翌朝早くからタイルー族が住む集落へ向かう。少数民族と言っても山の中に住んでるのではなく、平地に住んでいる民族もいる。
ここでは藍染の布でいいのあったら買いたかった。ところが、集落に行ってもそういった店は見当たらず、色々聞き込みをして着いたところも、観光客が来ないので休業中だった。
唯一みつかったのがこちら。
通りからかなり中に入った自宅兼お店。
売っているのは女性ものばかりで、あれば買おうかと思ってたバンダナくらいのものが無かった。
もっと探せば店はありそうだったけど、飛行機出る前にナーンの街でマクウェーンを買いたいし、北タイだからカオソイも食べたい。
ただ、正直言ってナーンとても気に入っていて、また来るだろうと思い、諦めてナーンの街へ向かう。
1時間半かかってナーンに着いたのは11時。市場はもう活気を失っていて雑貨屋しかなかったけど、なんとかマクウェーンを見つけて購入。
これで20バーツ(約70円)。安いけど、香りが大切なものなのに密閉されてないのが残念。お店の人曰く、朝来ればマクウェーン専門のおばさんいるからと。増々、また来ようと思った。
ちなみに、空港でマクウェーンのふりかけも購入。
これはタイのお母さんにお土産、になるはずだったんだけど...
昨日、タイのお母さんが亡くなりました。
自分の母親はまだ学生の頃に亡くなっていたのもあって、タイのお母さんは本当の母親の様に接していましたし、はたから見ても本当の親子か、それ以上に仲が良かったです。
私がタイで出家した時も母親として面倒見てくれましたし、本当の母親よりある意味思い出がたくさん。
不治の病があってもう20年はずっと治療していましたが、今日からゆっくりできます。
本当に、たくさんの愛をありがとう。
街へ戻るにも、さらに深い山道を1時間以上走る。
30分ほど走って途中、見晴らしのいい場所の近所にある店で、コーヒーを飲む。
ダブルのエスプレッソ。お店の人はしきりにハッカの様なキツイ臭いのする小瓶を勧める。何でかというと、ものすごいクネッた道の連続で車酔いする人が続出するそうだ。
自分が運転してるのもあるし、基本的に乗り物酔いをしたことが無い私は、濃~いエスプレッソを楽しむ。なかなか美味しい。
実は、この辺りの山岳民族は農地転換や政府などの指導により、コーヒーを作っている事が多い。だいたいアラビカ種で、香りがそこまで強くないので、深入りのエスプレッソが個人的には好き。
そうしてすっきりした頭で更に30分以上走って、ようやく平地に出る。
プアという名の街。タイ人はナーンに来たらここに来ることが多いみたいで、ロマンチック系の宿がけっこうある。そしてここは山岳民族系や染物の工場がけっこうあり、それらも見てみたいなと思ってここに泊まることにした。
晩御飯はここに行こうと思ってたとこがその日だけ臨時休業。
仕方なく隣の店で、北部料理のゲーン・ハンレーと豚の一夜干しを肴に飲んで帰った。豚の一夜干しの方はやっぱりマクウェーンが風味付けに使われていてなかなか良かった。
満足だった昼食後、今回のメインへ。
鄙びた村の中ほどにこの看板がひとつ。特に観光地として整備されているわけではなく、生活に根差した施設として存在している。
雨期の現在は慣例的に汲み上げや製塩作業は行われておらず、ひっそり。たぶん雨季は塩分濃度が下がるからかな?
井戸の周りにはこのような小屋がいくつかあって、店先で塩を売っている。
小屋の奥には塩を煮詰める用の釜戸があって、できた塩は無造作に積み上げられている。
その中の一軒で珍しい塩が。
ピンクの塩、と書かれているけど、ブラウンシュガーのような色と質感。
他の塩が1kg50バーツ(約170円)程度なのに対し、これは100g程度で60バーツ(約200円)。
聞くと、これはここより北へ行った山の中にあるボー・ユアク村産の塩だそうだ。産出量が少なく味もいいので値段が高いとのこと。舐めてみると確かにただしょっぱいだけでなく、深みがある。もしかしてヒマラヤ塩のようなものか?
これを含め、粗塩と結晶塩を購入して街へ戻ることにした。
2つほどお店を見繕ってたんだけど、一つ気になる料理があったのでそこへ行く。
こじんまりとしたリゾートに併設されたレストラン。
とってもいい雰囲気。
ここでのお目当てはマクウェーンと言う実を使った丸鶏唐揚げ。
1人だし、鶏1羽分の唐揚げなんて食べ切れなそうだし、どうしようか迷ったけど、マクウェーンと言う実が気になっていたのだ。
มะแขว่นと書くのだけど、色々検索するとどうやら中国の花椒(ホアジャオ)の亜種で、タイ北部では古くから使われているらしい。
ホアジャオと言えば四川料理によく使われると思いますが、麻婆豆腐のあの山椒の様な風味の元、最近では流行ってる中華火鍋や麻辣などにもよく使われてます。
ここの唐揚げはおそらく揚げる前にこのマクウェーンを入れた漬け汁に漬け込み、漬け込んだ鶏をマクウェーンも一緒に揚げたものかと思います。
ホアジャオって強すぎるとクセが有りすぎて、日本人の口には合わないと思います。出てきた料理を見るとかなりのマクウェーンが入ってる。
ところが、食べてみると確かにホアジャオの風味はしますが、棘が無いというかまろやか。ホアジャオに比較的強い体質の私にとってはちょっと物足りないくらいかも。
それでも美味しいので丸一羽、ほぼ完食。
主食はかぼちゃのバターロースト。唐揚げとは対照的な優しさでちょうどよかった。
タイ北部の県で今まで何の選択肢にも入ってこなかったナーン。タイ北部の東端、ラオスと国境を接してる山ばかりの県なのだけど、例のエアアジアが就航してるので、予約してみた。
行ってどうするか、全く何にもなかったので、隅々までグーグルマップで調べる。
ナーンは南北に長くて、南北に流れてるいくつかの川沿いに町がある。それが何層かになっていて、それぞれの層はなかなかの山脈に遮られていて東西の移動が大変そうだ。
その中で東のMaeMang川沿いの層に、BoKluea(ボー・クルア)という場所を発見。そこは山の中にある小さな村で、塩水の井戸があって、古くから塩を生産しているらしい。よし、そこに行こう!
空港に着いてレンタカーを受け取る。午前11時前に出発して、進路を北東へとる。しばらくはまるで北海道と四国が合わさったような、気持ちのいいワインディングロードが続く。
ここをバイクで走ったらさぞかし気持ちいいし、運転が面白そうだ。今までチェンマイやチェンライなどの山道も何度も走ってきたけど、ナーンの山道が圧倒的に素晴らしい。そう思いながら45分程走ると、道は次第に傾斜がきつくなり、運転もスポーツ走行風に。壁のような急坂や九十九折り、ブラインドカーブが続き、日光いろは坂並みのが延々と続いた。
そんな道が30分ほど続き、ようやく川沿いの平地に出る。
トータル1時間半で、目的地のボー・クルアに着いた。
ちょうどお昼時だったので、とりあえずチェックしてあったお店にご飯を食べに行った。
日も暮れてご飯を食べに行く。グーグルマップで目星を付けといたとこなんだけど、歩いたら25分くらいかかりそうだ。でも別にすることも無いので歩き出す。
すると途中で夜のおかずを売る市場に出くわす。買って帰る環境に無いけど、とりあえず中に入って様子を見る。
こんな市場でも入る時に体温の検査とマスク着用、そしてそれぞれのブースはビニールで囲まれていてた。
売ってるのはどことも変わらないおかずばかり。だけど海沿いということでこんなものも。
カブトガニのボイル。これは基本的に殻の中に詰まってる卵を食べるのだけど、個人的には美味しいとは思わず。
一通り見てご飯屋さんへ。
国道沿いのさほど美味しそうでもない外観。とりあえずおすすめ聞いて料理を2品頼む。
タイ南部料理を好きなのは甘くないから。タイ料理、特にバンコクの料理はものすごく甘い。日本で言えば甘露煮みたいなのが多い。子供の頃からおせち料理が大嫌いだった自分からすると、バンコクのタイ料理は全く美味しくないのだ。
だけどここの料理は煮物の様に甘い。ハズレだった。コンビニでビールとピーナツ買って、宿で飲んで寝た。
ほんとならこの前のチェンライの翌週に、もう一度チェンライに行って行きたかった店でご飯食べるはずだったけど、タイの田舎のお母さんが具合悪くなって入院したので、つきっきりで看病していて行けなかった。
この乗り放題チケット、3回キャンセルすると無効になるのでもう瀬戸際。とりあえず戻って1泊でタイ南部、ミャンマーの南端と接するラノーンに行ってきた。
空港から市内までは25kmくらい離れているので、乗り合いバン150バーツ(約500円)か、乗り合いトラック50バーツに乗る。
タイ南部の乗り合いトラックはこの大きいトラックを改造したものが多い。プーケットでこれ使ってグラビア撮ったりもする。
雨降ってなければなかなか気持ちい乗り物。
ラノーンはミャンマーと隣接しているので、ミャンマー人労働者が多い。
なので看板なんかの表記は泰緬両表記が多い。
市場は中々の賑わいで、ミャンマーの製品や料理も売ってる。
もちろんタイ南部独特の豆、サトーも市場にたくさん。タイ人でも好き嫌い別れるこのお豆、中身はそら豆っぽく、風味がなかなか強くて、2~3日息やおならがこの臭いになったりする。田舎なお母さんが好物なので、買って送った。半額くらいの値段だし。
失意の中、もう一軒カオソイに行こうと思って店を出たら、すぐ横にサイウアの屋台が。しかも地元の人と思しき人たちが並んでる。
サイウアとはタイ北部の名物で、色々香草などが入ったソーセージ。
その焼かれている姿は、アラレちゃんが持ってた別のものを連想してしまうけど、美味しいのに当たると結構くせになるのだ。とりあえずお土産用の冷めたものを包んでもらい、持ち帰ってた。
これが今まで食べたサイウアの中でも指折りの美味しさだった、ちょっと脂多めではあるけど。カオソイは外れだったけど、別の当たりを引いたな。
そしてもう一軒のカオソイ屋へ。
今度も観光地区から外れた簡易的なお店。客が誰もいないのが気になったけど、ちょっと早かったからだろう。
ここのはきちんと平麺だった。だけどやっぱりコクが無い。何だろう?チェンライのカオソイはこういった感じが基本なのかなぁ。
ゴールデントライアングルを見て、そのまま1時間以上離れたチェンライ市内へ向かう。
バンコクへ戻る飛行機は14時過ぎに出るので、たいして時間が無い。なので観光地には興味ないけど数年前から話題になっていたお寺へ行く。
お堀に囲まれた白い本堂があり、中へ入ろうかなと思ったら入場料が100バーツ(約340円)だった。まぁ高くないけど、外からで十分なのでちょっと見て終わった。
続いて何となくピックアップしてあったカオソイのお店へ。カオソイとはタイ北部の名物料理で、スープはカレー味。チェンマイではいくつかお気に入りの店があるのだけど、チェンライでは美味しい店に当たったことが無かったのだ。
観光地区から外れたところにある地元の人向けのお店。
カオソイはカレー味のスープとココナツミルクを客に出す前に混ぜ、揚げた麺を載せ、漬物と赤玉ねぎとマナーオ(タイのレモン)が付いてくるのがデフォルト。麺はだいたいパスタの平麺風。
そんな感じなのでバンコクでよくあるのはお菓子感が強くなっちゃう感じなんだけど、ここのも地元なのに残念だった。麺も平麺じゃなくてチャンポンみたいな麺だったし。
去年の9月に日本へ帰った時、JRのフリーパスを買って帰り、青森や岩手、富山や静岡に毎日のように新幹線や特急を使って行ってきた。だけど根っからの貧乏性でクタクタになってしまったので、もう絶対にこういうのは止めよう、と思ってたのだけど、LCCエアアジアがタイ国内線乗り放題チケットを売ったもんだから、飛びついてしまった。
2,999バーツ(約1万円)で、年末まで連休などを除いた日に、タイ国内線乗り放題。ただし、21日前に予約しないとならないのと、変更やキャンセルはできないという縛りなんだけど、ほんとずっと暇だから色々行ってみようかなと。
で、まず思いついたのはチェンライにある完全予約制の北部料理のお店。コースのみの提供で、飲み物別で1,500バーツ(約5,000円)となかなかのお値段なんだけど、ずっと行ってみたかったのだ。
そこで30日の夜に予約して、飛行機も予約した。ところが!
18時に食事開始なのに、間違えて19時到着の飛行機を予約してしまった。もう変更は不可能。仕方なくお店はキャンセル。
なので別に行きたくもなかったけど、タイとミャンマーとラオスの国境が交わるゴールデントライアングルに行くことにした。
空港に着いて予約してたレンタカーをピックアップ。保険込みで24時間530バーツ(約1,500円)と激安。
そこから約1時間走って着いたところは、外国人観光客が来なくてゴーストタウン化した街だった。
20時だけどコンビニ以外はどこも閉まっていて、唯一開いてたイタリアンでピザを食べる。
ジャンクフードラバーは好きそうなアメリカンな美味しさ。まぁ、いいか。
メコン川をはさんで対岸のラオスはカジノがあって花火も上がり盛り上がってた。
とりあえず1,300円の宿に入って寝た。
翌朝は高台に登ってゴールデントライアングルを見る。
お寺の敷地内の展望台からメコン川を見ると、中洲の様に三角形に飛び出すミャンマー領と、対岸のラオスが見える。
たいして良く見えないな。別にいいけど。
と、とりあえずそこだけ見てチェンライ市内へと戻ることにした。
昨日、ようやくJリーグ1部が再開した。先週から下部リーグが始まってたけど、やはり1部とは違うし、何といっても自分のクラブが出てないから、どうしても他人事だった。
再開2戦は無観客で開催されるため、スタンドにフラッグを置いたり、応援の声を録音したものを流したり、各クラブ色々工夫していた。
そんな中、うちのクラブは他を圧倒した。
普段は青い椅子のスタンドは、クラブスタッフ、下部組織関係者などが数日かけてシートを敷き詰めてビジュアル(一般的にはコレオグラフィ)を完成させていた。
さらに、サポーターが購入したタオルマフラーやフラッグをスタンドに並べ、サポーターの気持ちを会場に持ち込んだ。このグッズは事後回収されて、各購入者に発送されます。もちろん自分もタオルマフラーを購入済み。
逆に、うちのスタジアムでは他のクラブがやっているリモート応援や、録音された歓声や応援歌を流すことはしていない。
もちろん好みや考え方だけど、それらって現実じゃない。白々しく聴こえるのでやって欲しくなかった。サポーターの声はモノではなく魂なのです。
おそらくそういう思いを感じてクラブはあえてやらなかったのだと思う。
そうして始まった試合は、前年度チャンピオンを迎えての苦戦必至、負けない方がおかしい展開もあった。
ただそこには、この会場と雰囲気によって高められた、ここまでしてくれたクラブ関係者やサポーターなどの思いに応えたいという選手の気持ちがあって、何とか引き分けに持ち込めたのだと思う。
硬派で生き方が下手だけど、本気のクラブ、そしてそのサポーターであることに誇りを持っています。
タイの学校は通常だと5月15日に新学年が始まるのだけど、今年は新型コロナの影響で7月1日から始まる。なので姪っ子たちもまだ夏休み。
一番面倒見ている一番上の姪っ子は高校2年生になるのだけど、外国は日本みたいに反抗期強くないので、未だにベタベタ。
高校生になってから選択科目で日本語を勉強してるので、日本には興味津々。レッズのユニフォームも嬉々として着てくれます(ニセモノだけど)。
朝は一緒に托鉢に連れていかれ、暑くなったらマンゴーシェイクやスイカシェイクを作ってあげたり。
時には近所にあるクメール遺跡を見に行ったり。
そして18歳になったら車の運転免許を取りたいからって、運転を教えさせられたり。
タイの運転免許は日本のように自動車学校へ行くわけではなくて、勝手に空き地とかで練習する。今回も初日は誰もいない小学校の校庭で、続いて農道、最後の方は思い切り公道で。
車はマニュアルギアなので大変だろうけど、マニュアル車しか買ったことない私が先生なので、バッチリ。自分も先生がこうやって教えてくれたら簡単だったのにと思った。日本の自動車学校はわざわざ難しく教えているような。
と、ちょっと前まで一緒に寝てておねしょでシャツ濡らされてたのに、本当に成長って早いなぁ。いつまでベタベタしてくれるのか、ちょっと寂しいな。
今回田舎に行っても、基本的にはほとんど家にいた。病気がちなお母さんの面倒見て話し相手になって、家事やったり、薬を毎回きちんと飲ませたり。
おかげでだいぶ元気になってきて帰ろうと思ったら、お母さんが夢にうなされてベッドから落ちて大けが。入院したので面倒見なくてはならず、滞在が長期になった。
それでもたまには出かけたりした。親戚の家の向かいでおばあさんが機織りしてるのを見たり。
1日頑張って織っても3メートル。小さめのバスタオルくらいのコットンの布が、1枚100バーツ(約340円)。直線ならどうにもできるということで、赤・白・黒3色のを10本注文。できたらレッズサポ友達にお土産であげよう。ただ期限を決めてないのでいつのなるかわかんないけど。
今回は滞在が長かったので、色んなのをみかけた。
家の中に大きなトッケイヤモリのつがいが。夜になると電気にたかってくる虫を捕まえてあげてたので、ちょっと情が湧いた。
そして写真は無いけど、夜中に脇の部分がもぞもぞして何気に触ったら、強烈な痛みがあって何かが腹伝いに逃げて行った。刺されたか噛まれたとこは痛みがあり焼けた石を付けられてる感じ。朝になったら軽く痒いくらいだったけど、みんなに話したらムカデだったらしい。
ただ、刺された時はなんだかわからずにドキドキしてた。実は数日前に玄関でこんなの出たから。
その後にももう一回出たけど、数えきれないくらい田舎の家に来てたのに出たのは初めてだったし、夜中に刺されたのももしかしたらサソリだったのじゃないかと。ただ、後で調べたらサソリに刺されても、まず死にはしないらしい。
先月半ばからタイは色々な規制が徐々に解除されてきて、仕事が無いのに好きでもないバンコクにいても仕方ないので、ぴったり1か月間、田舎の家に行ってました。
雨期に入ったばかりで、前半はそれなりにスコールがあって涼しいこともあったけど、後半はものすごい陽射しで暑く、夜も30度以上。くじけそうでした。
田舎の家にはどこもだいたいマンゴーの木があるんだけど、雨期に入るとマンゴーももう終わりかけ、熟して落ちて腐ってもったいなかった。
こうした原種に近いマンゴーは、ウルシ科の本領発揮でけっこうなクセがあったりする。なので身を凍らせてヨーグルトとシェイクにして飲んでた。
これがものすごく濃厚で、もうジェラート。日本じゃこんなに濃いのは無理だよなぁ。あってもものすごい値段だろうけど、勝手に熟して落ちてるやつだからほぼタダ。田舎万歳。
他にも勝手に次から次へとジャックフルーツが成って、これも収穫。
基本的に果物は全く食べないので収穫はするけど、家族や親せきが食べる。自分も一つ食べたけど、キャラメルみたいで美味しいけど、だからって食べたくはならないんだよなぁ、果物。マンゴーみたくシェイクにしたら飲むんだけど。
その他、もうずっとイサーン料理。見た目が地味だし、たまに地雷も踏むけど、総じて美味しい。
バンコクで観光客が行ってるイサーン料理店なんかは、海外で食べる和食みたいなもん。いわゆる”なんちゃって”。
なので田舎の美味しいのは毎日でも飽きないし、食べ貯め状態。
ただ、ステイホーム中にけっこう頻繁に走ってたおかげで、田舎に行く前に膝を痛め、田舎では運動はゼロ。
さぞかし太ってるとお思いでしょうが、何と!1か月で勝手に10キロ痩せた。
あんだけ走っても全く落ちなかったのにね。たぶん一人で食べると早食いだし全部食べ切るから、完全にオーバーだっただろうし、あとはエアコンが無いのでずっとサウナにいたような効果があったんじゃないかと睨んでます。