もう少しで6月ですね。少しずつ暑くなってきましたが、皆さん体調はいかがでしょうか?
さて、5月の定例勉強会が21日に行われましたので、ご報告させていただきます。
今回は『基礎知識と合併症~身体に関わる基礎知識~』というお題で、雲南市立病院で理学療法士をしてらっしゃる藤原さんに講義をしていただきました。
特に『座る』という所をメインに話をしていただきました。
そもそも『ねまる』というのは出雲弁で『座る』という意味なのです!
そんな藤原さんの講義の中でも印象に残ったのは、『正しい座り方ってどんな座り方なんでしょうか?』という部分でした。骨盤の動きによっては背骨、頭、足、腕の動きや姿勢が悪くなってしまう為、苦しい姿勢になってしまう。その結果悪い座り方になってしまうという例を挙げられました。良い姿勢とは人によって変化してくる為、個別的にみていく必要がありますね。当たり前ですが、その当たり前が難しいですよね。
ではどのようにして良い姿勢をサポートしていくのでしょうか。
骨盤を安定すること、バックサポート(背もたれ)の形状、上から9~10番目の胸椎(背骨の上から16~17個目)を伸ばすといった方法の話がありました。ただし何を目的に良い姿勢をサポートするのかを考えなければなりません。食べやすい姿勢にしたい、手や足が動かしやすくなり活動性を向上させたいのか、目的はその方によって変わってきます。具体的な内容は今後の勉強会で取り扱っていこうと思っているので、興味のある方は気軽に参加してみて下さい(^^)/
最後に実技として参加者様同士で骨盤に触れてみました!特に上前腸骨棘と上後腸骨棘という部分の触診でした。触れるのが意外と難しいので、このような場で色々な方から教えてもらうと、楽しみながら勉強ができます。
今月も非常に有意義な時間を過ごすことができました。
皆さんありがとうございました。
ということで、以上が5月定例勉強会の御報告とさせていただきます。
今後も勉強会の報告を行っていきますので宜しくお願いします。
記録係