「二軍監督の仕事」
高津臣吾著、光文社新書、2018年11月
現ヤクルト監督の高津が二軍監督だった2018年オフに出版された本。
日本、アメリカ、韓国、台湾各国のプロ野球、
さらには日本の独立リーグでもプレーした著者ですが、
本書ではそれらの経験談は最小限に抑え、
二軍監督の仕事に絞って、特に選手の育成について述べています。
今から2年前の当時の有望株として以下の選手を挙げています。
投手:高橋、寺島、梅野
捕手:古賀
野手:村上、廣岡
村上は2019年新人王、今年は球界を代表する選手にまで成長しました。
他の選手も一軍での出場機会が多いです。
彼らが全員そうだとは書いていないのですが、「強化指定選手」という枠があるそうです。
若手選手も横一線ではないんですね。
今年楽天の監督だった三木は2017年ヤクルトのヘッドコーチだったそうで、
彼のことを絶賛しています。
石井一久も賞賛していましたし、選手としては無名でしたが、
組織の要職を任せたくなるような能力があるのでしょうか。
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