『四方山ばなし』

タイに住んでいて気づいた事等を、適当に書いていきます。
期待しないでね!

タイの隠れ家的本格フュージョン料理②

2020年11月20日 20時16分30秒 | 世界を食らう!(主に泰)

 これがタイ料理なのか?ってのが続く中、ちゃんと王道的な(タイに詳しければ)料理も出る。

 ゲーンヘット(キノコのスープ)。とにかくタイの北部と東北部では非常にメジャーな料理です。ただ、ここのやつは味はもちろん基本的なものを踏襲してますが、そのキノコがこの辺で今しか採れない珍しいものだそうで、違いはよくわからないけど、美味しくいただきました。

 そして鶏胸肉のロースト。もちろん地鶏。軽く香草の香りの付いた鶏肉を炭火で焼いたもの。もう香り×香りで、付け合わせの中華でいうおこげとの相性が何とも言えない一品でした。

 そしてこれ、もう前の事だし酔っぱらって覚えてません。なんか魚だったような。

 で、次の写真見て思い出したけど、豚肉のローストで、タコスの様に巻いて頂くものでした。

 メインはダックのロースト。もうこの辺りでは美味しかったとしか覚えてません。

 主食、ごはんです。
 カチカチの土に包まれて焼かれた(炊かれた)やつ。トンカチでたたいて出てきたのは、日本でいえばおこわ?かな。
 
 最後にシャーベットやココナツミルクのやつや、クッキー風のやつとか3種出てきて終了。

 正直、キノコのスープを食べたあたりで満腹感が襲ってたので、食べきるのに必死でした。
 率直な感想。高いだけに満足度は高い。また行きたいけど、高いし旅費もかかる。
 ちなみに来年からコースは値上げされるそうで、たぶんタイ版ミシュランに載っちゃうんだろうな。


タイの隠れ家的本格フュージョン料理①

2020年11月17日 18時50分57秒 | 世界を食らう!(主に泰)

 タイ北部チェンラーイに、とてもバンコク以外ではありえないような素晴らしいお店がある。前からずっと行きたかったのだけど、何度も予約して色々起こってキャンセルが続き、先月ようやく行くことができた。

 ホントは市内にあったのだけど、先月から車で30分ほどの所に移転して、建物もよりオシャレに。

 営業は夕方6時からの1回転のみ。客は最大12名まで。そして料理はコースのみで1,500バーツ(約5,000円)と、バンコクならまだあり得るけど、こんな山奥でとても信じられない設定。そして飲み物は別料金、ビールは無くワインや泡ものしかない。
 この日は客が6人だけという事で、その中の飲みたい4人でまぁまぁのスパークリングをシェアした。
 その前にまず地元で採れるベリーで作ったソーダが出てきた。

 この方が辣腕シェフ。今日の料理の説明や、飲み物との相性などをその都度話してくれる。
 
 まずはオードブル。

 このお店は伝統的なタイ北部料理をベースに和と欧の要素をミックスしたものなので、かっぱ巻き風のものや、トリュフチョコ風のものなど、見た目も味も飽きさせない。


 料理は毎回、客の目前で最後の調理や盛り付けがされる。

 最初の方はタイ北部の野草や野菜を使ったものが多かった。特に季節感を重視した、今しか採れないものをメインに。
 タイ語で全て説明するのだけど、理解はしてるけど、その野菜や野草を知らないから、とりあえず何食べてるのかイマイチわからないけど、とても滋味深くて複雑な味。そして見た目も素晴らしい。コースはまだまだ続きます。


タイとは全く関係ないけど

2020年11月13日 20時23分14秒 | 四方山ばなし

 どうでもいいんだけど、昨日のアメトーーク!、神回だったな。

 全く期待薄な感じだけど、久々にひな壇番組で何度も声出して笑った。


タイのお母さんの夢

2020年11月09日 18時18分08秒 | 四方山ばなし

 タイでは誰かが亡くなると枕元に立つというか、色んな人の夢に出てくるんですよね。
 だけどタイのお母さんは私とタイのお父さん(お母さんにとってはご主人)の夢には全く登場しなかったのだけど、先月末から突然私の夢に度々登場する。
●10月30日明け方
 私がスタッフとリゾートの五つ星ホテルに泊まっていて、朝ごはんはビュッフェがあるのだけど、私は朝ごはんを食べない人で、なぜかその場にお母さんもいて、お腹減ったので食べたいというから従業員に代わりにお母さんが食べてもいい?と聞くのだけど、どの従業員も確認するってだけで許可が下りないので、わたしがさすがに激高したところで目が覚める。
●11月2日深夜
 内容は覚えてないけど、悪くない夢だったような。夜中2時に起きたので内容は覚えてません。
●11月7日朝
 何で私のものをみんないあげちゃって何も残ってないんだ、と怒ってました。確かにお母さんのものは親戚や友達がみんな持ってちゃってるんですよね。夢では、みんなを呼び戻して返してもらって、と言ってました。

 夢って、多くは見る人の主観によるものだろうけど、とりあえずこの先もどんな夢見るかでちょっと考えます。
 


有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~

2020年11月07日 09時47分20秒 | 四方山ばなし

 私は全く関係してないですが、番組の紹介。

 ここんとこほぼなくなってきたけど、新型コロナ後に乱発されたリモート番組。
 
 その中で圧倒的にリモートを生かして面白かった番組が、TVerで再配信されています。ギャラクシー賞の月間賞も受賞した番組ですので、見逃した方や観られなかった地域の方々は是非。


久々のローイクラトン

2020年11月01日 17時50分20秒 | 四方山ばなし

 旧暦12月の満月の日にタイでは毎年ローイクラトン(灯篭流し)の習慣があって、正しくは川の女神に捧げる意味ではあるのですが、一年の罪を流したり、大切な人の為とか、亡くなった人の為とか、人それぞれの思いを込めて灯篭を流します。

 元々そういうのに特に興味が無いのですが、昨夜は人に勧められ、バイクで街を走ってやってるお寺を見つけたので、とりあえず入る。

 ちょうど夕方から大雨で人出も出店も少なかったけど、中は縁日の様に飾られていて、とりあえず参拝。

 お線香にお札をはさんでお布施にするタイプで、先月亡くなったタイのお母さんの為に拝んだ。
 お寺の池でも灯篭を流せるのだけどやはり川(運河)に流したいので、寺の向かいへ行くとたくさんのクラトン(灯篭)が売られていた。

 大きさや飾りつけによって20~100バーツ(約70円~350円)。中から50バーツのものを購入して蝋燭と線香に火をつけてもらう。

 運河は階段状になっていて、灯篭に小銭を入れて願をかけながら流す。

 私も色々願をかけながら流すと、すぐに火がほぼ消えそうになった。消えたら本当に残念なんだけど、なんとか復活してくれた。

 何かいいこと起こるといいなぁ・・・。


書き忘れてた、最大の不思議な現象

2020年10月19日 18時17分45秒 | 四方山ばなし

 葬儀の最終日、家から棺をうちのピックアップトラックに載せてお寺へと向かった。

 お寺の前では歩くよりもゆっくりのスピードで走る。

 そしていざ、焼き場に近づいた時にそれは起こりました。

 焼き場のあるところは少しだけ盛り土がしてあって高くなってるのだけど、そこを登ることができずに車がエンスト。

 そこで何度もリスタートするけど全くかからず。しかたなく男手が集まって車を押して上げた。
 でも僕はお母さんの心なんだろうなと思って、その作業には加われなかった。本当に悲しくて、亡くなって欲しくなったから。
 そして一連の儀式が終わって、家の車は僕が運転して帰ったけど、エンジンは何の問題もなくかかったのでした。


お母さんが亡くなってからの不思議な現象

2020年10月15日 16時14分15秒 | 四方山ばなし

 先にも少し書いたけど、お母さんが亡くなって色々と超常現象的なものが起こってました。
 僕が到着する前にも、誰も入ってないお風呂から夜中に水浴びしてる音が聴こえたり、お母さんの携帯が無くなって探してたんだけど、そんなこと知らない親戚の枕元にお母さんが立って、携帯はどこだ?と言ったり。最終的に奇跡的に携帯は見つかりましたが。その他にも私は直接経験してませんが、夢に出て色々言ったりあったようです。
 ここでは、実際に私が経験した超常現象を書き綴ります。

①家で姪っ子がお風呂に入ってた時、「アシ(私の呼び名)、いたずらしないで!」と何度も叫ばれた。姪っ子はお風呂の明かりを消されたと思ったらしいのだけど、誰も何もしてませんでした。姪っ子がまだちっちゃかった頃にはよくやっていたいたずらでしたが。
 実はその時、親戚とお母さんの遺影をどこに飾ろうかと話していて、入っていた袋から出していてのです。
②家で姪っ子とお母さん(姪っ子にとってはおばあさん)の思い出話をしていました。その時、アンドロイド携帯を充電してたんですが、ピコッ!と音が。見ると『OK,グーグル』と言った時に発動するAI(iPhoneなSiri)が作動してました。もちろんたまにこういう事があるのですが、それでもめったにあることでは。しかもお母さんの思い出話してた時なのに。
③用事があって街へ車で向かってる時、ポケットに入れていたスマホが突然再起動。再起動って人為的でないとなかなかならないし、実際今まで勝手になったことなかった。
 実はその時、車の中でお母さんの思い出話中でした。
④先日投稿した、葬式を手伝ってくれた方々との打ち上げの時、夕方家に帰るとお母さんとおばあさん、娘の3人で写っていた写真が落ちていた。

 他の写真と並んで飾られていたのだけど、今は右下に落ちてる3ショットの写真が、もう10年以上ここに飾られていたのに、このタイミングで落ちるなんてちょっと異常。お母さんも一緒に行きたかったんだなぁ。

 私は霊とかそういうの全く信じないのだけど、これだけ色々あるとさすがにどれかは本当かなと思ってます。
 ただ、近い人もそうですが、たいして繋がりのない人の夢に出てたりするのに、私とお父さんにだけ全く出てきません。
 幽霊になってでもいいので出てきてくれないかなぁ。


タイの母のお葬式⑥

2020年10月13日 16時29分10秒 | 四方山ばなし


 2週間ほどでようやくお墓代わりの壁ができたので、納骨式を行う。
 すべて手作りで少し歪んでたりもするけど、近所の男手で作った。

 早朝から壁の前に料理を並べ、線香を捧げる。

 骨壺はお菓子の瓶的なのだった。

 そこでお経をあげ、僧侶に枕や僧衣を寄進する。

 それが終わると僧堂に移動してお経をあげる。

 そして僧侶に食事を捧げて、基本的には終わり。

 壁自体は何の装飾もないシンプルなもので寂しい。姪っ子はおしゃれ好きだったおばあちゃんの為に花を植えるらしい。

 私はネットで色々探して見つけたこの蓮の花の飾りを壁の上に付けるために注文した。届いたら金色に塗るつもりです。


タイの母のお葬式⑤

2020年10月11日 17時02分18秒 | 四方山ばなし

 葬儀の時、毎日僧侶や朝昼晩と参列者に食事を出さないとならない。それらは葬儀会社から派遣された人がやってくれるのだけど、それ以外に故人の好きだったものや、その地域で好まれてるものも出す。

 それらを担当してくれるのが親戚や地域の知り合い達。

 そんな手伝ってくれた方々にお礼をしようと思ったんですが、お金じゃなくてどっか遊びに連れてって、という事で、みんなで打ち上げがてら出かけた。

 総勢20人程でまず向かったのは、去年の正月にお母さんと来たお寺。

 その写真を見ながら、ここで撮ったんだよとか話しているうちに、悲しくなって泣いてしまった。参加者はだいたい気晴らしで来ていて楽しそうなので、みんなからは離れて行動した。

 続いてはダム湖の上に並ぶ浮きレストラン。

 そこで色々頼んで、子供たちは水遊び。

 もちろんガソリン代はかかってるけど、食事なんかも色々入れても15,000万円くらいで収まる。それでみんな楽しんでくれたのだから、行ってよかった。


タイの母のお葬式④

2020年10月09日 17時46分19秒 | 四方山ばなし

 本当は火葬が終わったら用事もあるので帰るつもりだったのだけど、どうしてもいて欲しいという事で残ることに。
 用事は例のエアアジアの予約があったのと、持病の検査があっただけなので、いて何か役に立つのであればと諸々キャンセルして、その後2週間ほど滞在した。


 とりあえず毎朝早くに起きてお寺に持っていくおかずを作る。

 作ったことないけど、スーパーで肉厚で大きい椎茸が売っていたので、椎茸の肉詰め。その他にも炊き込みご飯や卵焼き、ゴーヤチャンプルー、オクラとひき肉の炒め物、アスパラと豚バラの炒め物など作る。
 さすがにレパートリーが無くなったので、バンコクで和食をやっているご夫婦に、タイの田舎で売ってるもので何か?と質問して来た回答が肉じゃが。
 
 その手があったかと作って持って行ったら、お坊さんにも村人にも一番評判が良かった。

 途中、実の母の命日もあって、タイのお母さんの分と併せて拝む。
 そんな日々の中、お兄さんがお墓代わりの壁を作る。

 タイはお骨は森に埋めたりすることもあるのだけど、余裕があればお寺に壁や柵などを作って、そこにお骨を安置することもあるのだ。
 さらに姪っ子の課外授業に付き合わされて学校へも行く。

 高校2年だけど、やってるのは日本なら小学校高学年の夏休みの自由研究レベル。だけど参加しとくと、進学の際に若干加点されるらしい。

 帰りには地元のタイ人が作った温泉施設へ写真だけ撮りに行かされたり、おしゃれなカフェに学校の友達連れて行かされたり、まぁ姪っ子の都合のいいように使われた。することないし、姪っ子懐いているし、いいんだけど。


タイの母のお葬式③

2020年10月07日 18時44分30秒 | 四方山ばなし

 タイは基本的に深南部を除いてほぼ仏教の国だ。だけど日本でも各宗派や地方によってしきたりが違うのと同じように、たぶんタイでも各地方で葬儀の進め方や方法が違うのだろうと思う。私のタイの田舎があるウボンも、今まで出た事のある他の地域の葬儀とはだいぶ違っていた。

 この地域では焼いてから3日間そのまま放置することが多いらしいのだけど、今回は時短で翌日に骨拾いに。

 まず焼き場の裏の所で、ろうそくに火をつけ、線香と簡単な食事を捧げる。

 すると、奥の方から小さなカエルが出てきて、食事のとこまで飛んできた。親戚たちはみなお母さんが食べに来てるよと言う。

 まだほのかに暖かい遺灰の中から、僧侶が順番に骨を拾っていく。

 日本の様に箸を持って2人1組でひとつのお骨を拾うのではなく、まだ青い枝を折ってトングのようにしたものでそれぞれ拾う。

 その後、親族も順番に拾う。粗方大きいのを拾ったら、それを僧侶が清めた水をかけて洗う。


 残った細かい骨と灰はトタンの上に人型にして並べ、32個のコインを体の各部に置き、上から新しい胴衣を被せ、頭の位置に洗ったお骨を網のまま置く。

 その後、僧侶の読経があり終了。

 昨日の葬儀からずっと小雨か曇りだったのに、その頃には日が差す。

 そして、胴衣を被せた残りの遺灰は寺の敷地内に埋める。

 そうして家に戻って、夕方僧侶が来て読経をして葬儀は終了。
 やはり日本と同じく、火葬が終わるとみなだいぶ吹っ切れるのか、空気が変わった。ただ、葬儀中からもそうだけど、この後もいくつかの超常現象が続いた。


タイの母のお葬式②

2020年10月04日 18時06分51秒 | 四方山ばなし

 お寺の裏の方に焼き場がある。

 そこでまたお経をあげ、地区や学校などに寄付するものの贈呈式みたいなものが行われる。
 その後、参列者が紙で作った花をささげ、僧侶と近親者のみ水をお母さんにかける。
 そしてガソリンをかけ点火。
 私と同じくお母さんをとても愛してた姪っ子は、焼きたくないと私の胸で大泣き。死に対してけっこうサバサバしているタイ人ですが、本当に近い人はみな泣いていた。

 田舎の焼き場は炭焼きなので、このまま明日まで燃え続ける。

 話は前後するけど、棺がまだ家にある間は、毎朝お母さんにも食事をささげる。
 この葬儀の日の朝は私が主に作った。お母さんは私の作る日本料理が大好きで、8月に一度退院した時も、珍しくわがまま言ってサーモンが食べたいと言った程。
 今回は葬儀に向かうにあたって、バンコクの日系スーパーで食材を買い込んで来ていた。

 まずは、塩鮭を炭で焼く。
 そして一番大好きだった炊き込みご飯を炊く。前の晩からひじきを水で戻し、ごぼう・鶏肉・人参・しめじ・油揚げと一緒に和風の出汁と醤油で煮て下味を付け、朝になって冷めてから日本米と炊いた。(いつも具を多くするので、煮ないで一緒に炊くと、具にも米にも火が通らないのです)

 さらに、亡くなる数日前にご飯が食べられないということで、それならバンコクから食べやすいもの持っていくよ、乾燥豆腐(高野豆腐)食べさせてあげる、と言っていたので、高野豆腐の含め煮も作った。残念ながら食べさせてあげられなかったけど、生きてたら好きだっただろうなぁと思いながら。

 残りの2品は参列者にふるまわれるタイ料理。おなか一杯になってくれたかなぁ・・・。


タイの母のお葬式①

2020年10月01日 18時10分42秒 | 四方山ばなし

 64歳で亡くなったタイのお母さんの葬儀やその後の事を全て済ませて、3日前にようやくバンコクに戻った。

 タイのお母さんとはもう15年以上の間柄であり、ここで詳しく説明する気はありませんが、とても複雑な出来事が重なって今の関係があり、傍から見ても本当の親子かそれ以上に信頼し合った、文字で起こすのは照れますが、愛し合った関係でした。最期も娘をはじめ家族が面倒見ていましたが、私が1週間後に行って面倒見るというのを待ち焦がれて亡くなったそうです。

 私が葬儀が行われている家に着いたのが、葬儀2日目の昼過ぎ。他の人ももうだいぶ泣いたのでしょうが、遅れてきた私は親戚が心配するくらいに大泣きしてしまい、併せて、人前では泣かなかったタイのお父さんも、私を呼んで人が少ない所で泣き出した。
 その晩は別に寝るところを用意してくれてましたが、棺の傍で眠った。
 そして翌日は葬儀の最終日、家で儀式を行ってからお寺へ向かいます。

 家からはピックアップトラックに棺を載せて出発。お寺のある小道の入り口で、車に紐を繋げて引っ張るようにゆっくり歩きます。


 私はもっぱら写真撮影を頼まれていたので、泣きながらシャッターを切った。


エアアジア乗り放題【ナーン】⑥

2020年09月20日 18時17分36秒 | 世界を食らう!(主に泰)

 飛行機出るまで残り2時間弱、最後はもちろんカオソイ行脚。
 グーグルマップで色々探して、評判のよさそうな店や見た感じ好きそうな店をピックアップ、しようとしたんだけど、これっ!ってところがなかなか特定できず。
 ということで、バーン・カオソイ(カオソイの家)という店に来る。選考理由はズバリ!名前。

 観光客が大挙して来る街ではないのでほぼ地元向けだろうお店。

 カオソイの店ってだいたい古かったり、店自体には気を使ってないようなところが多いのだけど、ここは清潔感もあって居心地もいい。いくつかあるテーブルもほぼ地元客で埋まってた。

 あれ、ここのカオソイの上に載ってる揚げ麺。太い。食べるとなかなか香ばしくて美味しい。長崎の皿うどんでもそうめんのような細麺より、太麺が好きな自分にとっては好みかな。下の茹で麺も同じく太麺で、麺は好き。でもスープがやっぱりちょっと普通。もうちょっとパンチがあるといいのだけどなぁ。
 飛行機出るまで残り1時間強、もう1軒は時間の都合で空港に近い所にする。とは言っても、ナーンの空港は街にくっついた感じであるので、ほぼ街中だけど。

 と、結局なかなかいい所が見つからなくて、期待できなそうなカフェっぽい店に来た。

 建物自体は旅行者向けのホステルで、その1階がカフェ兼カオソイも出してるようだ。

 そして出てきたのがこちら。何と、カフェだけに盛りも今までで一番おしゃれ。そして食べてみると・・・、

 これだ!むちゃくちゃ美味しい。
 カオソイって最後にカレー味のスープとココナツミルクを混ぜるので、どうしてもスープはぬるくて甘い感じになるのだけど、ここのはけっこう熱々。もしかしたらココナツミルク自体も温めてるのかも。
 そして肝心のスープの味が、札幌スープカレーの様にスパイシーで、甘みも遠くでほんのり感じるくらい。
 これ食べるだけの為にナーンに来てもいいな。