学校の事情

面談前、
廊下で
学年主任と
担任が
何やら話していた

面談開始
成績は
あれ？
駄目じゃん

それで
一番の選択は消えた

かなり癖のおありな担任が
それなら
こうしないか？と
打診されたのは
こちらがよていしていないもの

で、
学校の方は
と、これまた選択肢にないところを並べられる

話していくうち
学校の事情や
他の生徒の志望との兼ね合いである事がわかった

あのね
ぼくは
君だけのことじゃなく
他の人の事もかんがえなくちゃいけないの

って
どっかで聞いた台詞

次男なり
考えている事も
こうだからといなされて

じゃあ
この方向で
行きましょうか

で、
面談終了

車に戻り
次男が調べ直したら
担任の思い違いも発覚し
再度
本人が
物申す事にした

学校の事情というより
担任の布教まがいの進学推進の考えの結果で
身から出たサビじゃん

周りの事情より
次男自身の大切な人生の進路だ

朝の件もあるので
母の思惑オーラはなるべく消しましょう

息子よ
自分で決めなされ

朝の会話

三者面談である

成績によって
志望を決めると話していたが
朝
成績が悪かったらどうするか
聞いてみた

うーん
という顔

どうでもいい？
試しに聞くと

うん、と頷く

ぴきっ
母の琴線に触れた

じゃあ、進学やめる？

いやぁそれは〜

それなら、ど真剣に考えなさいよ
悪いけど母は四月に手術するんだよ
それでも仕事してるのだって、
命がけだよ

家庭の事情で進路希望変えさせたくはないとは思うから
進学を認めてるけど
この状況でも進学するつもりなら
貴方も命がけでやれ

声を荒げた私

・・はい


やってしまった
言ってしまった

リンゴを剥きながら内省する

無言でパソコンで
検索している彼に
リンゴを差し出しながら

ごめん、
感情的になった
これがお母さんの悪いとこやね

進学は
お父さんが残してくれた分で
やっていくんやったよね


いやぁ、いくらかお母さん出してくれるつもりあるのかと思って
黙ってた

彼は彼で
とりあえずの算段はあり
一応母をあてにはしていなかった


大学事情はわからない私に
進路についても
彼なりに
考えているのを話す

今の学校も
母の無言の圧力で決めたようなもの
本当は
高校に行って
何が好きか、向いているか
やりたいか
考えたかったそうだ

電気系より
物質系だとは
思うが
専門的にこれとは
まだ決められない、迷う
とのこと

大学の系列や
単位の事や
あれこれ

決められないから
今日の成績如何で
と
なるらしい

そんなこんなの
朝の会話

謝れた私も
多少は母として進歩できたかな

車線変更

路上運転数回目の次男

三角のとこの端まできたら
どうしたらいいの？

？？？

右折のために車線変更するのに
車の間に割り込む事がなかなかできなかったらしい

急に止まったらあぶないで
方向指示器だして
減速して
右車線の車に入れてもらうの待つしかないよね

入れてくれなかったんだもーん

そりゃ焦ったでしょうな

どうか
教習所の車には
寛大な対応を
みなさんに切にお願いしたい