11月も後半に差し掛かり寒くなってきました。もう少しで師走ですね。
何となくですが、12月よりも11月の方が忙しく感じるのは私だけでしょうか…。
さて、そんな11月も定例勉強会を開催致しました。寒い中集まっていただいた方々、本当にありがとうございました。
今月の勉強会は、グループに分かれてワークショップを行ないました。ワークショップの内容は①仙骨部の褥瘡に対して②左右に傾いた方のポジショニング(安楽な姿勢の保持)③車椅子を漕ぎにくそうにしている方、等の様々なケースに対してでした。各病院、施設で困っている患者様、利用者様、それぞれの現場での話に及びました。

私が感じたのは、急性期の病院、生活期の病院、生活期の施設によって悩みも様々であり、運営委員ながら「そんな視点もあったのか!!」と気付くことが多々ありました。病院では普通型車椅子(工具を使用し、車椅子の座高や肘掛の高さ等を調節することが難しい車椅子)が多いのに対して、在宅だと介護保険を使用しモジュラー型車椅子(工具を使用し車椅子の様々な部分を調節することが可能な車椅子)をレンタルし、利用者様に合った車椅子の選定がしやすいといった違いもありました。そんな中でもケアやポジショニングの方法等の共通した悩みもあり、意見交換を密に実践できた11月の勉強会でした。
最近は講義形式の勉強会が多かったですので、このような「参加者同士が話せる、相談できる場」を設けることも、今後の勉強会では検討していきたいと考えています。

その他にもクッションや車椅子を用い、実際に座る姿勢のポジショニングを検討、ベッドで褥瘡ができにくい姿勢の検討と、意見交換だけでなく、実技も行うことが出来ました。
以上、11月の定例勉強会のご報告とさせて頂きます。
12月の勉強会の開催は今のところ未定です。随時ブログやフェイスブック等にアップしていきますので、ご確認ください。
最後まで記事を読んで下さり、誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
記録係