蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

投資の格言

2024-06-03 16:33:34 | マーケット
土曜の日経に投資の格言が載っていた。
株式投資歴50年、親父と侃々諤々『あの会社がいい。この会社はだめだ』と、子供の頃から話し合ったものです。
新聞に掲載されていた格言は大部分は知っていたが、知らないモノがいくつかあった。
ここに再掲します。
1,人のいく裏に道あり花の山(今だったら、半導体株の逆の分野の株に目を向けるようなものか)
2,強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中幸福の中で消えて中で消えていく(日経平均4万円は幸福か?)
3.頭と尾っぽはくれてやれ(現物の長期投資が一番?ヘタなナンピンはするべからず)
4.卵は一つのかごに盛るな(資金が無ければそんな芸当はできない)
5.『もう』は『まだ』なり、『まだ』は『もう』なり(逆に『まだ』は『まだ』なり『もう』は『もう』なりもある)
6.相場は相場に聞け(相場はネットに聞けでしょう)
7.相場は明日もある(デイトレーダーに明日はない)
8.買いは技術、売りは芸術(芸術的売りは長い投資歴の中でたった1回のみ)
9.利食い急ぐな損急げ(利食い千両、損切万両ともいう)
10.二度に買うべし、二度に売るべし(資金の少ない人は手数料の高い1株ずつ?)
11.遠くのものは避けよ(禁煙したのでいくら配当が良くてもJTは買いません)
12.落ちてくるナイフはつかむな(逆張り非推奨?)
13.眠られぬ株は持つな(これが投資の真の格言です。過去に一度だけSBで経験しました)
最後の眠れない・・・は心臓の手術をしなくてはならなくなったときに、ずいぶん長い間不眠になりました。
あの時の気持ちは、なかなか心から離れていきません。
それに比べれば、いくら地獄の沙汰も金次第とはいうものの、胸骨を真っ二つに切る手術しかないと聞かされた時には、超不眠に陥ったものです。

それにしても親父が生きているときにネットトレードがあったらおもしろかったのになぁと思うと残念です。
実祖父も親父も、株の取引には相当自信があり、親父の死後に通帳を見たら、億の金が銀行と証券会社の間を行ったり来たりしていました。
スターリンショックの際には実祖父から親父にTELが入り、『店を担保に金を借り、片っ端から株を買いまくれ』とアドバイスがありました。
その時の利益で田原町を買ったのです。
今だったらさしづめ震災時かコロナショック時の暴落時に株を買いまくれと言ったところでしょう。
理由なくズルズル株価が下がるときは手を出しにくいのですが、事件やショック時には逆張りが効きそうです。


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