たんぽぽ日和

吠えます。
噛みます。
そんな遠吠え日記。

「お兄ちゃん」

2007年12月29日 00時12分21秒 | 奇想天外な家族のなかで
「言ってなかったがお前には兄がいる」

と、父がテレビを見ながらおもむろに言い出したのは10年位前
普通にびっくりして、反応に困ってる私に

父「ほら、テレビでてる」と・・・
その先には、木村タクやが・・・

そして、「オレに似てる。俺の子にちがいない。あれはオレだ」と。
何度も何度も言っていた。10年経っても枯れて木じゃなくて、彼的におもしろさナンバー1だと思ってる

「オレは木村タクやの父親だ」という痛々しいギャグを懲りずに年に何回かは聞かされる。

そしたら、先日
父「あれだな~似てない兄弟ってほんとにいるんだな~。きむたくの兄って、こういっちゃいけないがあんまブサイクだな。あれ。ほんとに兄弟か?」と。

??キムたくに兄がいて、父の知るところになるということはどういうことだ??
何をいってるんだ?

そしたら、「ほらキムたくが兄に怒られてるヤツ(CM)あるじゃん。」と父。

あ。キム兄だ。
そして相手はツマブッキーだ。

私が「あれ、きむたくのお兄さんじゃないよ。そして、怒られてるのもキムたくじゃないよ」というと
父「あれ、お兄ちゃんじゃないのか??そうだよな~にてないもんな~」


と。
父上殿。自慢のご子息をお間違えになったあげく、更にその上の子どもまで増えてますけど。
私のしらないうちに二人も有名なお兄様がいてうれしゅうございます。


そんな父は、最近「犬を飼う」と言いはじめた。
優雅な仙人生活も何ヶ月か続けていると飽きてきたのか、暇になったのか、さみしくなったのか・・家族が増えるみたいです。

母「絶対飼わないわよ!!」と怒り狂う母を尻目に

父「名前も犬種もなもう、決めてあるんだ。名前は『ぴゅう』っていうんだ。」と
毎日「犬の飼い方」や「犬の~」という本を買ってくる父。

父「小さい頃からしっかり育てないと大変なことになるからな」と
なぜか、私に何度も連呼。

・・・・私??妹だろ。
「よく勉強してから迎えないと・・同じ過ちは・・」と勉強熱心な父。

・・・・私??「ごん(以前飼ってた犬)」のことだろ

しかし、その話がではじめてかれこれ数ヶ月経つので
私「ねえ。『ぴゅう』はいつくるの?」
父「(失笑)そんなことオレが分かるか。まだ産まれてもないんだから」


あ。イエス様と一緒で、予言かなんかで「いつかお生まれになる」ということをお聞きになりご降誕を、お待ちになっていらっしゃるのね。

そして、熱心に「犬の飼い方」を読む父。



・・・・・


よくわからないけど。
たのしそうなのでよかったです。。。
『ぴゅう様ご降誕』ののち、我が家にくるのはいつなのだろう。。
予言書を読まなくては。。。


「絶対飼わないわよ」という母は、以前飼ってた犬(ごんちゃん:享年9歳)のときから「犬」に対してあまり愛情がないみたいで、父・私・妹と猛烈に愛していた「ごん」に対して
母「あの犬」と呼び

ごんが我が家にやってきた記念すべき日に

「品物:犬
 値段:五万円」

と書かれた家計簿を見て、幼心に「なんてことを・・」と非常に悲しかったことを覚えている。

そしたら、その「ごん」が来て2日目くらいに
家の台所のマットに「う0ち」をしてしまい、それを知らずに朝、母が踏んでしまった。

するとほとんど半狂乱の母が「だから嫌だったのよ!!なんて飼うの!もうこの!!」と・・・・・



みんなで愛情たっぷりに何時間もかけて決めた「ごん」という名を呼ぶことなく
「犬」よばわり・・


幼心に強烈な母の姿を見ました。

そんなことがあってかなんでか「犬反対運動」を起こしている母。
完全に父よりの私をあきらめ、妹を巻き込もうといま、いい案を考え中らしい。
たぶん、妹も「え~犬いいな~」というに決まってる。。

さてさて・・ぴゅうはいつ我が家へ・・・



今日のつぶやき
いつまでたっても芸能人が覚えられない母
一番の苦手は「美川憲一」
母「びがわよ。びがわ」
私「びがわじゃないよ!いい加減何度言うの?」

母「あ。みがわって紅白何組にでるの?」

(みかわだよ。。もういい加減何年間言い続けるの・・・)


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