が発せられる可能性が出てきている。

ニュースでは毎度おなじみのフレーズ「このままでは医療が崩壊する」を専門家がコメントする。医療ひっ迫は1年前から言われているのに、まだこんなことを言っているのか。いいかげんにしてくれよ。

現場の方々の苦労や努力は本当に頭が下がるが、いまだに医療ひっ迫を解決出来ない政治家・専門家は致命的に無能だと思う。

中国武漢が昨年コロナで封鎖されたとき、中国政府は急ピッチで病院そのものの建設を始めた。日本では割と冷ややかに見ていたが、その行動力はさすがだ。

また、コロナ対応では最悪の国の一つであったアメリカは、最近ワクチンの普及が急激に広まっており、その深刻度は薄まってきている。

一方で日本政府は何をやったのか?国民に自粛を求めるだけでこれといった施策はないに等しい。

病床が足りないなら中国のように病院を建てるぐらいのことをやるのが政治ではないか。

また、医療人材が不足しているなら、比較的コロナ落ち着いている中国や台湾、オーストラリアから特別に医療関係者を高給で雇うとか出来ないのか。

いくらでもアイディアはあるはず。なのに効果的なことは何一つやっていないように感じる。

ワクチンは必要数を契約はしたが、納期を詰めてなかった、という新入社員並みの交渉力を厚生労働省が発揮し、十分な量を確保できず、ワクチン普及率は人口の1%と世界的に見て最低レベルだ。

欧米のワクチンメーカーが十分量をよこさないなら、中国のワクチンを買ってはどうか。効果は欧米のものに比べると半分程度らしいが、欧米が必要量を回さないなら、日本は中国との関係を強化してワクチン確保し、主にアメリカが実施している対中強硬策とは一線を画す、ぐらいの強気の交渉をアメリカとかEUと出来ないのだろうか。

政府も自治体も国民に自粛を要求するだけでなく、国民を守る効果的な施策を実施してほしい。

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